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【間取り】注文住宅を建てる際に頭を悩ます寝室の広さについて徹底解説!夫婦2人の寝室は何畳欲しい?

こんにちわ!!ディライトホーム小林です。実際に注文住宅のプランニングに入ってみるとやりたいことと、できればやりたいこと、絶対に叶えたいこと、
様々なレベルの要望が湧いては消え、また湧いてくるようでなかなかどうするかを決められない、なんてこともあるかと思います。

その悩みの一つに、居室の広さは必ずと言っていい程悩む部分です。特に新築で頭を悩ますのは寝室の広さ。夫婦2人が練る部屋ですが、
何畳が絶対に必要なんでしょうか?

福島県、郡山・須賀川・会津若松を中心としたエリアでフルオーダーの注文住宅をご提案しているディライトホームですが、様々な事例をもとに、
主寝室について今回はコラムを書いてみたいと思います。新築以外にも中古住宅等も検討されている方はこちらの記事もご参照ください↓↓

【家を考える人必見】注文住宅?新築?中古購入?何から始めるべきか教えます【住まい探し】

 

注文住宅を新築で建てる時に、プランニングの段階からちゃんと考えておきたいこととして寝室の広さをどうするかという点があります。
家全体の床面積の中でどれくらいの面積を主寝室として充当するかを間違えてしまうと、思い描く理想的な生活はおくれないでしょうし、
不便さを感じる暮らしになってしまいます。

主寝室が狭すぎることでゆっくりくつろげない、休めないということになることを避けるために寝るためだけのスペースなのに広く取りすぎてしまうと
当然他の部屋が狭くなりますので、全体としての使い勝手が悪くなります。全体のバランスを崩さない為にも寝室の広さを決めるポイントをしっかり押さえましょう。

INDEX
夫婦2人で使う主寝室は広めがいいの?
まずは寝室に何を置くのかを考えてみよう
広さと同じくらい部屋の形も大事
過ごしやすい寝室の広さはそれぞれ

夫婦2人で使う主寝室は広めがいいの?

300名を対象に新築する時に寝室の広さはどれくらい確保したいか、アンケートを取ってみると以下の結果となりました。

【質問】
自分の家を建てる時に寝室の広さとして最適だと思うの広さをお答えください

【回答結果】300人中
8畳以上 : 133名
6畳 : 145名
4.5畳 : 22名

調査地域:全国
調査対象:【年齢】25歳から55歳まで
調査期間:2019年10月~2019年12月
有効回答数:300サンプル

自分の家を建てる時に寝室の広さとして最適だと思うの広さをお答えください
という質問に対して、約半数近くの方が6畳と答えています。

・シングルベッドを二つ置ければそれ以外は何も置かないのでスペースを極力削りたい。(30代/美容系個人事業主/女性)
・子育て期間中はワンルームツードアの子供室想定の部屋でみんなで寝る。夫婦二人で寝る為だけに使う寝室は大きくしなくてもいい。(40代/公務員/男性)
・寝る前や起きてからの化粧を寝室のカウンターで、、、とも思ったが洗面スペースを充実させたのでクイーンサイズのベッド一つ入れば問題ないと感じた(30代/会社員/女性)

6畳以上と回答した人のコメントを見てみると、ベッド2台だけ置ければ十分でそれ以上は寝室に望まないという方が多かったです。

また次に票が多かった8畳以上と答えた方のコメントを抜粋すると、

・夫婦と子供2人で4人で寝ているので狭すぎるのは困るかな。8畳は欲しい。(30代/会社員/男性)
・寝ながらテレビを見たりできるようにしたい。狭すぎるよりはゆとりがあった方がいい。(40代/専業主婦/女性)
・タンスやドレッサーなども置きたいので8畳は無いと圧迫感があると思う(50代/パート職/女性)

8畳を選んだ人のコメントを見ると、寝室で何かしたい系と、何か置きたい系で要望が変わることがわかりますね。
6畳の所でコメントされていたように部屋のローテーションによって主寝室を広げないで済む方法や、
タンスなどを置かなくてもクローゼットで賄ってしまう方法など様々あるので、
理想はあると思いますがなるべく主寝室は広くとらない方が全体の満足度につながるかもしれません。

もちろんですが、今回のアンケートでは、6畳がベスト!という感じではなく、6畳でもいい、6畳でもかまわないという意味合い・ニュアンスの回答が多くありました。
寝室に求める機能性と価値を何を想定して答えたのかによって、必要とする広さに差が出たのではないかと思います。
では、これらの結果を踏まえて、寝室に求める広さを考える要点・ポイントを解説していきましょう!

