COLUMN

【LDK特集】おしゃれで使いやすいLDKの間取りや失敗例をチェック【実例紹介】

公開:

更新:

こんにちわ!!ディライトホームコラム編集部です。

今回のコラムのテーマはLDKについてです。広々としたリビング、使いやすいダイニング、おしゃれなキッチン、そんなプランニングは現代の住居造りのトレンドです。
実際にその建物に住んで後悔したり不満が出たりするのは絶対に避けたいはずです。マイホームの顔、軸でもあるLDK、なのでせっかく建てるなら知識を身に着けてより満足度の高いLDKを作りましょう。
LDKを考えていく上での注意点や、おしゃれに見える作り方のコツ、ポイントを実例を紹介しつつ解説します。

1 そもそものLDKの意味を知ろう

まずはLDKのもともとの意味、役割から解説します。DKとの違いも確認します。
・居間、食卓、台所のこと
LDKは居間、食卓、台所それぞれを指す英語の頭文字をつなげた和製造語でLは(Living:リビング)、Dは(Dining:ダイニング)、Kは(Kitchen:キッチン)を表します。
この3つ機能を一か所にまとめた空間をLDKと呼びます。料理を作る場所、食事をとる場所、そしてくつろぐ場所を同じ空間で構成するのが特徴です。
よく不動産業者の物件情報に記載されている「4LDK」等の表現は、4つの居室とLDKがありますという意味です。

・DK(ダイニングキッチン)とは何が違うの?
間取りを表す記号としてこちらもメジャーな表現、DK(ダイニングキッチンの意)という表記も皆さん見たことがあるかもしれません。
調理場所と食事する場所のみの機能でくつろぐ場所という意味で、そことは別に居間があるという間取りになります。LDKと明確に違う所は空間の広さになります。
※物件選びの際にユーザー側の不利益を防ぐ目的で平成14年に不動産構成取引協議会連合会で定めた規定によると、【8帖以上の部屋をLDKとする】と規定していますので、LDKは最低8帖以上の空間と定義されています。
当然住む人数、配置などによって必要な面積は様々です。目安になる規模や面積は異なります。

2 LDKを設けるメリット

L・D・Kが独立しているタイプのプランと比べると、LDKタイプには一体どんなメリットがあるでしょうか?

・空間全体が広く感じたり見える
3つの機能を一か所に集約しているLDKタイプは、それぞれを個別配置した場合よりも広々とした解放感が生まれることはもちろん、つながっていることで余分なスペースも生まれにくく機能的なプランになります。
システムキッチンと組み合わされるキッチン収納を採用出来たり、ダイニングにテーブルがある場所での食事やリビング学習、ソファでの生活、ローテーブル等の家具が多い空間は大きなメリットになるでしょう。

・家族同士のコミュニケーションが増える
LDKを利用するシーンが多くなるいと自然に家族間の距離が近くなって、挨拶だけでなく会話が増えコミュニケーションを取る機会が増えるのもメリットです。
食事を作っている奥様と、ダイニングテーブルで宿題をしているお子様、リビングで新聞を読むご主人と、様々な場面で会話が生まれる絵が浮かびますね。
スマートフォンやタブレット、TVゲームなどで個人としての楽しみが増えている現代人にとっては、魅力的な間取りではないでしょうか。

・模様替えがしやすい
全体としての空間が広いので、模様替えによって持っているインテリアの配置を変えて楽しめるのもLDKタイプのメリットかもしれません。小さい空間ではテレビとソファの座面の距離がおよそ決まってくるのでレイアウトは限られます。
しっかり距離を確保できるのであれば、レイアウトの変更も自由です。お子様の成長や巣立ち等、ライフスタイルが変化しても対応できる間取りと言えます。

・お子様を見守りつつ家事ができる
子育て世代にとって特に必要なポイントは、キッチンでの作業をしながらお子さんの様子を見守れるのは素晴らしいメリットです。
主流になった対面型のキッチンは、向きをいちいち変えなくても遊んでいるお子さんの様子が目に入ります。
何でも口に入れる赤ちゃん期、ゆりかごですやすや眠る時期、いたずら小僧のわんぱく期、様々な子育てシーンでも安心です。
キッチンに立つパパさんママさんの姿を見ると、自然に興味を持ちお手伝いをしたがるかもしれませんね。

3 LDKのデメリット・注意点を知ろう

一長一短という言葉があります。メリットたくさんのLDKですが当然デメリットもあります。
良い点だけでなく、注意する点もしっかり把握した上でプランニングを決めることをお勧めします。

