こんにちわ!!ディライトホームコラム編集部です。
今回のコラムテーマはある意味【ハウスメーカーVS地元ビルダー】という内容です。地場ビルダー工務店が比較的安いのには理由があります。
その秘訣と理由を知ることで、注文住宅の建築に関する理解が深まることと、皆さんの理想の家づくりにつながれば幸いです。
地元の工務店がハウスメーカーに比べて安い理由を知った上でどの工務店を選ぶか検討する際の注意点を解説します。
住宅検討中の方、依頼する工務店を選定している方は、参考にしてください。
目次
1 注文住宅を建てる為の費用がハウスメーカーよりも地元の工務店(ビルダー)に依頼すると安くなる4つの理由
地元のビルダー工務店に依頼すると注文住宅を建てる費用がハウスメーカーに比べて値段が安い主な理由は下記の4つです。
理由1:人件費や広告宣伝費等の間接経費を抑えている
理由2:モデルハウスやショールーム等を持っていない会社だとそういった経費が掛からない
理由3:自社施工をすることで中間マージンを省略している
理由4:メインの地域に事務所を構えている会社が強い
なぜ安くなる傾向があるのか理解すると、注文住宅に対する考えと理解が深まります。
新築の注文住宅を検討している方には必見のコラムです、ぜひ最後まで読み切ってくださいね!
理由1:人件費や広告宣伝費等の間接経費を抑えている
地元工務店はハウスメーカーに比べ大きく人件費と広告宣伝費が抑えられています。
大手ハウスメーカーは、広報や事務スタッフ、人事や総務等、実際に家造りに携わらないスタッフをたくさん抱えているだけでなく、全国規模でテレビCMを含む広告宣伝の経費が掛かっています。
同じものを使うとすれば仕入れは全国規模で大量購入する為安く仕入れることができるはずですが、間接経費が何百倍もかかってしまいます。
比べて地場のビルダー工務店は、基本的に営業、設計、工務をメインに事務経理のスタッフがいてもほとんどが直接家造りに関わる人員の経費です。
その上、地域のつながりや知人の紹介などで集客も頑張っている為、広告費は抑えられている会社が多いです。
この差が販売する価格の差になっていることは言うまでもありませんね。さらには高い住宅だからと言っていいものを使っているのかというと決してそんなことはありません。
規模的に高くなってしまうという事情を理解することが重要です。
理由2:モデルハウスやショールーム等を持っていない会社だとそういった経費が掛からない
地元ビルダー工務店はモデルハウスやショールームがない会社もあります。そういった会社は住宅価格を抑えられる傾向があります。
ディライトホームでは自社でモデルハウスを持つのではなくオーナーさんに建てて頂いてそこを借りるという形式でモデルハウス運営をしている為大きく経費をかけずにモデルを持っているレアケースのビルダーです。
土地代、建築費を自社負担で出すカタチだと数千万の資金を塩漬けしなければならないのでこの負担はなかなか重く感じます。
実際にモデルハウスがあればお客様に実物を見ていただけますし、会社の建てる建物に説得力が出ます。
ある意味会社としての信用性にもつながる事でもありますので、モデルハウスを持っているビルダーは信用できるかもしれませんね。
対してハウスメーカーが持っているモデルハウスは、多額の費用がかかってしまっています。
総合展示場の中に出展されているモノはおよそ7年程度で建て替え続けないといけない縛りがありますし、月々100万円程度の出展料等の経費が必要です。
周りがハウスメーカーがひしめいているので目立たせる為に現実離れしている造りで建築している例も多く普通に家を建てる何倍もお金がかかっているモデルも珍しくありません。
もちろん、そういったモデルハウスの建築費や維持費も住宅の価格に乗ってきています。これも住宅購入費用が高くなる理由の一つです。
理由3:自社施工をすることで中間マージンを省略している
ビルダー工務店(特に大工工務店)は自社で契約を取り自社で工事を行う為、中間マージンがなく、住宅費用を安くできます。
ハウスメーカーの場合、工事請負契約後の実際の工事は下請け施工会社に丸投げされることが多くなります。
当然下請け会社に依頼する際は中間でマージンが発生します。
なるべくこのマージンを少なくできる工夫を行うことで総費用は安くなります。ハウスメーカは単価をたたくことで総費用を安くする傾向がありますが、
地元ビルダーは、仕事を切らさない、次の現場を供給し続ける事でマイルドな単価を維持して貰う信頼関係で業者さんとつながっています。
近年ではウッドショックの影響で物の値段が上がったしわ寄せを業者単価をたたくことで何とか商品価格を維持しようとしていた大手系のハウスメーカは業者が離れてしまって、
施工して貰えない等のトラブルを抱えているなどの話をよく聞きます。
理由4:メインの地域に事務所を構えている会社が強い
ビルダー工務店は地域密着型なので、建設地付近に拠点事務所を構えています。建設地と事務所が近いので、移動費や輸送費が抑えられます。
さらに、突発的なトラブルが起きてもすぐ対応可能なため、何かと便利です。
一方ハウスメーカーはというと、必ずしも建設地が近いということはありません。事務所の場所によっては、移動費や輸送費が嵩張ることもしばしばあります。
住宅建築費用が安く済み、もしものトラブルにすぐ対応できるところも地場工務店のメリットといえます。
2 注文住宅を素敵にコスパ良く建てられる工務店を選ぶ際の3つのコツと注意点
【注文住宅を建てるならなるべく安く建てたい】これはみんな共通の想いですね。そんな想いの元、地場工務店で新築の住宅を建てようと思っている人もいると思います。
しかし、地元の工務店ならどこでもいいはずはなく、大手ハウスメーカーであればある程度どこに頼んでも品質や対応は均質化されていますが、
地場の工務店ではそれらが安定していません。地場のビルダーに依頼する際の注意点を確認しておいてください。
家づくりを満足したものにするためには、必ず確認しておかなければならない点の一つです。
注意点1:担当者の対応は誠実かどうか
コスパ良く注文住宅を建てるには、担当者の対応がとても重要です。
いくらその工務店が魅力的だとしても、担当者との相性がうまくいっていない事や、求めていないオプションなどを無理くり売りつけてくる担当者だったら、結果的に無駄な費用が膨れ上がってしまいます。
担当者の各項目をチェックしてみましょう。
話しやすさはどうか?
