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間接照明で素敵な暮らしを!!後悔しない!ポイント5選

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間接照明と聞くと、みなさんはどんなイメージを持ちますか?

リビングや寝室、天井や壁面?どんなところで使われているのでしょうか?
照明をおしゃれにライトアップしている人に聞いてみると、間接照明の光の差し方は通常の照明方法の光の差し方とは違って、美しくやわらかな光で空間を演出できるお洒落な照明方法だそうです。
ですが、おしゃれな間接照明の実態はどのような種類や施工方法なのか詳細に知っているひとは少ないといわれています。今回はそんな方にためにおしゃれな間接照明の知っておくべき知識と後悔しないためのポイントを5選お伝えしようと思います。
リビングの天井や寝室の天井、壁面をおしゃれに間接照明でライトアップしたいと考えている方はぜひこの記事を最後までご覧ください!!
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【間接照明】おしゃれな空間演出を!いい照明計画がいい雰囲気を作る!【基礎知識編】

間接照明とは

間接照明とは、照明器具や照明設備の光源が死角になっていて、その光源から出された光で近くの壁面などの平面をライトアップし、その光を利用して空間を演出する照明方法のこといいます。主にリビングや寝室、トイレなどをおしゃれに演出してくれます。リビングの天井面や、寝室の天井面、シンプルな壁面などに採用されるケースが多く見受けられます。
以下で説明しますが、おしゃれな間接照明として、コーブ照明コーニス照明バランス照明などが住宅によく見られます。

間接照明の良さ

間接照明を利用するメリットは、壁面や天井面の平面を光源で照らすことで光がやわらかくなり、間接的におしゃれな場所を明るく照らすことができる点です。光が直接目に入ってこないことで眩しさを感じることがないのも一つの特徴です。さらに、間接照明によって薄暗いところと明るいところの陰影ができ、心地よい照度になります。これがおしゃれだとみなさんが思ってくれる空間演出の一つのポイントになります。リビングが少し寂しい、天井面にメリハリが欲しい場合なんかも間接照明でおしゃれにしてくれます。
また、間接照明の明るさは人の心理状態とかなり関係性があり、暗くなるほどに「眠りやすい」「気持ちにゆとりが生まれる」などの効果があるといわれています。

間接照明の種類

ここで皆さんに質問です。間接照明の種類はいくつあるかご存じですか?
今回の記事では3つの間接照明をご紹介しようと思います。
今からお伝えする間接照明の種類はよく注文住宅や公共建築に採用される間接照明になります。

1.コーブ照明

コーブ照明とは、住宅や空間の天井面を明るく照らしていく間接照明の種類です。天井に光源を反射させて空間を演出するため、空間の認知を錯覚させ、広く空間を感じることができるかつ照度を保つことができます。また、天井面にシーリング器具やダクトレールなどの照明器具を取り付けないのですっきりとした印象になります。施工事例として、段差のある天井に採用されているのをよく見かけます。ほかの照明器具と比較するとコントラストに差がなく用いた場所がふわっとした居心地の良い雰囲気になります。

注意点
採用する空間を間違えた場所にコーブ照明のみで明るさをとってしまった場合、部屋に陰影が出にくく、薄暗い部屋になってしまう可能性があります。また、文字を読んだり、書き物をしたりする場合は明るさがもう少し必要なので、シーリング照明やダクト照明などのベース照明と組み合わせて採用する必要があります。

2.コーニス照明

コーニス照明とは、照明光源によって垂直面を照射する間接照明の種類になります。アクセントウォールや空間に使用するテキスタイルに照射し、反射させることで部屋の平面方向を奥行感を与えることができます。また、シンプルな壁面にもコーニス照明は採用することができ、印象ある部屋に仕上げることも可能です。
施工範囲の自由性が高く、どんな場所にも採用やすいのも一つの特徴である間接照明です。
美術館の展示品などの照明計画でも、この間接照明は採用されています。絵画などを目立たせかつ、空間にゆとりを持たせる設計手法です。

注意点
コーニス照明を採用した近くには、陰になりそうな照明やコンセントBOXなどを設置すると後悔してしまうケースがあります。コーニス照明の光源に照らされたほかの照明器具や電材が影を作ってしまい空間にいらないものが演出されてしまいます。せっかく照らしたアクセントウォールやテキスタイルを美しく見せるためのも配置関係を検討し、照明計画をする必要があります。

