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【外構について】カーポートのメリットとデメリットを解説!便利な工夫も紹介【駐車スペース】

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こんにちわ!!ディライトホームコラム編集部です。

今回の特集はカーポートについてです。
ガレージ・車庫を作るほどの費用、スペースはないけど、濡れずに駐車できるカーポートを創りたい!!とか、
冬場に車に積もった雪下ろしをしないでも出勤できるようにしたい!というお話はよく聞きます。カーポートは最近では車を停めるスペースとしての価値だけじゃなく、おしゃれにDIYをして機能性や付加価値まで求める時代になりました。

エクステリアの中でも価格的に手を出しやすく利用頻度利用価値が高く、需要もまずまず高いカーポートについてご紹介していきます。
カーポ―トの役割、車庫ガレージとの違い、メリットやデメリット、ホームセンターで購入できる手を出しやすい値段感の物でのDIYについて解説しますので家づくりにぜひ活かしていただけたら幸いです!
デメリットに関してはデメリット解消のポイントとテクニックもお伝えします。

頼りになるSUUMOさんの記事はコチラ

1 カーポート(carport)とは?いまさら聞けない概念的な話

カーポートって何?と改めて考えてみると自宅に設置する意味や役割を再確認できるかもしれません。
文字にすると【カーポート】とは、簡易的な柱と屋根がかけられている車庫のことです。
YKKAPやLIXILから商品が供給されていて、1台用、2台用、3台用、4台用位(4台用よりも2台用を2つ作った方が価格的にというか値段的に安くなることも多いです)まであり、サイドパネルや天井がアクリルで内部に光が差すタイプのおしゃれな商品もあります。一昔前は業者に施工依頼するパターンが多かったですが最近ではホームセンターなどでも請け負うことが増えてきました。
東北で施工する場合はエリアごとに積雪の荷重も30cmから150cm程度まであり、施工エリアによって選定します。
玄関の前、道路に隣接している駐車スペースにアルミまたはスチールの金属製の柱を建て、その上に折版等の屋根が設置されるポピュラーな形です。
吹き込みがきつく愛車を守りたい場合はサイドパネルを施工するなどします。愛車を完全に覆ってしまうガレージよりは安価で施工することが可能です。機能性的には電源を持ってきておいて夜間に照明が付く施工なども最近は増えています。
※カーポートの床面は土間コンクリートで施工することが多いです。2台用の土間面積でおおよそ6m×6mで36㎡を想定することが多いです。

自宅にカーポートを設置する目的や意味は、主に下記のとおりです。
・愛車を雪や雨風、紫外線、黄砂などから守れる
・朝急いでいる時に雪下ろしせずに車に乗り降りでき雪下ろしせずとも出発できる。また乗降車の際に雨や雪に当るのを防げる
せっかくおしゃれに家を建ててもカーポートの色と外壁の色合いとどう合わせるかによって見え方も変わるのでこちらの記事も参考にしてください↓↓

【おすすめ外壁紹介】新築するとき選びたい外壁の種類とメンテナンスについて解説【STO】

福島県で新築する際にカーポートを検討する方が70%程度いらっしゃって、
実際の施工率は50から60%です。家づくりの際には冬の雪対策としての検討が多く、折板タイプの屋根のカーポートが多く施工されています。
※カーポート施工率が東北で一番高いのはお隣山形県で全県でのカーポート施工率が日本一高いと言われています。

2 カーポートのメリットとガレージとの違いについて

カーポートは様々なメリットがあります。ガレージとの違いを見てみましょう!
まずカーポートの施工メリットは以下の通りです。

2-1 愛車を雨風・雪にさらされることから防ぐ。また紫外線による表面塗装の劣化や、空から鳥の糞が降ってきて汚されるの防ぎます。

カーポートの一番大きな役割は、雨風や雪、紫外線などから車を守ること。
また、鳥の糞が車に当たって汚れたり、傷んだりするのも防いでくれます。
車が汚れる回数を減らすことで、面倒でもある洗車の回数を減らすことができます。
車体の表面では塗装の劣化を遅らせる効果があり、夏の暑い日には、直射日光から守ることで車内温度の上昇からも守ります。
また、これらを叶えようとした場合にガレージよりカーポートの方がコスパが良く、お値段が安いこともメリットです。

2-2 乗車、降車時に、雨や雪で濡れることを防ぐ

降雨や降雪時のカーポートの役割は大きく、車に乗り降りする際に、運転手はもちろん同乗者の方が雨・雪等で濡れるのもカバーしてくれます。玄関ポーチからカーポートまでのアプローチ部に屋根がある配置になっているタイプの住宅であればさらに雨の日も安心です。
お子様連れで、買い物した後に大量の荷物を持って、傘をさせない状況で車に乗せる、降ろすというシーンはなかなか大変です。
そんなシーンでもカーポートが大活躍!傘なしで楽々乗降可能になります!

