こんにちわ!今回取り上げるのは【ガスコンロ】です!!ちょっと前までは、オール電化住宅に押されまくっていて、
ガスを使わない家が圧倒的に増えている・・・なんてニュースもありましたが、電気代がかなりの値上げになってしまっているので、
改めてガスの魅力にも再フォーカスされている現状です!!メリット、デメリットを含めて今注文住宅に採用するなら・・・という目線で書いてみたいと思います。
ガスコンロを使うか・・・それともIHか・・・どっちがいい?結論がなかなか出ないと思いますが、
採用する為のヒントになればと思います。
目次
ガスコンロとは
と調べると
ガス(プロパンガス・都市ガス)を燃料として用いる装置。ガスコンロは家庭用の物のだと2口タイプのものが多い。
火災防止機能として天ぷら油加熱防止センサーや、消し忘れ防止機能などが付いたものも主流になってきている。
天板はがホーロー加工され傷や汚れに強いタイプのものや強化ガラスで加工され、掃除などの手入れが楽なタイプのものなどがある。
2008年4月以降に製造するすべてのガスコンロには、SIセンサーの取り付けが義務化されている。
と書いてあります。
皆さんもご自宅等で目にされたことはあると思います。
昭和生まれの方、平成初期生まれの方は割と使ったことがある方も多いかもしれませんね。
まずはガスコンロのメリットを解説します!!
1、どの時間に使用してもガス代は変わらない!
プロパンガス、都市ガスともに利用料金は、どの時間に使っても変わりません。電気代はというと料金プランによって多少変わりますが、
一般的に昼間は割高、夜間は割安に設定されている場合が多いです。電気代の安い深夜電力を使おうと思ってもなかなか難しい上、
夜の電気代も昔ほど割引がなくなってしまっている現状ではそれほどメリットが得られません。
調理にかかるコスト管理は、ガスコンロが安定しているといえるかもしれません。
2、調理の火力が高い!!
やっぱりガスですね、ガスでなくちゃいけません・・・という寿司屋の大将がコメントするTVCMが昔あったように、
ガスコンロの最大の魅力は火力です。IHも最近の物は火力が上がってきたとはいえガスと比べると見劣りします。火力はガスコンロの大きな特徴ですね。
3、炒める料理は煽りながら調理できる
ライバルであるIH製品のほとんどは、鍋をコンロから離すと加熱調理ができません。
鍋をコンロから離して調理するならやはりガスが絶対です。
*チャーハンを作る時に鍋を振るイメージですね。
4、停電していてもガスコンロは使える
災害を経験している人は良くこの話をします。『停電に強いのはやっぱりガス』3.11の時に私も感じました。
オール電化にしてしまうと、停電の際にすべての機能が使用不可能になるかもしれません。
そうして考えると備えがあるということも大事かもしれませんね。
5、調理器具(鍋・フライパン等)を選ばない
「この商品はIHに対応していません」の表記を気にすることなく選ぶことができるのもガスコンロの強みと言えますね。
ガスコンロのデメリットを解説します!!
1、実際に火を扱うためオール電化に比べると危険
IHと比べて実際に火を使うので火事や火傷の原因になりやすいです。お子様やお年寄りがいらっしゃると危険度は高いなと感じます。
最近のガスコンロでは、火災発生リスクを抑える為の様々な機能がついているものもありますので特に注意が必要なご家庭は、
それらを参照しつつ機器選定してみてください。
2、汚れの掃除、お手入れが大変!!
天板が掃除しやすいタイプも出てきてはいますが、トップ面に凹凸があって、火でで調理することからガスコンロは掃除が面倒です。
IHの掃除しやすさを覚えてしまった方は、ガスコンロが掃除しにくく映ってしまうかもしれませんね!
3、猛暑の時にキッチン立ちたくないほど熱い&暑い
ガスによる調理は周辺の温度を高めます。夏のうだるような暑さの時は、ちょっとガスの前に立ちたくなくなってしまうかもしれませんね。
IHについても解説しますよ!!
今では普通にIHと略されていますが、元の言葉は「Induction Heating」の略です。
日本語にすると「電磁誘導加熱」となります。電熱線に通電した際に電気抵抗によって生じる熱と違って、
ヒーターから鍋の底に誘導電流を発生させて鍋そのものを熱くするというサイクルです。
熱損失が無いので、効率の良さがメリットです。
*サイクル的にはヒーターそのものは熱を発しませんが、鍋の中身が熱くなることで、その輻射熱で最終的にはヒーター自体も熱くなります。
IHのメリットを解説!!
