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【建築士・建築家・設計士・プランナー・デザイナー】の違いって何?

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今回のコラムでは設計に関わる肩書としてよく目にする建築士・建築家・設計士・プランナー・デザイナーについて解説します!
設計をしていく上でライフスタイルに寄り添ったり、趣味や趣向を理解し、個性的なデザインの家に住みたい、自分たちらしいオンリーワンの家造りをしたい方も多いですね!
フルオーダー型の注文住宅であれば、唯一無二の自分達だけの家造りができますね!
そんな注文住宅の設計に関わる職種が今回のコラムテーマです。
各会社で設計に関わるスタッフの肩書としてよくあるパターンですが建築士・建築家・設計士・プランナー・デザイナーなどなど多様な肩書があります。
建築士という資格がある事は解っていてもその他の職種がどのような役割を意味するかを解説します。

家造りにあたって、設計の業務の質はお施主様の意向、要望をクリアにするヒアリング能力と、構造や性能面は当然に考慮しながら、
想像以上の提案を造り、理想の住まいとなるようにプランニングできるかどうかに関わってきます。
意匠のクオリティ、デザインの質、住み心地の良さはプランで大部分は決まってしまうのでここが建てる家の満足度に直結しています。

今回のコラムテーマは、に戻り【建築士・建築家・設計士・プランナー・デザイナー】について解説します。
よく目にする建築士と同じような意味合い・ニュアンスで【建築家】や【設計士】、【プランナー】、【デザイナー】等の言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「同じ意味じゃないの?」と思う方多いかもしれませんが、実は微妙に違います。解説してみます。

【建築士】とは?

【建築士】は階級分けされた国家資格!

★ 建築士を名乗るためには試験に合格して国家資格を取得する必要があります。
建築士の仕事は、名前の通り建築物の設計や工事管理等多岐に渡ります。建築に関わる多様な知識を持つことはもちろん、現場の知識も高レベルに兼ね備えています。
最大の特徴としては“国家資格”を取得しないと建築士を名乗れない点でしょう。建築士の種類は【一級建築士】【二級建築士】【木造建築士】があります。
資格ごとにまず試験を受けるための要件があるため、取得難易度が高いだけでなく、実務経験を必要としたり、専門の学校を卒業していることが必要になります。
また資格の種類によって設計責任者や工事の管理に携わることができる建築物に差が存在します。特に一級建築士は少し前に起きた耐震偽装問題等を受けて、難易度が上昇している国家資格として有名で、
合格率が受験者数の1割ほどに例年なっています。取得している有資格者はまさに建築に対するプロ中のプロの証明といっても過言ではないでしょう。

一級建築士の管理可能範囲は、住宅はもちろん可能ですが、学校等の公共施設(体育館など)、大きなモールなどの商業施設、病院に至るまで、
ありとあらゆる建築物の設計が可能です。
躯体の構造や性能面での専門的な技術や知識は当然に、デザインや意匠に関しても深い知識を有しています。

最低2~4年の実務経験がないと受験資格すら得られないことからもハードルの高さが理解できるでしょう。

★ 一級建築士と二級建築士の具体的な違いは?木造建築士って何ができるの?

ここで1級建築士と2級建築士の領域に疑問を持つ方も多いと思います。【一級建築士と二級建築士の違い】についても解説していきます。

大きな違いは2点あります。
一つ目は一級建築士の資格は国土交通大臣から認可を受けます。それに対して、二級建築士は各都道府県知事から認可を受けます。
二つ目は、一級建築士は規模や構造に関して無制限に大きさに関係なく、様々な建築物を設計することが可能です。それに対して、二級建築士は主に一戸建てや集合住宅などの比較的小規模施設の設計が可能です。
この場合の【可能】という意味は公的な確認申請等の申請者に名前を出して申請することができるという意味合いです。

まとめると一級建築士と比較して、二級建築士は設計申請できる建物の種類や大きさ・構造などに制限があります。
一級が良い!二級が悪い!という意味ではありません。領域として担当できる業務に制限があるという認識です。

また、木造建築士については、木造建築士も国家資格(二級建築士と同様に、各都道府県知事からの認可)であり、
取得すると【建築士】を名乗ることが許されます。特徴は、資格の名の通り【木造の建物に関するスペシャリスト】という証明です。
木造建築の設計や施工・工事を行い、歴史的な木造建造物の修理・修繕・維持する際に重視される資格になります。

【建築家】とは?

もう一つの建築家についても説明します。建築家は具体的に認定や認証・証明があるわけではありません。
例えば、日本の有名な方であれば、安藤忠雄さんや隈研吾さんの名前が挙がるでしょうし、世界的な建築家となればサグラダファミリアで有名な、ガウディなども建築家と呼ばれると思います。
では、【建築士】【建築家】の明確な違いを定義することはできないのかという話になると我々ディライトホームでの解釈を書いておこうと思います。
建築士は、国家資格を取得した人の事で、建築家はその上位概念でぞの人のプランニングであるということで図面に価値を持たせられる人と定義しています。
住宅業界には様々な会社があり、正直に言えば営業マンがプランを書いて家を建てている会社は意外と多くあります。
ゾーニング、プランニングを行う技術があれば問題はありません。ですが、建築家のプランはレベルが違うデザイン性と機能性、合理性を兼ね備えています。
「建築家」という言葉や呼称(職業)の線引きは曖昧ですが、自称「建築家」と世界観を認められた本物の【建築家】の違いは歴然です。
ディライトホームの注文住宅は全ての建物にデザインカーサという建築家集団に加盟している有名建築家が携わっています。

【設計士】は設計担当者、サポート業務が主体になっていることが多い

最後に設計士についてですが家づくりを実際に進めている方は耳にしている言葉かもしれません。
設計士は、建築家と同じく資格等ではなく呼称で、主に設計業務をしている人のことを意味します。
当然有資格者でなければならないという縛りはないので、図面を実際に書いたり、申請業務の窓口対応などの建築士のサポート業務が主な業務でしょう。
当然、実際の図面や意匠図や施工のための断面図や平面図、立面図、配置図、展開図等の図面作成も業務になります。

ただ、確認申請に名前を掲載できないので、成果が表面に出てくることはありません。建物の設計、工事管理、建築業務等において表面に見える業務はかなり限られます。
建築士法には「100㎡未満の木造住宅であれば建築士資格がなくても設計可能」とされています。そのため、無資格の設計士でも設計業務を行うことも事実上は可能です。

【プランナー・デザイナー】とは?

【プランナー・デザイナー】も設計士同様に資格の有無とうに制限がない為、呼称となります。
会社によってはプランナーは資金を含めた計画をする人(営業職)の色合いが濃くなる会社もあるので、
純粋にプランを書く人=設計というニュアンスから遠くなる場合もあります。
デザイナーに関してはデザインをする人というイメージなので、より意匠に振った設計をしていく人という印象です。

まとめ

いかがでしたか?【建築士】【建築家】【設計士】【プランナー】【デザイナー】のそれぞれの違いや特徴について解説してきました。
似たような言葉でも明確な違いが大きくある言葉ですね。素敵な注文住宅を建てる参考にしてみてください。

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