まずは寝室に何を置くのかを考えてみよう

寝室の広さを検討するときにポイントとなるのは、その部屋に何を置くのかという点です。
当然寝室なので、ベッド、マットレス、布団などの寝具は必ず置くと思います。それ以外をどう考えるかという意味合いですね。
と言っても、個人個人で想定している寝室のイメージは異なるので、単純にベッドだけを置く人もいれば、タンスやドレッサーが欠かせない人もいるでしょう。
2人分のベッドでもダブルベッド1台を想定する場合もあれば、シングルベッドを2台並べる場合もありますし、セミダブルベッドが2台やキングサイズクイーンサイズの場合もあるため、それぞれ設置可能な面積が異なります。

新築の場合であれば、パターンとしてタンスは処分してしまい、置かずに、クローゼットに収納すると考えるかたが多いです。
収納量的にはクローゼットをつけてしまうとタンスやドレッサーを部屋の中に置かなくてもよくなります。
クローゼットの扉にベッドが干渉しない様に配置することを考えるだけで検討は済みます。
この際、ベッドサイズはメーカーによってキングサイズ、クイーンサイズなどの呼び名も違えば大きさも違うので確認してから購入することを勧めます。

クローゼットを設けない場合は、収納機能をもつベッドを置くようにするなど工夫が必要かもしれません。
引き出しの出し入れに必要なスペースを確保すると、収納家具を置かなくてもよくなるので省スペース化できます。
寝室の広さを決める場合、このように面積を具体的なものに照らし合わせていくつ置くのか、置く向きはどうするのか、収納はどうするのかを事前に考えておくといいです。

広さと同じくらい部屋の形も大事

寝室をコンパクトにしつつ何を置くかのイメージが大事と書いてきましたが、逆に間取りを決めていく中で確保できた狭いスペースを寝室として使わなければならない、という逆説的なプランも考えてみましょう。寝室として確保できる部屋の面積別に、どのようなものがどれくらい置けるかをまとめると以下の通りです。

4.5畳
夫婦二人の寝室としての最小単位。ダブルベッド1台かシングルベッド2台をギリギリ置ける広さ。
ドアの開閉が内側に開くのは不可能。4.5畳の寝室にするなら、ドアは引き戸にしたほうが無難です。
引き戸についての記事はこちら↓

注文住宅でよく聞く用語集解説!Vol.15 引き戸とは?メリットとデメリット

6畳
ダブルベッド1台かシングルベッド2台を置いても、通路は確保できる広さです。
ベッド以外に例えばテレビを置きたい場合は通路を圧迫しない様に壁掛けを検討するのがベターです。
ベッド周りに広いスペースがあるわけではないので、物を置くのであれば実際には使いにくいというリスクも併せて考えておいてください。壁掛けテレビの記事はこちらです参照ください↓↓

【注文住宅】壁掛けテレビは裏の配線が命!【ディライトホーム】

8畳
ダブルベッド1台mシングルベッド2台を置いても大分ゆとりがあります。通路が十分確保できます。周りにテレビボードを置いてテレビを設置できますし、カウンターを設けてパウダーカウンターにもできます。

10畳
セカンドリビングといっても良い程の広さです。ベッド以外置かないのであれば広すぎてもったいないと思われます。
子育て時期で家族4人で寝るなどのパターンで、のちに仕切って子供部屋2部屋に分ける予定の部屋等をこのように使うのもありです。

広さと同時に部屋の形にも注意を

部屋の広さがテーマになっているので、広さに執着しがちですが、寝室は広さだけでなく、部屋の形が重要です。
形によっては使いにくい部屋になってしまうリスクもあります。洋室の場合、同じ面積でも縦横比で使い勝手が変わりますし、凸凹があると使いにくい部屋になる場合もあります。家全体のコスト感が知りたい方はこちらをご参照ください↓↓

【住宅ローン解説】住宅ローンの返済額の適正金額【資金計画のお話し】

形によっては同じ面積でも大きめのベッドがおけなかったりという事例もあるので、
置くのがベッドのみなら正方形の部屋型、ベッド以外にも家具も置くなら長方形の部屋型がお勧めです。
寝室をコンパクトにしつつ、ダブルベッドなど横幅が広いベッドを置こうとすると、ベッドの向きに関わらず通路のスペースは取りにくくなります。

最初から置きたいサイズのベッドがあれば、それ確実に入る広さを検討してください。人に合わせて寝室を作れる、これは注文住宅ならではのメリットですね。
プランを依頼する前の段階で実際に寝室に置くものを考え、それらが置ける大きさ、幅・形に寝室を設計してもらいましょう。

過ごしやすい寝室の広さはそれぞれ

いかがでしたか??今回は寝室の面積にスポットライトを当てて記事にしてみました!
ゆったりとくつろげる寝室の概念は人それぞれですが、何が必要かを考えたうえ何を重視するか優先順位をつけてどれくらいのスペースが必要になるかを考えた上で、
依頼を掛けましょう!

大満足な注文住宅を建てる為にお役に立てれば幸いです。

福島県、郡山市、須賀川市を中心に注文住宅をご検討中、メーカー選定中、マイホーム計画検討中の方はぜひDELiGHT HOMEへ!
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