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住宅ローンの平均返済額や借入額や住宅購入の平均年齢
多くの方が住宅ローンをマイホーム購入する上で利用しますが、住宅ローン=借金には違いありませんので、返済のことを考えて借入額を決めるため、返済額の平均的な目安を理解することが重要になります。
今回は住宅ローンの月々の平均返済額について解説しますので、マイホーム購入を検討中の方は、ぜひ参考にして下さい。
そもそも住宅の平均購入額は?

平均所得費用 | |
注文住宅 | 3,935万円 |
土地付き注文住宅 | 5,436万円 |
新築分譲・建売住宅 | 4,214万円 |
中古一戸建て | 3,340万円 |
※令和4年度 住宅市場動向調査報告書より
上記の表を見ると、住宅の平均購入金額は物件種別ごとに異なることが分かります。
戸建ての新築と中古では金額に大きな金額差がありますので、住宅取得予算を決める上でぜひ参考にしてください。
また、近年では土地の価格の高騰もあり、郡山市で土地を買うために1500万円を予算取りするため、住宅との合算価格が上がっているのが現状です。
初めての住宅購入者が多い年齢
地域差はありますが、土地付き注文住宅の取得年齢が低いのは、若者世帯にマイホーム取得の要望が強いといえる証拠ですね。
国土交通省が発表した「令和4年度(2022年度) 住宅市場動向調査報告書」によると、初めて住宅を取得した方の年齢は30歳代が最も多いという結果になりました。
今回のテーマである注文住宅においては、30歳未満が12.3%、30歳代が36.9%、40歳代が21.7%、50歳代10.6%、60歳以上17.9%となっております。
住宅ローンの平均返済額は?

※令和4年度 住宅市場動向調査報告書より
自分たちの返済額を決定する際は、手元にある資金や年収などの状況を考慮して決めることが重要になります。
返済負担率は手取り年収の25%以内に抑える
返済負担率は税込み収入で計算されますが、DELiGHT HOMEの場合、年収をベースに25%以内に抑えることをおすすめします。
例として年収400万円の場合、年間返済額を100万円に留めることで返済に無理のない計画といえるでしょう。
年間返済額
住宅ローン年間返済額は、全国平均で 174.0 万円(月々145,000円)
注文住宅取得世帯における民間金融機関からの借入金の金利タイプは、全国で「変動金利型」が最も多く、それぞれ 75.7%の割合で利用しています。
住宅ローンの負担感では「非常に負担感がある」と「少し負担感がある」の合計が、
全国で 65.2%となっており、負担感が高いのが伺えます。
住宅ローンの平均値、選ばれている金利

返済期間
住宅建築資金借入金の返済期間は、全国「35年以上」が最も多く、それぞれ72.7%。
平均返済期間は32.8年という結果となっております。
35年でローンを組んでも繰り上げ返済で予定よりもローンの完済が早まることがわかりますね。
月々の返済額がしっかりと25%以内で組むことで貯金ができる為、早期完済が可能になります。
近年で選ばれている金利
注文住宅取得世帯における民間金融機関からの借入金の金利タイプは、全国で「変動金利型」が最も多く、75.7%の割合を占めている。
平成30年からの数値をみると、49.4%(平成30年)、52.8%(令和元年)、57.0%(令和2年)、64.2%(令和3年)、75.7%(令和4年)と、年々増加傾向にあることがわかります。
昔に比べ近年の変動金利が低くなっていることから、変動金利型を選択する人が増加しています。
DELiGHT HOMEでもお客様の月々の負担を抑えるのに変動金利型をご提案することがほとんどです。
併せて読みたい記事はこちら↓
https://www.simulation.jhf.go.jp/flat35/kinri/index.php/rates/top
住宅ローンを組む際の注意点3つ

住宅ローンを組む際に注意しておきたいポイントをまとめていますので、内容を把握して自分たちに最適な返済プランを立てるようにして下さい。
- 安心するのはすべての契約が済んでから
- ローンは35年だけが選択肢ではない
- 決定権は自分達
安心するのはすべての契約が済んでから
事前審査の承認後も気を抜いてはいけません。
事前審査で承認された後の本審査で落ちるケースは可能性がゼロではありませんので、ご注意ください。
ローンは35年だけが選択肢ではない
団体信用生命保険は「団信」とも呼ばれ、住宅ローンの返済中に契約者が死亡したり高度障害状態となったりした時にローンの残債の支払いが免除されるのです。
団体信用生命保険を40年間つけられるのも、メリットの1つです。ほとんどの金融機関が、団信への加入を融資の条件としています。
住宅ローンの返済中は団信の保証を受けられるため、団信でカバーされる保証内容については、ほかの生命保険に加入する必要がありません。これにより、生命保険料の節約につながります。
決定権は自分達
借入額を含めた返済プランの決定は、最終的には自分達が判断しなければなりません。
営業の提案や意見を取り入れることは重要ですが、自分たちの家計を考慮した上で、問題なく返済ができるかを判断して下さい。
自分たちの事は自分たちが誰よりも理解しています。
無理なくローンを返済するポイント

月々の住宅ローンを無理なく返済するためのポイントをご紹介させていただきます。
維持費を含めて金額を設定する
住宅の維持費を考えて返済額を決定するのが大切です。
税金や費用の積み立てなど将来に備える必要があるので、トータルの住宅費用を想定しておけば、急な出費に対応できます。
無理のない返済比率を!
無理のない返済比率を設定するのが重要であり、借入可能額=返済可能額ではないことを覚えておきましょう。
初めての家づくりでは要望がたくさん出てきますが、優先順位を決めて無理な借入をしないようにしましょう。
頭金を増やす
頭金の準備を増やして融資率を下げ、金利の優遇を受けられます。借入額を圧縮することは支払利息を減らすことにもなりますので、住宅購入を見越して早めに手元資金を貯めることをおすすめします。
月々の住宅ローンは無理のない返済を心がけよう

住宅ローンの返済は長期間なので、不安を感じる方も多いかもしれませんが、最適な返済プランを立てることで、返済が滞るリスクは下がります。
無理のない返済プランを立てるためにも、住宅の優先順位を家族で相談して、家づくりに取り組みましょう。
住宅ローンについての参考記事のこちらも併せてご覧ください↓
DELiGHT HOMEでは、お客様の現在と将来を考慮して、最適な返済プランを提案しています。住宅の資金計画にお悩みの方は、お気軽にモデルハウスへ足をお運び下さい。