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【間接照明】おしゃれな空間演出を!いい照明計画がいい雰囲気を作る!【基礎知識編】

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こんにちわ!!ディライトホームコラム編集部です。いつもコラムを読んでいただきありがとうございます!

今回は、その間接照明のお話をたっぷりとしていきたいと思います。

おしゃれで洗練された空間を作りたい!!間接照明の基礎知識を学んで一つ上の雰囲気を作ろう。

陰影を空間の中に作り出したり、空間の立体感を生み出したり、設置するだけでぐぐぐっと一つ上のおしゃれなエリアに演出することができる「間接照明」。
間接照明は柔らかい光源を天井や壁、階段の間などに照らして生まれる反射光を間接的に灯りをもたらす照明方法のことです。
一般的な直接照明と比べて優しい光になるため眩しくなくて柔らかな光で、居室空間全体に奥行き感や広がり感を演出します。
ゆっくり・ゆったり・まったりとくつろぎの空間を創るため、リビングや寝室、ヌックなどのリラックススペースにおすすめです。

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間接照明と一口に言ってもさまざまな機能・種類の間接照明があり、採用の仕方で雰囲気も大きく変わります。
間接照明の種類や特徴を覚えつつ、間接照明による天井、壁の照らし方の基本を押さえ、間接照明を効果的に活用しましょう。
間接照明はフロアライトなどの可動するタイプの照明器具を利用したものではなくて、建築化照明について解説します。

天井・壁全体を照明として活かし、反射板にみたてて利用する方法があります。
今回は、ディライトホームでも採用する方が多い人気の建築化照明の中で実例を交えながら間接照明の基礎知識をご紹介します。

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間接照明を用いるメリット

 

リラックスできる空間を演出可能
間接照明の大きな特徴は、光源が直接的に目に入らないので、眩しくなく落ち着いた一定の明るさで雰囲気が良くリラックスできる空間を創り出せます。
実際に、寝る直前に部屋が明るい状態だと目が冴えてしまい寝つきが悪くなるので、寝室の照明で間接照明を用いると柔らかい明かり眠りに誘ってくれます。

居室のアクセントとして活用すると一つ上の雰囲気を創れる
壁付けの照明で空間ではなく、壁そのものを照らす使い方なら、アート風で照らされた壁自体をアクセントとして取り入れるデザインになります。
逆に下側から光をアッパーライトとして天井に向けると、視線を上へ上げる効果が持たせられ、上に向いたことによる奥行き効果を得つつ、視線を集める効果もあるのでスポットライトを壁面に当て、目立たせるポイントを強調することもできます。

空間に立体感を生み出せる
陰影をあえて映し出すことで、広がりや奥行き感を強調し、コンパクトな空間でも圧迫感を消しつつ雰囲気を作ることができます。陰と陽、光と影のグラデーション、コントラストは空間にメリハリを生み出し、
お部屋のスペックを一つ押し上げてくれるので、ぜひ取り入れてみたくなりますね。

間接照明の種類を知ろう!

間接照明と呼ばれるものには実は種類がたくさんあります。その中でも「コーブ照明」、「コーニス照明」、「バランス照明」があります。

【コーブ照明】
天井を照らす間接照明のやり方で、天井を明るく照らすことで、自然と目線を上部へ誘導し、天井の高さを強調できます。
空間の中に開放感を与える際に効果的で、よく折り上げ式の天井と組み合わせてに用いられています。
よく使われているダウンライトと比較すると陰影がないので、部屋全体が柔らかく感じられる雰囲気を作れます。
適している使いどころとしては寝室や書斎などがいいでしょう。落ち着いた雰囲気を演出し、リラックスとゆとりを醸しだすことができます。

【コーニス照明】
壁を照らす間接照明のやり方で、やわからい光を壁面に向けることで、その照らされている壁の素材を照らす演出を行い、空間に対しての深みを強めます。
間接照明のなかで比較するととても明るさを感じやすいので、垂直方向の意識を強調したい時には重宝します。また、ロフトなどの比較的低めの天井の中でも施工できるメリットもあります。
そのため、高さの制限がある空間でも万能に機能してくれる間接照明とされています。採用されることが多いのがアクセントウォールなどと組み合わせて活用する形です。異素材を貼った壁面を空間のシンボルに!という演出にも使えます。