・冷暖房時の効率が悪い
広々とした開放感がある事がメリットである反面、LDKタイプの間取りはどうしても冷暖房における効率が悪くなります。
現状の家造りですとエアコンによる暖房が一般的ですがエアコンの位置が悪かったり、LDKに吹き抜けがついていたりすると解放感と引き換えに冷暖房の効率が落ちます。
暖かい空気がどんどん2階に持っていかれ、逆にコールドドラフト現象によって冷たい空気が足元に流れてきます。※ディライトホームの家造りでは気密にこだわった家造りになっていますので冬場も比較的寒くなりにくい家になっています。
一般的な対策としてはシーリングファンなどで空気を循環させたり、家自体の断熱気密性能を高めるなどがあります。

・プライベートタイムの確保が難しい
ファミリーみんなが集まって日常の団らんを取りやすいのがLDKタイプのメリットですが、逆にプライベートタイムを作りづらい点がデメリットと言えます。
本を読んでいる際にテレビの音が気になったり、宿題をしているときにゲームを脇でやられると集中できなかったりする方もいるはずです。人の出入りで気が散ったり、勉強や作業に集中しにくいということもあるでしょう。

・料理のニオイを切り離せない
独立タイプのレイアウトと比べて、LDKタイプの対面キッチンは調理中の臭いが気になる点は注意してください。
夕飯の良い香りがしてくると集中力も切れますもんね。ニオイがきつい料理が不快に感じる場合もあるでしょう。
来客がある場合、リビングに通す際は臭いが特に気になりますね。

4 LDK形の種類と特徴、いい点や悪い点も解説

新築の注文住宅、自由設計の家ではLDKのレイアウトは当然自由に配置できますが、ある程度の作り方の目安があるとプランを考えやすいです。
全体的な配置・キッチンのタイプ・間仕切りをどうするか以上のポイントに着目して、一つ一つメリットとデメリットの解説します。

・配置に関する分類(長方形の配置・L型の配置)
L・D・Kの配置による種類分けは、一直線に配置した長方形配置と途中で曲がっているL型配置の2つに分かれます。
長方形タイプの配置は空間の奥行を感じさせる解放感を出せる点がメリットです。当然生活感は見えやすくなります。
L型の配置はキッチン、ダイニングにて作業をしているとリビングから見えにくい点がメリットになりますが、ギリギリの広さでやってしまうと閉塞感を感じてしまうケースもあります。

・キッチンタイプ(オープン型・クローズ型)
LDKの空間で大事なのはキッチンの配置が重要です。対面型・アイランド型・ペニンシュラ型などのオープンキッチンタイプは、家族同士のコミュニケーション増えやすい反面、
面積的に大きめのスペースを必要としています。間仕切りの中でキッチン環境を納めるクローズ配置は、生活感だったりニオイをリビングスペースから切り離せるのがメリットです。
調理する人とのコミュニケーションが薄くなりがちな点がデメリットですね。

・間仕切りありなし(フルオープン・収納式間仕切り)
それぞれの空間を切り分ける間仕切り壁・パーテンションの有無も、LDKのチェックポイントによく挙げられます。
全く壁を計画しない空間をフル活用したLDKが主流で建築コストが抑えられます。来客時や家族それぞれの時間を過ごしたい、匂いを混ぜたくないシーンでは、パーテンション等の可動式の間仕切りがある方が便利でしょう。
収納時、邪魔にならない間仕切りもあります。オプション対応になりますが総工費はアップします。

5 LDKでよく起きる失敗談のパターンと対策

LDKのプランニングで後悔、不満を感じるよくあるミスと、検討しておくべき対策をご紹介します。

・オープンキッチンを採用してしまったので生活感が丸見え
応接間を設けることは現代ではほぼなくなりました。皆さん来客をリビングに通します。そこで気になる点が出てくるのですが、ダイニング、キッチン、リビングが一体になっている場合はどうしても生活感が見えやすくなります。
来客前に慌てて片付けるなんてことも多くなるでしょう。

【対策】視線を遮る間仕切りやカウンターを設ける
生活感が出ないようにする工夫としては、間仕切りを設けLDKとDKを使い分けられように機能を持たせるのが有効です。
間取りや構造、予算上の問題によって間仕切りの設置が難しい場合は、キッチンカウンターを高くしたり、吊り下げ型のアイアンと板を組み合わせた収納を設けるなどすれば自然に生活感を隠せます。
また、キッチン収納に建具をつけてしまうのも手です。今では冷蔵庫も隠してしまうくらいに生活感を出さなくするプランが気に入られています。
L字型のLDKを採用してキッチンの生活感をリビングにいる人から感じにくい配置にするのもおすすめです。

