COLUMN

工務店とハウスメーカーの7つの違い|メリット・デメリットを徹底比較

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注文住宅を建てる際、以下のようなお悩みはありませんか?

「工務店とハウスメーカーの違いを知りたい」

「どちらが自分の目的に合っているのか判断したい」

本記事では、工務店とハウスメーカーの7つの違いやそれぞれのメリット・デメリットなどを詳しく解説します。

本記事を読むと、注文住宅の依頼先選びに役立つ情報を収集できますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、ディライトホームでは完全フルオーダーの注文住宅を受け付けております。「デザイン×建築家と創る家」をコンセプトに、お客様に寄り添ったデザインを提供しています。

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注文住宅の依頼先の主な種類

注文住宅の依頼先の主な種類

注文住宅の依頼先には、主に以下の3種類があります。

  • ハウスメーカー・住宅メーカー
  • 工務店
  • 設計事務所

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ハウスメーカー・住宅メーカーの特徴

まず、ハウスメーカー、住宅メーカーの特徴は、以下のとおりです。

  • 全国展開をしている
  • 資本力が大きい
  • フランチャイズの場合もある
  • 有名で安心感がある
  • 会社によってはブランド力がある
  • プランなどに制限がある場合が多い
  • 建てられる建物の自由度は低め

また、ハウスメーカーには以下のような企業があります。

大手ハウスメーカー積水ハウス
ダイワハウス
セキスイハイム
ミサワホーム
住友林業
三井ホーム
ヘーベルハウス
トヨタホーム
飯田グループ
桧家グループ
タマホーム
中堅ハウスメーカーアイフルホーム
タマホーム
ユニバーサルホーム
クレバリーホーム
ヤマダホームズ

アイフルホームや、クレバリーホーム、ユニバーサルホームなどはFC(フランチャイズ)で運営しているので、地場の工務店ビルダーであるケースが多いです。

工務店の特徴

工務店の主な特徴は以下のとおりです。

  • 地域密着型で施工エリアが限定される
  • ハウスメーカーに比べて小規模なので管理コストが低い(商品自体も安くなる)
  • ハウスメーカーに比べて宣伝広告費、人件費などの運営コストが低い
  • 施工の自由度が高い
  • アフターや施工精度にムラがある
  • モデルハウスがない会社もあるため、選ぶのが難しい。
  • 棟数が少ない会社の場合は安く建てられないケースもある。

大工さん一人でやっているような会社もあれば、規模を縮小したハウスメーカーのような会社もあるかもしれません。

また、工務店ごとで規模感も異なるため、どのような工務店なのかは、実際の打合せやモデルハウス、ショールームなどをとおして判断する必要がありそうです。

設計事務所の特徴

設計事務所の特徴は以下のとおりです。

  • 意匠設計のみの会社や施工までする会社などさまざま
  • デザインが自由でおしゃれな家を建てる場合が多い
  • 費用感がバラバラで、見積もりが出てくるまでに時間がかかる
  • 年間の施工件数が少ない傾向にあるため、割高になる場合が多い
  • 広告費などかけていない会社が多く、口コミや紹介でしか情報にたどり着かない
  • ランキングサイトなどにも未掲載な場合が多い

設計事務所は、自由度の高い家造りが主な特徴で、デザイン性の高い家が期待できます。

少し変わった外観や内装の家を希望する方は、設計事務所での注文が合っているかもしれません。

工務店とハウスメーカーの7つの違い

工務店とハウスメーカーの7つの違い

工務店とハウスメーカーには、以下7つの違いがあります。

  • 住宅の価格
  • 施工エリアの広さ
  • 設計の自由度
  • 工期の長さ
  • 品質・技術力
  • アフターメンテナンス
  • 倒産リスクや保証制度

