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【風水】運気を下げない為に注意したい土地の風水ルール解説!!

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今回は土地の風水において、やってはいけない風水ルールとその改善方法を紹介します
風水と土地の関係に焦点を当て、それらが私たちの日常生活に与える様々な影響や、これらを理解することによって、よりよい住宅ライフに役立てることが出来ますので、良ければ最後までご覧ください。

【そもそも風水とは何?】

風水は、中国の古代から伝わる哲学的な考え方で、自然や空間のエネルギーの流れを調和させることで幸福や成功をもたらすとされる学問のことです。土地の風水は、地形や方位、水の流れなどの自然の要素が持つエネルギーを活用し、その土地に建築物を配置することで、健康や豊かさを呼び込むことを目指します。
風水では、土地の配置によって生じる「気」やエネルギーの流れを重視します。また、方位や地形などによって、その土地に住む人々の運勢や健康に影響を与えると考えられています。

風水の運気を下げてしまう周辺環境について

風水が下がる周辺環境とは、土地や建物の配置によって生じる「気」やエネルギーの流れが、負の影響を与える状況のことを指します。具体的な例を挙げると、以下のような要因が風水を下げる周辺環境とされます。
1. 伐採や破壊が多い地域:自然環境や生態系が破壊されている場所では、負のエネルギーが増幅されると考えられることがあります。
2. 汚染や不潔な環境:地域全体が汚染されていたり、ごみや汚水が溜まるなど、清潔でない環境は負のエネルギーをもたらす可能性があります。
3. 不適切な建物や施設の配置:風水の観点から見て、不適切な建物や施設の配置が周辺環境の気の流れを乱し、負のエネルギーを生じさせることがあります。
これらは一般的な例であり、風水における環境の影響は個々の状況や文化によって異なる場合があります。風水の専門家に相談することで、具体的な状況に合わせたアドバイスを受けることができます。
【土地の風水NG項目】

①日当たりが悪い

・日当たりが不十分な場合、室内の湿気やカビの発生が増える可能性があります。健康上のリスクや家屋の劣化が懸念される点です。また、良好な日当たりがない場合、植物の育成や庭園のメンテナンスが難しくなることもあります。さらに、十分な日光を浴びることができないと、住居内での活動や気分にも影響を及ぼす可能性があります。
対策:植物を配置することで、室内の空気を浄化し、明るさを感じさせることができます。また、葉が広がる植物は光を反射しやすくなります。

②敷地の改変

・土地のエネルギーフローへの影響やバランスの崩れなどが挙げられます。土地の形状が変わることで、伝統的な風水の観点から見た場合、気の流れやバランスに変化が生じる可能性があります。これにより、健康や幸運に影響すると信じられています。また、変形された敷地では、建物の配置や日当たり、風通しの改善なども検討する必要があります。
対策:水は風水で重要な要素であり、清浄さや豊かさを象徴します。敷地内に水を取り入れることで、ポジティブなエネルギーが増すとされています。噴水や小さな池、魚のいる水槽などが考えられます。

③前面道路幅が広い・狭い

・交通量や騒音の増加、プライバシーへの影響、そして風や気の流れの乱れなどが考えられます。全面道路であれば、周囲の交通が頻繁に行き交い、それに伴う騒音や振動が増える可能性があります。また、プライバシーへの配慮や風水的なバランスを損なうことも懸念されます。
対策:前面道路が狭すぎる場合は、玄関サッシを大きな観音開きにすることによって、運気を呼び込むことが出来ます。

④敷地が道い路よりも低

・水の流れに関して、低い位置にある道路が雨水や排水を集めやすくなり、その結果、土地や建物に影響を与える可能性があります。また、道路が低いことによって、土地や建物への不安定なエネルギーが流れ込みやすくなるとされています。さらに、風水的な観点から見ると、土地の高低差によって気の流れ方が変わり、バランスが乱れる可能性があります。これは、家や住宅に不調和をもたらすと考えられています。
対策:敷地を盛り上げて高くすることで、風水的なバランスを整えるとされています。また、敷地の低い部分に植栽や緑化を行い、自然なエネルギーを取り入れることができます。風水的に好ましいとされる樹木や植物を選び、庭園や植栽を工夫します。