・LDKに収納が足りず物が溢れる
シンプルに整ったスッキリとしたLDKの間取りはとてもおしゃれで、デザイン性をだけでなく雰囲気を素晴らしく向上させてくれます。
ただシンプルモダンを優先しすぎて収納が足りずものがリビングにあふれてしまうケースも良くあります。
TVやエアコンのリモコン・スマホ充電器・雑多な筆記用具・読みかけの漫画や雑誌等、生活の中心であるLDKにはどんどん物が増えてきます。
物が多いリビングは散らかって見えますし、落ち着きませんね。

【対策】見えないところにリビングクローゼットを設けてすっきり
LDKを整ったおしゃれ空間に維持する為には、見えないところにリビング収納を設けるのが有効です。
最近ではリビング中心にライフスタイルが変わってきているので、リビングクローゼットを設ける方も増えています。
オープン収納にしてあえて見せる方法もあることにはありますが、センスが非常に問われるうえ、意外と綺麗に保つのが大変なので、隠せる収納が便利です。

・家族全員でが集まって過ごすと意外と狭い
第2子、第3子の誕生などでメンバーが増え、LDKが手狭に感じてしまう失敗ケースも少なくありません。
上で書いたようにLDKの最小単位は8帖以上ですが、家族4人で過ごすスペースと考えるとかなり狭いです。
ライフスタイルが変容してきている中で現代人の暮らしとしては、LDKの広さは一つの基準になります。広く取れるだけ広くとりたいですね。

【対策】居室をコンパクトにしてその分リビングを大きくしよう。
一昔前は子供部屋にはキャラクターものの勉強机と購入した本棚、そしてベッドがおいてあるのがデフォルトの設定の様なものでした。
自分の部屋で勉強や読書をするのがある意味昭和的な子供部屋活用法と言えます。物を置く前提ですと最低でも6帖は必要になりそうですが、
机を作り付けにして本棚も併せて作る形にすれば面積は削減できます。寝室、居室は寝るためのスペースと割り切ってリビングを広く作るためと決めてしまうのもいいかもしれませんね。

6 LDKの実例を紹介!

我々ディライトホームが実際に施工したお客様のお住まいの実例から、おしゃれで快適なLDKの写真をピックアップして紹介します。デザインや使い勝手で気に入るものがあればぜひ採り入れてください。

【実例1】リビングに吹き抜けを組み合わせる


平屋×勾配天井×吹き抜け×ロフト 須賀川市S様邸
見せ梁を出した勾配天井と吹き抜けにロフトを組み合わせたLDK、解放感をカタチにしたらこうなる!というようなデザインと技術の高次元的な融合。

【実例2】2Fリビングとアウトドアリビングの組み合わせの解放感は凄い


ディライトホームの代名詞ともいえる2Fリビングとアウトドアリビング 会津若松市E様邸
モデルハウスを気に入っていただいたお客様で、アウトドアリビングと2Fリビングの組み合わせた解放感の上位互換の様な構成の注文住宅を作っていただきました。

【実例3】便利な畳の小上がりがあるLDK


LDK×本物の畳の気持ちよさ 須賀川市Y様邸
LDKに小上がりの畳スペースを設ける方は割といますが、その畳を建材の和紙畳ではなく本物のい草の畳表と中身も稲わらで造る本物の畳にこだわった小上がりはなかなかないかもしれません。
香りも良く、踏み心地も柔らかさがあり、素晴らしい仕上がりです。

【実例4】小上がりとカウンターでワークスペースも兼ねるLDK、秘密の仕掛けも!


リビングワークに優れた家族の空間×大画面プロジェクター 田村市S様邸
小上がりに足を落としてデスクワーク出来るカウンターを設けつつ、電動のスクリーン&プロジェクターを供えたスペシャルなLDKがあるお家です。楽しめる家ってすてきですね!

7 まとめ

注文住宅で家造りすると、家族の人数や叶えたいライフスタイルに合わせて最適なプランを作る事ができます。
せっかく一生に一度の家造りをして家を建てるのなら、自由度が高いフルオーダーの家造りはいかがでしょうか。
ディライトホームは建築家と建てるオリジナリティー溢れる自由設計で土地に合わせお客様の予算に合わせて自由なプランで理想の家づくりをご提案いたします。

福島県、郡山市、須賀川市、会津若松市周辺地域で新築住宅や注文住宅、デザイン住宅を検討中の方、建て替え、土地購入からの方、リノベか新築か検討している方、ローンの相談、建てたい家の相談はぜひディライトホームにご相談ください!
モデルハウスに来場いただければ他には無い提案が沢山あると思います!!自由設計で建築家と建てる家をぜひご検討ください。
自分達だけの素敵なマイホームを実現しましょう!!
来場予約はこちらから↓↓

施工事例はコチラ