3.バランス照明

バランス照明とは、照射の方向を上部と下部からとする間接照明の種類です。今まで解説した2種類の間接照明の間の位置づけとなる間接照明になります。バランスよく照度を計画しているため対象をきれいに照らすことができます。

注意点
照度対象の雰囲気や模様などとの組み合わせが重要となり、全体を考慮した間接照明の計画が必要になります。

間接照明を考えるときに知っておくべき5選

間接照明計画の際後悔しないための知っておくべきことを5つお伝えします。
注文住宅や空間デザインをこれから検討している方は、これからご紹介するポイントを押さえておきましょう。

1.住宅すべての照明計画を間接照明だけにしない

間接照明は、照度に限界があります。照度が低くなればなるほど、人が感じる明るさは暗くなります。住宅にはそれぞれ部屋があり、それに付随した機能を持ち合わせています。(スタディスペース→字を読む、書くなど)
ですから、場所と機能にあった照明計画をしなければなりません。リラックスするための場所や家族のだんらんの楽しむ場所など間接照明は採用する場所を限定しましょう!
明るさが欲しい部屋にはベース照明や大型の照明などで照度を補填して計画するようにしましょう。

POINT
簡単にお洒落になってしまう間接照明ですが、採用する種類と場所を間違わないようにしましょう。

2.器具を隠す

間接照明に採用されている光源の多くは蛍光灯ではなく、LEDであることがほとんどです。光源は人間の目で直接見てしまうとグレアという現象が起きてしまいます。間接照明の器具となる部分が死角になっていないと、やわらかな雰囲気で部屋全体を構成しているのにも関わらず、リラックスできない空間になってしまいます。

POINT
作りたい雰囲気や空間のイメージを検討してから間接照明の場所や配置、数を計画しましょう。天井を見上げた時に光源が直接目にはいってこない位置や光量をくつろぎたい態勢などから逆算しましょう。イメージを作りずらい場合は間接照明などの専門にしている建築家に聞いてみるのもよいかもしれません

3.床や壁への光源の映り込みを防ぐ

「器具を隠す」ことと類似していますが、ほかの場所への映り込みを考慮する必要があります。反射率の高い質感のものを対象とする場合、光のもととなる器具の映り込みが間接照明の良さを台無しにしてしまうケースがあります

POINT
使用したいクロスやフローリング材に考慮する必要があります。イメージがわきにくい場合はメーカーにサンプル品を取り寄せてみるのも一つの方法かもしれません。
また、色によって光の吸収率(反射率)が変化するため、住宅などを検討している方はコーディネーターと相談してみましょう。

4.間接照明を照射する場所にものを配置しない

間接照明は、平面的な部分を照らすことで本来の力を発揮できます。ですから、家電や配線などによって、余計な凹凸を平面に作ってしまうと、不規則の陰影を映してしまいます。間接照明を利用してお洒落な空間を作りたいと考えている方は、光の特性を理解しましょう!

POINT
間接照明で生える空間を作りたい場合は、間接照明の近くに置くものに気を付けましょう!
部屋の構成や大きさがある程度決まっていれば、間接照明の配置や数、それに関連した家電などの配置も考えておきましょう!

5.間接照明のメンテナンス方法も考慮する

間接照明の手入れのしやすさや、ライトが故障したときの点検方法などの設備メンテナンスの方法も気に掛けるポイントの一つです。
高いところに計画する造作の間接照明は目に入りずらいところに施工されています。また、狭いところや手の入りにくいところに施工された間接照明の場合も自分で交換することがむずかしい場合があります。

POINT
間接照明の施工前に、手入れの方法やライトが切れた場合の付け替え方法も前もって気にかけておく必要があります。

まとめ

間接照明で間接照明で素敵な暮らしを!!後悔しない!ポイント5選
間接照明で素敵な空間にするために、間接照明の特徴や性質・種類、知っておくべきこと5選などを取り扱って記事にしました。
間接照明によっては、空間の構成を固めてから配置や数を考えることが大切です。
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