⑤敷地に対して3、4方が道路に面している

・風水において、敷地に対して3、4面が道路に面していることは「煞」として知られており、良くないと考えられています。これはエネルギーがあふれ出し、安定した状態が保ちにくなる可能性があるためです。また、交差点に近い場合は、エネルギーの乱れが大きくなるとも言われています。
さらに、車の通行量が多い場合は、騒音やストレスが増える可能性もあるとされています。道路に面した場所は、風水的には安定した状態を保ちにくいとされています。
対策:道路に面した場所に水を配置することで、ポジティブなエネルギーを引き寄せるとされています。小さな水を入れた花瓶や、コップを置くとよいでしょう。

⑥T字路の突き当りに建っている

・直進する気やエネルギーが途切れることで、家屋に向かう流れが乱れる可能性があります。また、T字路は通行量が比較的多い場所であり、交通からくる騒音や煩雑さが、住居環境に影響を与えることも考えられます。最も深刻な場合では、気やエネルギーが直接家に向かって流れ込むことで、不安定な気の流れが生じ、住居者の健康や安定感に影響する可能性があります。また、風水の観点からは、T字路の突き当たりにある家は、四隅の突出部分による不安定な気の流れや安定感の不足が懸念されることもあります。
対策: T字路の突き当りに建つ場合、通りからの風の流れやエネルギーの流れを考慮することが大切です。風水的には、エネルギーがストレートに進むよりも曲がりくねる方が好ましいとされています。建物や植栽を配置して、風やエネルギーが滑らかに流れるようにします。

⑦坂に面していることに家がある

・坂に面している場所に家があると、風水的にはエネルギーが下に流れやすくなります。これは財運や健康面で悪影響を及ぼす可能性があると言われています。また、坂に面した場所は水の流れが早いため、安定したエネルギーが流れにくなるとも言われています。
対策:坂を利用してテラスや庭園を作ることで、自然なエネルギーを活用し、居住空間と調和を取ります。段差や緑化を工夫して、坂の美しい景観を引き立てます。

⑧建物が道路のカーブした外側の先端にある

・風水的には、建物がカーブした先端に位置すると、気の流れが乱れやすいと考えられます。また、カーブした道路は交通事故のリスクも高まる可能性があるため、安全面や安心感にも影響が出るかもしれません。さらに、カーブの先端に建物がある場合、周囲の景観やバランスにも変化が生じ、風水的な調和が崩れると信じられています。
対策:外側の先端に風水的なアクセントやシンボルを配置することが、エネルギーの調和を促進するとされています。風水のバッグアイテムやシンボリックな装飾品を配置するとよいでしょう。

⑨過去に事故や事件が起こっていた土地

・風水的には、過去のネガティブな出来事が、場所に負のエネルギーを残す可能性があります。これにより、土地や建物の気の流れが乱れ、バランスが崩れることが懸念されます。また、その場所に暗いイメージやネガティブな影響が付きまとうことで、住居者の心理的な影響を及ぼすことも考えられます。
対策:地元のお寺や神社のに依頼をして、土地の浄化をしてもらうとよいでしょう。また、水は風水で清浄さと流れるエネルギーを象徴します。小さな噴水や水槽、池などを設置して、ポジティブなエネルギーを引き寄せることができます。

周辺環境によって土地の運気を下げてしまうダメな風水のルール

5 elements of nature circle line icon sign. Water, Wood, Fire, Earth, Metal. on dark background.
・土地の周辺環境は風水において重要な要素の一つです。風水では、周辺の地形や水の流れ、建物の配置などが環境と相互に影響し合うと考えられています。たとえば、土地の周辺に山や川がある場合、それらの地形や水の流れが風水的なエネルギーに影響を与えるとされています。また、周辺の建物や植生も土地のエネルギーに影響を及ぼすと考えられています。
風水では、土地の周辺環境が持つエネルギーが建物や住民の健康や幸福に影響を与えるとされています。そのため、土地を選ぶ際や住居を配置する際には、周辺環境を考慮することが重要とされています。
【周辺環境の風水NG項目】

①家の目の前に表札や、電柱が立っている

・これは、風水ではエネルギーの流れやバランスが重要視されるためです。電柱は高い金属の物体であり、風水的には不安定なエネルギーを引き寄せると考えられています。また、表札が目の前にあると、良いエネルギーを妨げるとも言われています。これらが生活環境に悪い影響を及ぼす可能性があるとされています。
対策:明るい照明や明るい色の装飾を設置し、運気を上げます。