1、直火を使わないので火事リスクが低い
仕組みとして火を使わない為、火事のリスクが低い。
ヒーターから鍋をよけると加熱もストップするので、消し忘れてもトラブルが起きないのもメリットですね。
2、清掃性が高くて清潔な状態を保ちやすい
主流の商品が天板がコーティングされたガラスの為、フラットで拭き掃除がしやすく吹きこぼれ等の掃除も楽にできる。
排気ラインの掃除に関してもこびりつきが起きにくい設計になっていることが多いので総じて清掃性が高いと言えます。
3、火力を簡単に調整できる
IHの火力調整は多くの場合天板に表示されているメモリを調整するだけです。
火加減の調整と安定的な加熱に関してはガスコンロと比べられないレベルでIHは楽だと言えます。
4、火力の立ち上がりはIHの方が早い
先程、ガスは火力が強いとお話しましたが、いいコンディションにする(調理可能状態にする)為の時間は圧倒的にIHが良いです。
やかんでの湯沸かしを想像すると水からの湯沸かしで実験してみると違いがよくわかりますね。
IHのデメリットについても解説します
1、停電したら使用不可
当然ながら電気を使うので、停電には使用できません。災害時には電力の復旧まで時間がかかってしまうので特に不便に感じてしまいます。
東北の方ですと震災の時に使えなかったイメージが強く残ってしまっているかもしれませんね。
2、使用直後は天板も熱くなっている
上で書いていますが、IHは火が発生しないものの使用直後の天板は輻射熱で加熱されかなり熱いので、注意が必要です。
料理した後のフライパンを移動させた直後とか、鍋で煮込んだ後とか、天板が熱くなっていることに気が付かずに触れてしまうと確実に火傷をします。
お子様、お年寄りの方と同居の際は使用していないときにフタをかけられるタイプがおすすめです。
3、IHから鍋が離れると加熱できない
鍋が直接IHプレートから離れると、火を通すことができないので、チャーハン等の火力で煽る!みたいな料理方法には不向きです。
センサー付きで鍋振り対応型のIHも出てきているみたいですが、なかなか標準化していないのも現状です。
4、IH用の調理器具が必要
Hヒーターは基本的に専用の鍋やフライパンが必須です。それらの買い替えが必要になります。
最近では全対応型のIHも出てきていて、それはほとんど鍋が使用可能ですが、初期費用がとても高く、器具を新調したほうが圧倒的にコスパがいいので、
一般化していないのが現状です。標準的なIHの場合は鍋底が平面のIHに対応した鍋しか使用できません。
基本的に使用可能な素材は、鉄とステンレスで、土鍋やガラス鍋は使えないと思ってください。
*多くの場合土鍋対応のラジエントヒーターがついているIHが標準的なので使えるといえば使える
5、電気代が高くなっているので昼間の調理が心配
ご時世的に電気代がとても高くなっているので、お昼に料理をすることが多い場合、電気代が思ったよりも高くなるかもしれません。
心配な場合は、電気料金の契約内容を確認してみてください。
さらにお得な料金プランを選べる場合があります。
ガスコンロはこういう方におすすめです!
☑ガスコンロはお料理好き、プロ仕様を希望する方におすすめ
お料理のクオリティーや調理器具、調理法にこだわりがあって強い火力を求める方、
ガスでなくちゃいけない!とこだわる方はガスコンロを選びましょう。
☑楽な家事、清掃性、時短などがいいなと思う方はIHがおすすめです
掃除が楽で、温度の調整が楽、立ち上がりが早い等々を求める方はIHを選びましょう。
コスト感としては、オール電化と比べてしまうと、ガスの基本使用料もそこそこ高いので、ランニングはIHにまだ分があるなと感じています。
まとめ
長らく読んでいただいてありがとうございました。
ガスコンロも、IHもそれぞれにメリットデメリット特徴があるので、何を優先するかで選択は変わると思います。
せっかくの家造りですから、キッチンと合わせてこだわりたいですよね!!
各メーカーのショールームもご案内できますのでよかったら問い合わせいただければと思います!!
皆さんが、おしゃれで素敵な家づくりをされることを祈っています。
代表 小林
福島県須賀川市出身で、山形県で住宅営業のキャリアを10年ほど積み、地元でデザイン性の高い注文住宅を提供したいという思いから 2021年7月から福島での営業開始。
2022年3月に株式会社DELiGHT HOMEを創業。 おしゃれな家を建てている会社ってどこかな?と言われたら一番最初に名前が挙がる会社を目指し日々奮闘中。
福島県、郡山市、須賀川市を中心に注文住宅をご検討中、メーカー選定中、マイホーム計画検討中の方はぜひDELiGHT HOMEへ! ディライトホームでおしゃれな家を建てたい方は予約ページ⇒コチラからご連絡ください。