それぞれの違いを詳しく解説していきます。

住宅の価格

ハウスメーカーは、大規模な設備投資や広告宣伝費を価格に転嫁するため、総じて高めの価格で設定されており、坪単価70~100万円が目安です。

一方、工務店の場合は運営コストを抑えられるため、比較的安価な価格提示が期待できます。地域に密着した特性で、坪単価50~70万円も目指せます。

コスト抑制の面では、建材の大量生産を利用するハウスメーカーがコストの均一化に長けています。

対して工務店は、オーダーメイドに適応しつつ、建築費用を抑える柔軟性が強みです。

人件費

工務店とハウスメーカとの違いでわかりやすいのは、大工さんなどへの施工労務費です。

工務店の施工労務費の坪単価は5万円程度の場合が多く、ハウスメーカーの坪単価は4万円程度が多い印象です。

ハウスメーカーの住宅価格は工務店よりも高い一方、1坪価格の施工労務費が安くなる原因は「工期」にあります。

例えば、木造40坪の新築住宅工事で、大工さんへの「大工手間」と「施工期間」を検証すると以下のとおりです。

メーカー種別施工労務費標準的な施工期間
工務店40坪×5万円/坪=200万円3ヶ月
ハウスメーカー40坪×4万円/坪=160万円1.5ヶ月

ハウスメーカーの場合、施工期間を短く設定し、厳しいスケジュールの中で工事が行われるケースが多いです。

結果、スケジュールに間に合わせようと大工さんを増やすため、多くの人件費がかかり、1坪価格の施工労務費が工務店よりも安くなってしまいます。

※大工に払う労務費のこと

材料費

ハウスメーカー・住宅メーカーは建物に使われる部材などをある程度決め、部材あたりの仕入れ価格を下げるために、一括で同じ部材を購入しています。

一方で工務店は、仕様を固定化していない会社が多いので、打合せでお客様が選んだ製品を仕入れます。

二者で仕入れる価格の差が出るのが、住宅設備機器(キッチン、ユニットバス、便器など)です。

例として、定価100万円のユニットバスで比較します。

  • 工務店が選んだ新製品のユニットバス(割引き率が60%と想定):40万円
  • ハウスメーカーが選んだ量産型の製品のユニットバス(割引き率が75%と想定):25万円

