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【プランニング】デザイン住宅で玄関は何畳必要?広さ目安とポイントを解説します【注文住宅】

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こんにちわ!!ディライトホームコラム編集部です。

さて今回は玄関の話です。家の入口なので利便性良く、無駄なスペースにせずにうまくとりたいですよね??
ギャラリースペースを設けた玄関などは憧れの対象ですし、「新築で注文住宅を建てるなら広くて素敵な玄関にしたい」
漠然とではあるもののこのようなことをお考えのお客様も多いはずです。玄関のデザインや概念に関する記事はこちらも併せてお読みください!

【オシャレ玄関】注文住宅の見た目は玄関で決まる【デザイン住宅】

夢は大きくですが、実際の現実問題として実際に建てるとなると、何を優先するかにより変わってはきますが「玄関は何畳分スペースを取ればいいかわからない」と考える方は多いのではないでしょうか?
毎日通る場所なので、完成後に思ったより狭いとか、小さい、使いにくい、しょぼい、なんてことにならない様にしっかりと検討したいものです。

今回は玄関の広さ、広がりをポイントとして、各畳数ごとに特徴やこのくらいの広さがあるとこんなことができるよという内容を、
畳数の目安をお伝しながら、広さを決めるヒントとして使っていただけたら幸いです。建築実例をご紹介しつつ玄関にこだわりたい人も、
不便でなければいいという方も参考になればと思います。

注文住宅をご検討中の方は、ぜひ玄関の広さの参考にしてみてください

頼りになるSUUMOさんの参考記事もご確認ください

1. 最近多く採用されている玄関の広さは3畳程度が多い(1.5坪)

全国的な標準的玄関の広さは約3畳(1.5坪)と言われていますが、郡山市、須賀川市はもとより東北地方、福島県全域に言えることですが、
雪対策の道具を置いたり、自家製の野菜を置いておいたりする用のスペースを考えると出入り以外にもスペースを要することも考えなければならないかもしれません。
新築の注文住宅の場合、一般的な真四角に収めるやり方ではなく、斜めにカッティングを入れたりすることで上がり口の幅を広げたり等の工夫も有効です。
あくまで標準的な一般住宅の玄関広さがおおよそ3畳(約1.5坪)程度とされているだけのお話しです。

内容物を分解していくと玄関は、
・玄関部(土間・たたき)
・ホール部
・収納部 この3つに分けられます。

3畳であれば各スペース1畳と見てそれぞれ確保することができそうですね。この感覚が大事です。
収納はシューズクローゼットや土間に可動棚収納を設けるのがトレンドかもしれません。
何度も言うようにあくまでも標準的な広さの話であり、プランによる工夫等で一戸建てにおける玄関の広さを
何畳にすればベストな玄関になるかは、その家一戸一戸で異なります!

2 畳数ごとにどんなことができるか特徴を書いてみる

平均が3畳というお話をしましたが、2畳、3畳、4畳と刻みで玄関の特徴をそれぞれ書いてみます。

2.1 コンパクトな2畳の玄関について

コンパクトな2畳の玄関は、大まかな目安として3~4人家族向けの玄関です。
玄関部が1畳、ホール部が1畳になり、ユニット型の造り付けの収納(I型や二の字型などの既製品で一般的な靴箱)を設置します。
上で書いたように玄関の大きさ3畳に対して、1畳分は収納とするケースが多くなっています。玄関における体感的な広さ感としてはあまり変わらないともいえます。
マンション等の玄関については大体の建物が2畳を採用しています。
そのように考えていくと、2畳でも十分に収納まで設けることができるといえます。
お子様が小さい時期で、玄関にベビーカーや遊具、三輪車などを置くのであれば、その時期は少し手狭く感じると思います。
玄関にこだわりが無く、玄関よりもLDKや居室など他のスペースに面積を使いたい場合や、お住まいになる家族の人数が多くない場合はいいと思います。