話や悩みを聞いてくれるか?
寄り添った提案をしてもらえるか?
コミュニケーションをとった結果、親身になって話を聞いたい上で寄り添った提案ができる担当者がいる工務店を選びましょう。
※自画自賛するわけではありませんが、ディライトホームは寄り添いに定評があります!迷っている方はぜひ遊びに来てくださいね!
注意点2:自社施工の範囲から離れていないか確認
施工エリアは工務店ごとにさまざまです。一口にビルダー工務店といっても、全て施工を自社の中でしている工務店は少なく、多くの工務店は下請け会社を多少なりとも使っています。
工務店側の施工エリアはある意味下請けの業者の施工エリアに依存することが多いので新規の業者を使わなくても施工可能なエリアを確認しておきましょう。
ホームページなどで【自社施工】と書いてあったとしても実際の施工範囲は分かりません。
設計から建築まで全て自社施工の会社は少ないです。建築の一部は下請け会社に任せているなど、ケースはさまざまです。
不安な場合は施工体制について、必ず確認しましょう。
注意点3:総費用のグリップをして追加費用が出ないか確認する
ハウスメーカーでよくあるのが仮契約時点ではオプションを全く計上していない状態で契約しておいて、どんどん追加オプションを計上されてしまい、当初の予算から大幅に予算オーバーしてしまうパターンがあります。
工務店でも同じことが起こらないとは限らないので、追加費用はかからないのか、かかる場合はどれくらいかかるのか必ず確認しましょう。
ディライトホームで資金計画する際は必ず要望を盛り込んだうえで最も高くなった想定で予算取りします。後々高くなったりしないようにするためで、トップの予算を超える場合は必ずお客様に確認する形で打合せを進めます。
後々高くなりましたという打合せではお客様にとって不親切なので、そうならない様にしっかりと予算をグリップしイメージから外れない予算感で仕上げさせていただきます。
3 ビルダー工務店に関してよくある3つの疑問
最後に、地場ビルダー工務店に関する3つのよくある質問に回答します。
疑問1:注文住宅の新築はハウスメーカーより工務店の方が安いのはなぜ?
疑問2:坪単価は工務店の方が圧倒的に安い?
疑問3:リフォームを依頼するなら工務店の方が安い?
よく出てくる疑問のため、必ずチェックしておきましょう。
疑問1:注文住宅の新築はハウスメーカーより工務店の方が安いのはなぜ?
上でもしっかり書かせていただきましたがハウスメーカーと比べると様々な経費が掛かっていません。人件費・広告宣伝費・間接経費・展示場出店費・その他大手だからかかる経費すべてが載って商品の価格になっています。
経費が掛からない分建物の価格が安くなるのは当然ですね。均質で充実のアフターフォローや大手の安心感、ブランド力などはハウスメーカーのメリットがあります。
どちらも良さがありますが、コスパが良いと思えるのはもちろんビルダー工務店でしょう。
疑問2:坪単価は工務店の方が圧倒的に安い?
基本的には、ハウスメーカーの坪単価が坪100万円~位が相場になっており、地場工務店の方が坪単価は安く設定されていることが多いです。
ハウスメーカーの中でも【ローコスト住宅】がメインの商品にしていて得意としているハウスメーカーもあります。ローコスト住宅の場合は大量生産、売りっぱなしのこともありますので大手のメリットという意味では外れてくるかもしれません。
疑問3:リフォームを依頼するなら工務店の方が安い?
自社施工している工務店だと、リフォーム費用も安くなる傾向があります。下請け会社に丸投げの工務店だと、ハウスメーカーに依頼するのと大差ないくらいの見積もりになる場合があります。
リフォーム代を節約するために地場の自社施工している工務店でも特にリノベが得意な工務店を選定することがおすすめです。
まとめ
地元のビルダー工務店が割安になるのは、経費を省きつつ独自の努力を続けているからです。
多額の人件費、広告宣伝費、モデルハウスやショールームの維持費、出店費等の大手ハウスメーカーがかけ続けている費用を工務店はかけていません。
当然、工務店であればどこでもいいわけではありません。担当者の良しあしや追加費用などに対する考え方等を確認しつつ後悔ない家造りをするために、今回紹介した注意点に気を付けながらあなたに合った工務店を探してみてください。
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