仕入れ価格は、他の材料でも似たようなケースが多いです。

工務店で注文住宅を新築する場合でも、今までの取引実績や関係性で安いメーカーから仕入れる場合もあります。

運営費

運営費

ハウスメーカーと工務店で比較すると、運営にかかるコストはハウスメーカーの方が高いです。

ハウスメーカーではタレントを起用したTVCMを全国規模で毎日流していたり、総合展示場への出店など、集客や宣伝に使われる広告費を多く使っています。

また、営業マン・工務・設計など家造りに関わる方の人件費も大きくかかり、会社の維持管理を行うためのコストなども増えるケースがほとんどです。

一方、多くの工務店は、人件費、材料費を最小化しつつ、運営コストを可能な範囲で抑え、自社の商品コスト削減を意識しています。

工務店は宣伝広告をほとんど行っていない場合もあるため、その分住宅価格も安い傾向です。

施工エリアの広さ

ハウスメーカーは全国規模で展開しているため、どの地域でも一定水準の施工が期待できます。

全国にモデルハウスや営業拠点を持ち、大量生産による効率的な建築が可能です。ブランド力の高さからも、将来的に転勤や売却の際に有利に働く可能性もあります。

一方、工務店は地域密着型で、施工エリアが限定的です。その分、土地の特性に精通したスタッフが対応し、地域の気候風土に合わせた設計を提案できる強みを持っています。

広域での対応を重視するなら、ハウスメーカーが適しています。一方、地域特有のニーズにこだわるなら、工務店がおすすめです。

ただし、工務店の場合、施工可能エリアを事前に確認してから依頼するようにしましょう。

設計の自由度

工務店は、施主の要望に合わせたオーダーメイドの住宅づくりが強みです。間取りや素材、設備など、細かい部分までこだわりを反映した自由設計で建築できます。

一方ハウスメーカーは、基本プランをベースにオプションを組み合わせていく形式が一般的です。

効率的な施工が可能な反面、自由度は限定されます。ただし、大手メーカーの中には、自由設計を取り入れるケースも増えてきました。

設計の自由度を重視するなら工務店に軍配が上がります。

一方、シンプルで合理的なプランを求めるなら、ハウスメーカーもよいでしょう。

ただし、ハウスメーカーの場合、自由設計の可否や範囲に関しては事前の確認が必要です。

工期の長さ

工期の長さ

ハウスメーカーは、工場で大量生産した部材を使用し、現場での組み立て中心の施工が可能です。

そのため、工期が比較的短く、早ければ3〜4ヵ月で完成するケースもあります。短期間で効率的に建築できるのも、ハウスメーカーの強みです。

一方、工務店は、設計から施工まで、すべての工程を手作業で行います。職人の手による丁寧な仕事が特徴ですが、工期は長めです。

建築規模にもよりますが、半年から1年かかります。しかし、じっくりとこだわりのある家づくりを進められるのが工務店のメリットです。

工期の短さを重視するなら、ハウスメーカーが適しています。一方、工期よりも、職人の技術力を活かした丁寧な施工を求めるなら、工務店がおすすめです。

ただし、工務店の場合、具体的な工期に関しては事前の確認が欠かせません。

品質・技術力

ハウスメーカーは、工場で機械化された生産ラインで、一定の品質を保った部材を大量に供給できます。

また、専門技術者の設計や、施工マニュアルの整備など、品質管理体制が充実しています。

工務店は、職人の手仕事に頼る部分が大きいため、施工する人の技術力で品質が左右されます。

ベテラン職人の下で長年修行を積んだ職人から、経験の浅い職人まで、技術力のばらつきは避けられません。そのため、施工事例や口コミの確認が重要です。

品質の安定性を重視するなら、ハウスメーカーが適しています。一方、職人の技に魅力を感じるなら、評判のよい工務店を選ぶのもおすすめです。

ただし、工務店に依頼する場合は、過去の施工実績を十分にチェックするようにしてください。

アフターメンテナンス

ハウスメーカーの充実したアフターメンテナンス体制も強みの一つです。多くの会社で、長期保証や定期点検、24時間365日対応のサポートサービスを用意しています。

万が一の不具合にも迅速に対応してくれるので、アフターフォローの面で安心感があります。

一方工務店は、小規模な事業者が多いため、アフターメンテナンス体制は手薄になりがちです。

ただし、地域密着型の強みを活かし、不具合時にはいち早く駆けつけ、誠実な対応を取ってくれるケースもあります。

経営者の人柄が、アフターサービスの質に反映される傾向です。

メンテナンスの充実度を重視するなら、ハウスメーカーを選ぶのが賢明です。

一方、人間味のある対応を求めるなら、評判のよい地元工務店もおすすめです。

ただし、工務店の場合は、メンテナンスの具体的な内容や期間を事前に確認するおくようにしてください。

倒産リスクや保証制度

ハウスメーカーは、大企業が多く、財務基盤が安定しているため、倒産のリスクは比較的低いです。

万が一倒産した場合でも、住宅完成保証制度や大手損害保険会社の保証で、一定の保護が受けられます。

一方、工務店は、中小零細企業が多いため、建築業界の景気動向に左右されやすく、倒産リスクは高めです。

そのため、経営状況をチェックするとともに、住宅完成保証制度に加入しているかどうかの確認も欠かせません。

資金面の不安を抱えずに家づくりを進めたいなら、ハウスメーカーを選んだ方がよいでしょう。

一方、工務店に依頼する際は、倒産リスクを見極めるのが大切です。

事業規模や財務状況、保証制度の利用状況などを総合的に判断してから依頼するようにしてみてください。

工務店に依頼するメリット・デメリット

工務店に依頼するメリット・デメリット

ここでは、工務店に依頼する際のメリットとデメリットをご紹介します。

メリットとデメリットそれぞれ理解しつつ、工務店に依頼するか考えてみてください。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