2.2 標準的な3畳の玄関について

平均的な広さの3畳の玄関は、おおよそ4~5人で生活暮らす家族向け玄関とされています。
上述の通り、全国的な一番標準的な広さです。
収納スペースを増やせばその分その他のスペースは狭くなります。間口の広さや形等に注意しつつバランスや配分を考えると素敵な玄関が作れます。
基本的な概念として、玄関の間口が横に広く見えると広さを感じさせられるので、斜めにするのも有効な手法です。
シューズクロークやトイレ、階段などへの導線も意識しながら、ホールを創ると同じ3畳とは思えない広がりを演出できます。
また、ホールは廊下への接続部でもあるためなるべく単独の廊下スペースにしないことで、省スペースを意識しつつ奥行きを感じさせるとより広く見える、感じる玄関が作れます。
3畳スペースの玄関は、広さとできる事のバランスが良い玄関を創れるので標準的(4から5人暮らし)な家族構成のご家庭に向いていますね。

2.3 大きめ?!4畳以上の玄関について

4畳以上の比較的大きめの玄関では、5人以上が暮らす家の規模間とすると良いのかもしれません。
玄関スペースとして4畳以上取れる玄関では、前述の各スペースにゆとりが生まれるため、ベンチを設けたり、回遊型の家族玄関であったり、広々とした収納も作れます。
また観葉植物を置く場所や絵画等のディスプレイスペースなどを設けても、圧迫感なくまとめることができます。
当然、ですが玄関を広くする=ほかのスペースが小さくなるでもあるので、1階の他のスペースに干渉しないバランスで考えていくべきです。
4畳以上の広さがある玄関は、そもそもの広い玄関にこだわりのある方や住まれるご家族の人数が多い場合、また来客が多いご家庭向けとなります。

3 迷ったらもう一度読んでほしい玄関の畳数を決めるポイント!

ここまでを読んでいただいてなんとなく自分たちの玄関の広さ・イメージは湧いてきていますか?
せっかくですから自分たちの好み、ニーズ、やりたいことにマッチする空間にしたいですよね。
実際に玄関の大きさ、広さを決めるポイントをまとめてみます。

3.1 出入りする延べ回数、延べ人数は当然家族構成で決まる

出入りする回数は、家族の人数や家族構成で決まります。これは玄関の広さを決める上でとても大切な、外すことのできないポイントになっています。
ただ、おうちづくりをしたことのない人だと、何人で何畳程度が必要なのかというのはイメージしにくいですよね。前述の記事でも少しだけ触れましたが、何畳のスペースが何人家族にオススメなのかをまとめると以下ようになりますのでご参照ください。

コンパクトで良い派 2畳 3~4人家族
標準サイズ希望派 3畳 4~5人家族
大きくしたい派 4畳以上 5人家族以上
家族構成において男女割合を比較して、女性が多いと靴の数が多くなると言われています。※あくまでも一般論です。
また、お子さまの数が多い場合やお年寄りと同居される二世帯住宅などの場合、玄関で介助が必要な場合もあるので、玄関に同時に2~3人は入れる、座れるスペースがあると、
外出の際や帰宅時にも窮屈さを感じない玄関になります。
朝の仕事にでるタイミングや学校に出る時間帯がかぶりそうか、家族全員でどこかに出かける機会が多いか等、
ご家族の何人かが複数で同時に玄関にいるシーンがどの程度あるかをシミュレーションしつつ頻繁にあるのであれば毎回のストレスにならない様にするのもおすすめです。

3.2 とはいえ家全体の広さのバランスが重要

とはいえ、玄関の広さに執心し過ぎずに家全体の広さを考えることも重要で、バランスも大切です。
全てを理想通りに叶えようとすれば当然費用は際限なくかかってしまうので、全体のバランスを見つつ、
家の全体の坪数ごとのバランスで補正する感じがいいかもしれません。それらを考慮してまとめると以下のようになりますので参考にしてください。

25~33坪の住宅 2~3畳
33~40坪の住宅 3~4畳
40坪以上の住宅 4畳以上
住宅本体が広く大きいのに玄関があまりにも小さいと、アンバランスで使い勝手も悪い印象になります。
反対に家全体がコンパクトなのに対して玄関を大きく広くしすぎてしまうと、他のスペースが矮小化してしまいます。
ケースバイケースにはなりますが家全体が33坪程度の場合、プランや要望によっては玄関を2畳程度にして他のスペースを広げた方がよいケースも当然あるので、
家全体の広さや使用用途、要望、間取りから見たバランスもしっかり考慮検討して決めていきましょう。