②自分の家の玄関が前の家の玄関と向かい合わせの状態になっている。

・自分の家の玄関が向かい合っている場合は、相互にエネルギーが衝突し、不安定な状態を作り出す可能性があると言われています。このような配置は「クロス気」と呼ばれ、風水的には好ましくないとされています。クロス気の状態では、家の間でエネルギーが乱れたり、顰蹙(しんしゅく)が生じたりすると考えられており、家族や住民の間で摩擦や不和が生じる可能性があるとされています。また、健康や安定した状態にも悪影響を及ぼすと考えられています。
対策:玄関を仕切るためのスクリーンや植物、小さなフェンスなどを設置することで、エネルギーの直接的な流れを防ぐことができます。これによってプライバシーを確保し、玄関への良いエネルギーを導入できるかもしれません。

③正面に建っている建物がガラス張りになっている

・ガラスはエネルギーが通り抜けやすいため、風水的なエネルギーの安定性を損なう可能性があります。また、ガラス張りの建物は外部からの視線が入りやすく、プライバシーが損なわれる可能性があるとされています。これは居住者の安定感や安心感に影響を及ぼすと考えられています。
さらに、ガラス張りの建物は太陽光を強く反射するため、過度な日差しや熱をもたらすことがあり、居住環境に悪影響を及ぼす可能性があるとも言われています。
対策:自分の窓に装飾を施すことで、外部からの視線を遮りつつ、内部には光を取り入れることができます。透明な装飾や模様入りのフィルムを使用すると、視線の制御とデザインの両方が可能です。

④ネオン看板が近くにある

・ネオン看板は強い光を放つため、家の周囲に明るさが増したり、夜間でも光が差し込むことがあり、その光の影響を受けることが懸念されます。また、風水では光のバランスが重要とされており、過度の光がエネルギーのバランスを乱す可能性があると考えられています。さらに、過度の視覚的刺激は安定感やリラックスを妨げる可能性があります。
ネオン看板が家の周囲にある場合は、過度な刺激や明るさが生活環境に影響を及ぼす可能性があるとされています。
対策:ネオン看板の直下に植栽やシェード(遮光装置)を設置することで、建物への直接的な光の入射を減少させることができます。これにより、視覚的な刺激を和らげるだけでなく、緑のアクセントを取り入れることもできます。

⑤家の周りの建物の角が敷地に向かっているように建っている

・ 建物の角が直接現場に向かっていると、その形状が矢状エネルギーという鋭く強いエネルギーとなってしまい、それが家に向かって流れると、不安やストレスを感じる可能性があると考えられています。
対策:周りに木や植栽を配置することで、建物からのエネルギーの流れを和らげることができます。特に高い木や茂った植物は、視覚的なバリアとなりつつ、風水的な効果が期待できます。

⑥両隣に高いビルが建っている

・高い建物に挟まれている場合、風水的には「窮鼠猫を噛む」と表現されることがあります。これは、周囲の建物によって気の流れが阻害され、負のエネルギーが溜まりやすくなるという意味です。その結果、ストレスや不安の増加、健康問題の発生などが起こりやすくなることがあります。また、それぞれの建物の配置や形状などによって具体的な影響は異なりますが、一般的には開けた空間が少なくなるため、気の流れが滞りやすくなると考えられています。
対策:植栽や小さな壁、フェンスなどを設置することによって、高いビルからのエネルギーの影響を和らげることができます。

⑦建物の高さを見比べた際に、右より左の方が高い場合

・ 高さによる不均衡が生じると、風水的にはバランスが崩れたと考えられることがあります。これが悪い影響をもたらすとされています。また、左右の高さによって、エネルギー(気)の流れが阻害される可能性があります。
対策:風水的なアクセサリーやシンボルを左側に配置して、ポジティブなエネルギーを強調することがあります。これにより、左側の建物が低いように見えるようなエネルギーのバランスを取ることが期待できます。

⑧周辺の建物よりとても高い

・ 建物が周辺の建物よりも高い場合、その建物は周囲の他の建物に比べて目立つことになります。これにより、風水的には他の建物からの圧迫感が生じ、居住者やビジネスに対してプレッシャーを感じる可能性があるとされています。
対策:建物の周りに高い植物や木を植えることで、視線を上方向に引き上げ、建物の高さの印象を和らげることができます。

