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【おすすめ外壁紹介】新築するとき選びたい外壁の種類とメンテナンスについて解説【STO】

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さて、今回のコラムテーマは家を構成する要素として当たり前すぎてなかなか触れられる事が少ないかもしれない【外壁】についてです!注文住宅を建てる際にフルオーダー、自由設計系の会社であれば種類が選べる場合もありますので、ぜひ参考にしていただいて自分達の為だけの家造りに活かして下さい。

新築の注文住宅に限らず住宅に使われている外壁の種類って結構沢山ありますよね。
それぞれの外壁の種類や特徴によって、デザイン、質感、メンテナンス性、費用、ランニングコスト・・・などが大きく変わってきます。
デザイン性を重視する注文住宅の新築では、外壁の選定は外観のおしゃれさを決める重要な要素だと言えます。
今回は住宅を語る上でよくテーマになる外壁についてお話したいと思います。
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そもそも外壁って何??

住宅を含め、建築物には「外壁」が存在しています。
外壁のことを簡単に説明すると住宅の構造躯体の外側にある壁のことですね!!
当然、外壁の役目は雨や風はもちろん、我々ディライトホームが家づくりをさせていただく、郡山や須賀川でも雪が降りますし、激しい日差しからも建物本体や中に住む人を守ってくれるものですね。

外壁材の種類とは?表を用いて価格相場を紹介

外壁材名材質価格相場(1m2当たり)程度メンテナンス周期(年)程度
窯業系サイディングセメント・繊維質材4,00010
金属系サイディング鋼板5,00010~15
木質系サイディング杉・レッドシダー6,00010未満
樹脂系サイディング塩化ビニル樹脂6,00015
モルタルセメント・砂2,00010未満
漆喰消石灰・のり・繊維質の材料3,000
ALCボードコンクリート9,00015
タイル粘土8,00015

1.サイディング

初めにサイディング材を紹介します。サイディング系の材料を大きく4種類に分けて紹介します

1-1.窯業系サイディング|3,000~6,000円/m2

窯業系サイディングとは、80%がセメントで、繊維質と増量材が残りの20%を構成している材です。
一番多く目にしたことが多いのではないでしょうか。多くの住宅で採用されていて、全体使用率が約80%を占めていると言われています。一番よくある外壁材ですね。

メリットデメリット
・耐久年数が長い
・種類が多い
・施工が早い
・防水性がやや低い
・シーリングが多くなる

注文住宅の外壁の話 vol.3 窯業系サイディング

1-2.金属系サイディング(ガルバリウム)|4,000~7,000円/m2

金属系サイディングの一種で、金属の板である鋼板に、合金をメッキしたものです。正式名称は、ガルバリウム鋼板です。「ガルバ」や「GL鋼板」とも言います。表面は鋼板で施されていて、裏には断熱材が施工されています。家の屋根の素材とかにも使われていますね。

メリットデメリット
・シンプルでおしゃれな外観にできる
・断熱材が付いていることによって、断熱性に優れている
・耐凍害性に優れている
・耐震性に優れている
・金属系の材料であるので、錆が発生しやすい
・表面の層に傷がつきやすい
・酸性雨、塩害被害を受けやすい

注文住宅でアクセントとして使われることもある材です。金属サイディングを外壁に用いることで、他の外壁材にはない質感を出すことができます。金属光沢もあるので、シンプルながらも、スマートな印象を持たせることができます。デザイン住宅では、アクセントとして金属サイディングを用いられていることがあります。
金属サイディングの中には、断熱材が入っています。一見金属だと、熱いし冷たいというイメージが付きがちです。しかし実際は、中の断熱材のおかげで高い断熱性を発揮します。
凍害とは、材の中に含まれている水分が凍った状態と液体の状態が繰り返されることで、劣化が引き起こされることです。食品を冷凍して解凍したときに出てくる水の液体が建物の外壁で起こるイメージです。金属系サイディングは、内部に水分がほとんど含まれていないので、この凍害が起こりにくく、耐凍害性があるということです。へこみなどにはめっぽう弱いので、注意が必要です。

注文住宅の外壁の話 vol.2 ガルバリウム鋼板

1-3.木質系サイディング|5,000円~8,000円/m2 

木質系サイディングは、その名の通り木を材料に使っているサイディング材です。木ならではの質感を求める方にとっては、とてもいい材料ですね。
しかしながら、木質系サイディングの特徴として、耐火性が低いことがあって、防火関係が厳しい地域では、使うのが難しい場合があります。