3.3 何をしまうのか、から決めていくと無駄に広くし過ぎない 逆にどんな玄関収納にしたいかから追っていくと無駄が多い傾向にある

意外と陥りがちなミスですが、今いる家の物すべてが入るように収納を増やさなきゃ!!!という方いますよね?
そういう考え方もありますが、よく考えてみると、その大半のモノが必要ないものだったり、1年以上動かしていないものだったりしませんか?
持っていくもの、持っていかないものを選別して必ず【処分】を行ったうえでのイメージを作ってください!引っ越しに伴い当然家具や家電で新調するものがあるはずです。
家財に関しても同じです。増やす分捨てる、これができていないと延々とものが増えすぎて整わない新居になりかねないので捨てることの大事さを一旦考えてみてください。

その上で、玄関収納には最低でも靴の収納場所は必要不可欠となります。現状何足あるのか、履いて無いもの、今後履かないものを処分すると家族で何足あるのか把握してみてください。
その上で、余裕を持って収納できるスペースを取るという考え方であれば十分収まるスペースを構築できるはずです。
また、アウトドア用品、ベビーカーの置き場、ゴルフバック、お子様の部活の道具、そういった実際に置くものを検討していくと実際に置くものに即したスペースが見えてくのではないでしょうか。
玄関には一般的に造り付けの収納、シューズクローク、土間収納、可動棚を設置します。
その中で、東北は雪が降るのでアウターを掛ける場所や、自転車なども収納したいのであればそれらも考慮の上でカタチを検討してみるといいでしょう。
デザインや雰囲気からどう作りたいかを追っていくとスペックオーバーの玄関になるので、置くものから追っていくことをお勧めします。

4 ディライトホームの玄関実例あれこれ

実際に建てていただいたお宅の玄関を見て、自分たちの家の理想の玄関をイメージしてみてください。

4.1 玄関の実例その1(須賀川市Y様邸)

土間にモールテックスを使った収納力とデザイン性劣化耐久力に優れた玄関
こちらの例は、土間にデザイン性と耐久性の良いモールテックスを使った玄関で、シューズクロークを設けています。
ホールから二階につながる階段が奥行きを演出しており、解放感が素晴らしいです。
施工事例はこちら↓

福島県 須賀川市 Y様邸

4.2 玄関の実例その2(田村市S様邸)

コンパクトにまとめつつも回遊型で家族玄関とお客様用を分けている機能性重視の玄関
こちらの例は、玄関自体はコンパクトにまとめていますが、無駄なスペースが無くかつ家族の導線とお客様の導線をわけつつ、
家族が玄関で被っても双方を利用することでスムーズに出入りできるという形です。
施工事例はこちら↓

福島県 田村市 S様邸

4.3 玄関の実例その3(郡山市T様邸)

店舗併用住宅で使いたい用途に合わせてカスタマイズされた玄関
こちらの例は、二世帯住宅+店舗併用型という要望をうまく取り入れた玄関です。
後に上と下を分離して賃貸に出すことも想定した形でもあり工夫が凝らされたものです。
施工事例はこちら↓

福島県 郡山市 T様邸

まとめ

いかがでしたか?玄関の広さや実例を交えた解説を見ていただけたことでやりたいことのヒントになったのであれば幸いです。
3畳を基準に考えつつ、個々のご家庭に合わせて異なる要望を盛り込んでいくと素敵な家造りになりますね!
書いてきたように広さを決めるときのポイントは、住む家族の人数や家族構成、全体面積とのバランス、玄関収納の量と種類を複合して考えてください。
これらをまんべんなく満たすように検討して、建てた後の広さにたいする後悔がないようにしましょう。
面積としては同じ広さでも、配置の仕方、デザイン、プランニング間取り等の工夫で広く見せることも出来ます迷っている方はぜひディライトホームにご相談下さい。

玄関は家族の皆様が頻繁に使うスペースです。
ちょうど良い広さ、ちょうどいい使い勝手、飽きの来ないデザインでありながら自分の個性を表現する場所、そんな玄関であれば何気ない日常を、快適で素敵に底上げしてくれるはずです。
よかったら今回の記事をご参考に玄関の広さを検討してみてください。

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