【バランス照明】
バランス照明は、コーブ照明とコーニス照明の組み合わせてバランスをとった、その名の通りの間接照明です。
2方向からのライティングなので、影がでにくくラグジュアリー感が出る効果もあります。
天井を高く見せながら、奥行きを感じさせるので空間面積を広く見せる効果があります。
コーブ照明とコーニス照明双方の効果のいいとこどりです。

間接照明を採用する際に気をつけるポイント

 

攻めすぎない(間接照明のみにしない)
お洒落にしたい!暗めの設定で雰囲気をよくしたい!これはカッコいい部屋をと思うと理解できる欲求なのですが、大事なことは、【暗めにもできる】ということです。
間接照明は、単体で見ると通常の照明より明るさで劣ります。光源が直接目に入らないので眩しくはないのですが、【暗い印象】となってしまう可能性があります。
癒しの空間としてくつろぐ際には向いていますが、細かい作業をしたり本を読むには適さない環境になりがちです。リラックスするスペースとしての明るさと作業するスペースとしての明るさ、どちらにも設定できるように配灯計画を進めることをお勧めします。光量の調整機能を持たせ手元に直接光を当てられるような照明を設置することも併せて検討すべきです。

壁や床への光源の反射、映り込みに注意
光源からの光を反射させる壁や床にも注意をすべきです。貼り石やタイル等の艶やかでグラマラスな光沢のある部材や異素材感が出る部材を床や天井に採用している場合、
光源が強く差し込み映り込んでしまうと、それ自体が眩しくて気にかかってしまうこともあります。それを防ぐためにマットな素材や艶消し系の暗い色味の素材ばかりを使っても光が伸びないケースもあるため、
クロス・壁紙やフロア材・床材を事前にちゃんと検討しましょう。また、夜間ではサッシ越しに光源が反射で見えてしまうとかっこ悪いので注意が必要です。
カーテンを閉じると反射での映り込みはなくなりますが、バルコニーやアウトドアリビング、ベランダ等に面した2Fリビングなどで屋外とつながる空間では、窓の映り込みに注意するべきです。

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しっかりと光源を隠す
プランニングのイメージがしっかりできてから照明器具の位置や魅せ方を検討しましょう。しっかりと光源が隠れていないと、拙い印象になりかねません。
せっかくの間接照明ですから、行き届いた施工になるように配慮して落ち着いた空間を演出しましょう。プランが不安定な状態で検討しても、エアコンの位置や造作によって光との干渉が起きたりすることもありますし、
一部分の光が残念だと全体が台無しに感じられてしまうこともあります。また一部の光が必要以上に明るいと、周りがより暗く感じられ、間接照明で演出したい特有の柔らかい光が作れません。

物による干渉を避けるために間接照明で照らす場所に物をなるべく置かない
家具や家電、設置物が光源に近いと、家具由来の反射光でやりたいことが邪魔されるケースがあります。姿見用の鏡や、ミラーデザインになっている冷蔵庫などの反射するのが前提の者はもちろん、
一見問題なさそうなソファやセンターテーブルでも使われている一部に反射の強い所があったりすると思わぬ反射を感じたりします。
壁を光で照らしグラデーションを創る場合などは、特に要注意でグラデーションが設置物によって途切れてしまうこともあります。
家具家電のの配置は特に気を付けて検討しましょう。

埃掃除や光源のメンテについても考慮しておく
主に埃取り等の掃除・光源の交換・修理などメンテについても予測しておく必要があります。
作業上の意味合いで掃除や交換が不可能な作り方をしないことはもちろん、ほこりが溜まりすぎないような工夫やLEDの寿命が切れてたら迅速に交換できる工夫も必要です。
構造をシンプルにしておくことを心掛けてくださいね。

最後に

今回のコラムではおしゃれな間接照明のお話を記事にしました。奥深い建築化照明の中で間接照明の基礎知識をまずは身に着けていただければ幸いです。
間接照明は注文住宅に癒しの空間やゆとりを創り出し、お客さまの暮らしを豊かにします。事前準備と計画をしっかり練って素敵なマイホーム計画を実現してくださいね!

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