メリットデメリット
・木ならではの見た目にできる
・断熱性に優れている
・無垢材よりも耐用年数が長い
・防火性能が低い
・価格相場が高め
・定期的な塗装のメンテナンスが必要

1-4.樹脂系サイディング|6,000円~9,000円/m2

樹脂系サイディングは、「塩化ビニル樹脂」というプラスチックを主原料とした外壁材です。日本では施工できる業者があまり多くありません。施工にコーキング剤を使わないため、メンテナンスが少なくて済みます。しかしながら、木質系サイディングと同じく、日本で施工できる業者が少ないです。

メリットデメリット
・メンテナンスの手間が少ない
・塗装剥げがない
・日本では、施工可能な業者が少ない
・デザインが限られている
・価格が高い

2.塗り材

メリットデメリット
・外壁のつなぎ目ができない
・カラーバリエーションが豊富
・コストパフォーマンスが良い
・ひび割れが入ることがある
・下地によって性能が左右されることがある

塗り壁は他の材に比べて、材を塗るという施工なので、自由度が高い材です。壁に貼る施工ではなく、塗る施工なので、つなぎ目ができなく、とてもスタイリッシュなデザインになります。また、シーリングの交換や、定期的な塗り直し等も必要ないので、メンテナンス性が良いです。
デメリットとして、塗り壁に大きな衝撃が加わった際に、ひび割れが入ることがあります。また、会社の施工によって、出来栄えや建物内部の性能に大きな差が生まれます。この点は、実際のモデルハウスや住宅展示場でその会社の施工能力を見ることがとても大切です。

2-1.モルタル|1,500~4,000円/m2

モルタルは、窯業系サイディングの次に日本でよく使われている材になります。モルタルは、防火性・耐火性に優れている材料です。

2-2.漆喰|6,000円/m2

漆喰は、消石灰(水酸化カルシウム)とのり、繊維質の材料を混ぜたものに水を混ぜて作られる気硬性の材料です。

注文住宅の外壁の話 vol.5 塗り壁

3.ALCボード

そもそもALCとは、何でしょう?ALCとは「Autoclaved Light weight aerated Concrete」の頭文字を取ったもので、高温高圧蒸気養生にて生成したものです。日本語に訳すと「軽量気泡コンクリート」といいます。

メリットデメリット
・耐久性が高い
・断熱性・耐火性が高い
・遮音効果が高く軽量
・つなぎ目が多い
・防水性が低い
・費用が高い
・デザイン性が低い

ALCの強みはやはり、耐久性や耐熱・耐火性です。耐久性とはその名の通り、丈夫さを表すもので、コンクリートを高温高圧蒸気で養生しているので、高い耐久性を有しています。耐熱性・耐火性に関しては、国土交通大臣認定の耐火構造材で、国も認めた高い耐火性能を有しています。軽量というのもポイントで、「建物が軽い=各部材にかかる力が小さい」ということなので、同じ耐久度の建物であった場合、より軽量な建物の方が、耐久性が高い建物ということになります。しかしながら、外観デザインがどうしても単調になりがちなので、かっこよく作るのが難しい外壁でもあります。実際に雪国で施工する際は注意が必要で外壁内に浸透してしまうと内部で凍結し、爆裂して外壁がボロボロになる等の凍害被害も起こりえます。表面の塗装に耐水性のある素材を用いればある程度防げますが、完全ではないので注意が必要です。

 

4.タイル

タイルはとても種類が多くい材です。レンガのサイズを基準に作られたものから、細長いものなど、サイズだけでも多くの種類があります。また、質感も様々です。タイルはセキスイハイムさんや、一条工務店さん、積水ハウスさんなどで標準採用されている外壁でもあり各社オリジナルの商品を持っています。

メリットデメリット
・高い耐久性
・タイルならではのデザイン性
・剥離の可能性がある
・初期コストが高い

タイルでは、高い耐久性とデザイン性を実現することができます。一度はタイル調の住宅にあこがれたことがあるのではないでしょうか。窯業系サイディングでも、タイルを模したデザインの下は数多くあります。
デメリットとして、タイルの剥離の可能性が生まれてしまうことです。もしも、2階の外壁のタイルが剥離して、下の人に落ちてきたということになれば大きな事故になりかねません。また、タイル自体の値段に加え、職人が1枚ずつ貼っていくので、施工にかかるコストも高くなってしまいます。その結果初期コストが高いということに繋がります。

注文住宅の外壁の話 vol.4 タイル

外壁材を選ぶ前におさえておきたいポイントとは?