⑨横断道路が家の目の前にある

・道路が近くにある場合、車の通行音や騒音が日常生活に影響を与える可能性があります。風水的には、騒音がストレスや不安を引き起こし、居住環境の品質を低下させると考えられることがあります。
対策:窓や壁に適切な断熱・防音材を取り付けるなどを取り入れるとで、騒音が抑えることが出来ます。

⑩立体交差点が付近にある場合

・立体交差点は通常、交通が複雑で多岐にわたる場所です。風水的には、このようなエリアがエネルギーの乱れを生じさせる可能性があるとされます。エネルギーの流れが乱れることが、居住者やビジネスに対して不安や混乱をもたらすと考えられています。
対策:水は風水で重要な要素とされています。立体交差点周辺に噴水や小さな池などを設けることで、エネルギーの流れを整えると考えられます。
対策:室内で風水的な配置を心掛けることも考慮されます。エネルギーの流れを良くするために、家の中での家具やアイテムの配置に気を配りましょう。騒音が横断道路から発生する場合、防音対策を検討することが風水的な観点からも有益かもしれません。窓や壁に適切な断熱・防音材を取り付けるなどの方法が考えられます。

⑪高速道路がすぐそばにある

・高速道路は車両の排気ガスや微粒子の発生源であるため、風向きによっては空気の汚染が心配されます。
対策:室内に空気清浄機を導入することで、排気ガスの微粒子や有害物質を取り除くことができます。HEPAフィルターや活性炭フィルターを搭載した製品が効果的です。

⑫お寺や墓地が家の近くにある

・お寺や墓地が家に近くにあると、風水的には陰気が増加すると考えられています。これは、死者や精霊に関連する場所が陰気をもたらすとされるからです。
対策:一方で、お寺や墓地は文化や宗教的な価値観においては尊重され、平穏で安らかな場所として捉えられることもあります。風水的な影響に関する信念は個人差が大きく、一概に否定的なものとは言えません。
⑬鬼門の方角にゴミ場がある
・鬼門にゴミ場がある場合、不浄なエネルギーや邪気が家や住まいに流れ込みやすいと考えられることがあります。
対策;ゴミ場のある方向に植栽や仕切りを配置することによって、不浄なエネルギーを遮断できます。また、ゴミ場の定期的な清掃も有効な手段となります。

⑭病院が近くに建っている

・ 風水的には、病院からの悪いエネルギーが住まいに影響を及ぼし、家庭の健康に悪い影響を与える可能性があるとされています。
対策:不浄なエネルギーを遮るために、植栽や仕切りを利用して外部からのエネルギーを調和させることが考慮されます。樹木や仕切りの配置に気を配りましょう。

⑮家が河川のすぐ側にある

・河川が家に近い場合、風水的には水の流れが家のエネルギーを不安定にする可能性があります。これが運気や家庭の安定性に悪影響を与えます。
対策:事前に土地を探している段階であれば、最低でも河川の川幅分、川から離れていれば河川からの負のエネルギーを遮断することが出来ると言われています。

⑯線路の側に家が建っている

・線路の近くでは列車の通過音が発生しやすいため、騒音が家に影響を与え、ストレスを引き起こします。また、列車が通過する際に振動が家に伝わり、これが住環境に不快感や不安をもたらします。
対策:騒音に対処するために、窓や壁、屋根などの部分的な防音対策を行うことが考慮されます。二重窓の導入や壁の断熱材の利用などが含まれます。

⑰家の窓から工場の煙突の煙が見える

・風水の概念の1つに、工場の煙突からの煙が視界に入ることで、不浄なエネルギーが家に流れ込みやすいと考えられています。
対策:工場が見える窓にカーテンを取り付け、植物を置きなるべく、その窓は開けないようにするといいとよいでしょう。

まとめ

・風水は文化や信仰に根ざした概念であり、異なる人々によって異なる解釈があります。他者の信じる風水の理念を尊重し、理解することが大切です。風水のアドバイスや原則を受け入れる前に、自身の価値観と照らし、自分に合っているかどうかを確認しましょう。
また、風水はあくまで個人の信念や好みに基づくものであり、ストレスや制限を感じさせない範囲で取り入れると良いでしょう。自分自身が心地よく感じられる環境づくりが最も重要です。
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