工務店のメリット

工務店に依頼するメリットは、地域に根差したオーダーメイドの住宅づくりが実現できる点です。

地元の気候風土に適した設計や、地域の良質な材料を使用すれば、その土地にマッチした住まいを建てられます。

また、施主の要望に合わせて、間取りや設備を自由にカスタマイズできるのも大きな魅力です。

さらに、職人の丁寧な施工も工務店ならではの強みです。現場監督と直接コミュニケーションを取れるため、細かい要望にも柔軟に対応してもらえます。

価格面でも、大手ハウスメーカーに比べて広告宣伝費などの経費が少ない分、建築費を抑えられる傾向です。

工務店のデメリット

工務店に依頼する際のデメリットは、施工品質や技術力にばらつきがある点が挙げられます。

工務店の信頼性は、経営者の人柄に大きく左右されます。優良な工務店を選ぶには、施工実績や口コミを十分にリサーチする必要があります。

また、小規模な事業者が多いため、複数の現場を抱える場合は工期が長引く恐れもあります。

メンテナンス体制が手薄な点も不安材料の一つで、アフターフォローの内容を事前にチェックしておくと安心です。

さらに、倒産のリスクも無視できません。工務店選びでは、経営状況の安定性も重要なポイントです。

借入金の有無や、住宅完成保証制度の利用状況などもしっかり確認して、経済状況を判断していきましょう。

ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット

ハウスメーカーに依頼するメリット・デメリット

ここでは、ハウスメーカーに依頼する際のメリットとデメリットをご紹介します。

メリットとデメリットそれぞれ理解しつつ、ハウスメーカーに依頼するか考えてみてください。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

ハウスメーカーのメリット

ハウスメーカーに依頼するメリットは、全国規模のネットワークを活かした安定供給と品質管理の高さです。

工場生産による部材の精度や、施工マニュアルの整備など、品質に関する信頼性は高いです。

また、大量発注での建材コストの低減や、効率的な施工システムで、短工期での建築もできます。

設計面では、月々のランニングコストを抑えるための高断熱高気密設計や、自然エネルギーを活用した設備提案など、快適で経済的な暮らしをサポートしてくれます。

さらに、資金面の不安が少ないのもメリットです。住宅ローンの審査や手続きをスムーズに進められるほか、ローンと建物の一体型保証で安心して建築に取りかかれます。

ハウスメーカーのデメリット

ハウスメーカーに依頼するデメリットは、自由設計の制約の多さが挙げられます。基本的にカタログの中からプランを選ぶ形になるため、細かい要望を反映しづらい面があります。

また、広告宣伝費や設備投資、モデルハウスの維持費など、さまざまな経費が転嫁される分、価格が総じて高くなる傾向です。

特に、著名デザイナーとのコラボモデルなど、ブランド力を前面に打ち出す商品は、価格が高騰しやすくなっています。

さらに、地域特性への対応力不足も、見逃せないデメリットの一つです。全国的に画一的な設計が多い分、地域の気候風土に合わせたプランニングが難しいケースもあります。

ディライトホームが目指す家づくりは?

ディライトホームが目指す家づくりは?

ディライトホームが目指す注文住宅づくりは、設計事務所、ハウスメーカー、工務店のいいとこどりを目指しています。

設計事務所の様な自由度の高い家造りと高いデザイン性を建築家と建てる家づくりで可能にし、

工務店として地域に根差したいい職人さんを抱え、お客様に寄り添い、ハウスメーカーの様に無駄なコストをそぎ落とした効率のいい家づくりを行うことで、継続発展する企業を目指しています。

工務店とハウスメーカーで悩んでいるなら「ディライトホーム」がおすすめ!

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ハウスメーカー・住宅メーカー、工務店、設計事務所の違いやなぜその違いが起きるのかは分かっていただけたでしょうか?

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