1.見た目や費用といった重要視するポイントを明らかにする

外壁を選ぶ際には、自分ややりたいデザインの見た目をあらかじめ決めておくことと、費用感を決めておくことがとても大切になります。

2.こだわりがない場合は「窯業系サイディング」がおすすめ

窯業系サイディングは、長い耐用年数と低価格を実現しているので、非常にコストパフォーマンスがよい外壁材です。全体使用率が約80%を占めていると言われていることからもわかりますね。

外壁の3つの選び方とは?

選び方① 価格

1つ目に大事になってくることは、やはり価格ですね。外壁はお家づくりの中でも、金額的にも大きな割合を占める箇所なので、しっかり、全体の資金計画から外壁の種類を選ぶことが大切です。

選び方② 耐久性

2つ目に、耐久性です。外壁は、直接外気にあたって、お家を守ってくれる役割を果たします。そのため、建築材料の中でも屋根に並んで劣化がしやすい箇所です。そのため、耐久性はとても大切な項目です。

選び方③ デザイン性

3つ目にデザイン性です。外壁はお家の印象を決めるのにとても大切な箇所です。そのため、デザイン性は外壁を決めるうえでとても大切な要素です。

高いデザイン性を求めるなら塗り壁がおすすめ!

外壁の選び方によって家の外観のイメージはほとんど決まってしまうといっても過言ではありません。
デザイン性とメンテナンスのしやすさで選ぶのがおすすめの選び方なのですが、コストパフォーマンス、メンテナンスを評価に加えると塗り壁が頭一つ抜けているように思います。建物全体を包み込むように施工する塗り壁では必要としない、材同士のつなぎ目のメンテナンスが必要になってくるものがほとんどです。定期的なメンテナンスは、思いのほか金額かかさむものです
また、デザイン性で見ても、塗り壁は全体をスタイリッシュに見せるのにとても適しています。

STOの特徴

ディライトホームの標準外壁は、、、塗り壁でSTOを使っています。
ディライトホームでは塗り壁外壁の中でもSTO(シュト)というものを扱っています。
デザイン性が高く、性能を求める注文住宅を扱っているDELiGHT HOMEにピッタリの外壁材です。
STOの塗り壁は、デザイン性に優れているのは、もちろんのことメンテナンス性にも優れています。
表面の特殊な加工のおかげで、水をかけるだけで、おおよその汚れを落とすことができます。

外壁材に関するよくある質問

次に外壁材のお話をしたときによくある質問を解説していきます!

Q1.外壁材の種類に見分け方ってある?

ご自身のお宅の外壁を見分けるには、お家を購入した時の書類をみるのが一番早くて一番確実な方法です。仕上げ表や仕様書というものがあれば、使われている外壁材の品番まで知ることができます。

もしそういった書類がいない場合には、今回のコラムで書いたことを参考に外壁を見てみてください。

Q2.外壁材のの人気ランキングは?

人気な外壁だと、やはり窯業系サイディングですね。全体の7から8割を占めています。次いで、モルタル、金属系サイディングになっています。

Q3.外壁材の補修方法と費用はどれくらい?

外壁の補修方法には、一部なのか、全体なのかや、破損のぐわいによって変わってきます。
部分修理ですと、外壁の一部が破損したときに行われます。窯業系サイディングだと、コーキング材の補修や、割れが生じやすい材だと、ヒビの補修などがありますねね。

まとめ

いかがでしたか?注文住宅の新築を考える際には内部はもちろん外観デザインにもこだわりたいですよね?
STOの撥水効果を実際に見たい方はディライトホームの安積モデルにご来場ください。
素晴らしい性能をご覧になっていただけると思います。たまにラップサイディングなどの施工もしています。

家造りを通してお客様の叶えたいデザインや要望に外壁の選び方は大きくかかわりますね!

 

福島県、郡山市、須賀川市、会津若松市周辺地域で新築住宅や注文住宅、デザイン住宅を検討中の方、建て替え、土地購入からの方、リノベか新築か検討している方、ローンの相談、建てたい家の相談はぜひディライトホームにご相談ください!
【注文住宅 郡山】のワードランキングで上位にランクインしているディライトホームのスタッフが丁寧に対応いたしますので、ぜひモデルハウスにご来場ください
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