3 カーポートの役割

カーポートを施工すると玄関や駐車スペース周辺の除雪範囲が少なくなることに加え、車体に積もる雪下ろしの手間が減ります。
雪が降る東北にお住いの方は冬に【出かけよう!】と思ったら、車までの除雪、車の雪下ろし、接道までの除雪が必要です。
車にガリガリでなかなか下せない大量の雪が積もっているそんなシチュエーションが良くあります。
除雪は結構な重労働ですし、出かける前に大汗をかいて作業してからとなると、疲れてしまいます。当然出発までに時間が迫って、間際になってくるとハラハラすることもあります。
カーポートの配置によっては、除雪範囲が大幅に縮小されます。道路にすぐ出られる位置であり、玄関から濡れずにたどり着ける位置を意識して配置しましょう。おしゃれな玄関についての記事はこちら↓↓

【オシャレ玄関】注文住宅の見た目は玄関で決まる【デザイン住宅】

ガレージより簡易的な設備であるため工事期間も短く当然ながら価格も安く収まります。※土間と合わせて選ぶカーポートによりますが100万円程度のコストです。
ガレージを個別に建てようとすると最低でも300万円~500万円することを考えるとコスパが良いと感じる方も多いと思います。
ガレージよりも小規模スペースに設置できる為敷地面積を取らないので、狭めの敷地でも設置しやすい特徴もあり、ガレージと比較すると周りがふさがれてないので圧迫感も少ない仕上がりです。

4 プロが教えるカーポートのデメリット解消法

メリットがあれば当然、カーポートにはデメリットもあります。どんなデメリットがあるか把握しておくことも重要です。
デメリットの解消方法も併せて解説と紹介します!カーポートを検討する際に参考にしてください!

★駐車時、乗り降り時に柱が邪魔になる場合がある
カーポートは4本柱タイプ、6本柱タイプが多いですがどちらにしろ運転席側もしくは助手席側に柱が来る形に車を止めてしまうと厄介です。
平置き、野ざらしの駐車スペースと違って屋根を支えるための柱が必ずあるので、駐車する際には乗降時に邪魔にならない様に気を付けて車を止めましょう。
駐車が苦手な方でも毎日の習慣によって必ず駐車はうまくなっていきますから大きな問題ではありませんが、カーポートの配置や道路からの乗り入れ角度によって停めにくさを感じる場合もあるかもしれません。
そんな場合は、価格は通常のカーポートよりも高い商品になりますが、屋根を支える支柱が片側しかないタイプのカーポートもありますので検討してみて下さい。※雪が降るエリアでは選べないこともありますのでご注意を。

★折板屋根で光が通らず圧迫感に繋がったり玄関前が暗くなる場合がある
金属の光を通さない屋根があるため、どうしても閉塞感や圧迫感を感じることがあります。カーポートの周囲が日陰になり玄関周りが暗い印象になってしまう場合もあります。
玄関前のファサードスペースは開放的で明るく使いたい人も多いはずですよね。
そんな際は、明るい色の柱を使ったり、屋根材をオプションでアクリルの透光性があるものに変更したりすると効果があります。
また柱が長いタイプで屋根の位置を高くする施工もあります。光を多く取り入れる工夫で圧迫感を減少させられますが、こちらは雪などが吹き込むことも多くなる為デメリットもあります。
明るさが気になる際は思い切ってスポットライトなど照明を増やして灯りを足すのも一つです。

★雨風は完全には防げない!ちょっとは吹き込んできます
カーポートは基本的に構造壁で防がれているガレージと違いサイド面は基本的にオープンな仕様の設計なので、横から吹き込みは防げません。
吹き込みが激しいエリアで横を防ぎたい場合はメーカー純正品でも各種サイドパネルがありますので検討してみるといいでしょう。
※本体よりもサイドパネルが高い場合もあり、値段がまちまちなので注意してください。素材によっても大幅に値段が違います

5 まとめ

いかがでしたか?自宅の駐車スペースとして2台用や3台用のカーポートが設置されている住宅のファサードはかっこよく見えます。
雨風や紫外線から車を守り、ドライバーはもちろん、同乗者の方が雨や雪に濡れるのを防いでくれる機能もあります。
車庫・ガレージよりも簡単な設備なので、設置費用が安いのもメリットとなります。
また、ホームセンターなどで購入できる照明やポリカーボネート製の素材を買ってくればDIYでより機能的でおしゃれなオリジナルなカーポートにも可変可能なのでDIYが好きな方はチャレンジするのも良いですね!

メリットを生かしつつデメリットが薄くなるように工夫しながら設置の検討をしてくださいね!!

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