子育て家庭にとって、安定した住まいは夢の実現に向けた第一歩です。その夢をサポートする一環として、フラット35子育てプラスが注目を集めています。この特別な住宅ローンは、子育てに特化した魅力的な特典を提供し、家庭の安定を支えます。
今回はそんなフラット35子育てプラスの詳細を紹介して行きたいと思います。
目次
そもそもフラット35とは?
フラット35子育てプラスを紹介させて頂く前に、基盤となるフラット35について説明させて頂きます。フラット35は、住宅購入に利用するための住宅ローンです。特に特徴的なのは、長期間(最大35年)にわたって金利が固定される点です。これにより、将来の金利上昇の心配が少なく、返済計画が立てやすくなります。
長期固定金利のメリット
フラット35の魅力は、長期固定金利にあります。金利が長期間変動しないため、安定感があり、家計の予測がしやすくなります。将来の支出や計画がある方にとっては、安心して住宅購入ができる点がポイントです。
返済計画の柔軟性
フラット35は、返済計画に柔軟性があります。長期固定金利の中でも、借り手が利用しやすいタイプを選ぶことができます。また、返済期間や返済額を変更するオプションも用意されており、ライフスタイルに合わせた返済が可能です。
金利補助制度
フラット35には、住宅購入を促進するための金利補助制度があります。これにより、通常と比較してもとても低い金利で住宅ローンを組むことができ、住宅購入がしやすくなります。
・フラット35について理解して頂いた上で、次項目からはコラムのタイトルにもなっております、フラット35子育てプラスの概要について解説していきます。
フラット35子育てプラスについての詳細
フラット35子育てプラスは、子育て世代をサポートするために2024年2月から開始された住宅ローンの制度となります。こちらの新規制度は、子育て世帯や若年夫婦の子供の人数に応じて金利を一定期間の年数下げることによって、住宅取得を応援してくれる制度となっています。
また、各自治体や金融機関が提供している補助金制度も合わせることによって、より子育て世帯の方々が住宅を購入しやすくすることも出来ます。
次の項目では、フラット35子育てプラスの仕組みについて詳しく解説させて頂きます。
新規制度のポイント制度について
フラット35子育てプラスでは、ポイントによって金利が変動するポイント制度を導入していて、ポイントが多いほどに金利引き下げ幅が大きくなる仕組みとなっています。
※従来、金利引き下げ幅最大 ▲0.5% → 新規制度(フラット35子育てプラス) 最大年:▲1.0%
金利を低く抑える仕組み
【金利率引き下げの世帯状況】 【金利引き下げ期間】 【金利引き下げ幅】
・若年夫婦または子育て世帯の子供が1人の場合 (1ポイント) → 当初 5年間 → 年▲0.25%
・子供が2人の場合 (2ポイント) → 当初 5年間 → 年▲0.5%
・子供が3人の場合 (3ポイント) → 当初 5年間 → 年▲0.75%
【フラット35】子育てプラスの金利制度の特徴として、子供の人数が多い世帯ほど、より有意に金利を引き下げることが出来る点です。上記の金利表を見て分かるように、金利引き下げ幅が子供1人につき▲0.25%ずつ増加し、最大で▲1.0%、金利率を低くすることが出来るようになります。
こちらの制度が出来る前までのフラット35の金利下げ幅の最大は、▲0.5%までが上限となっていました。それが新規に出来たフラット35子育てプラスでは、驚異の▲1.0%にまで拡充します。これにより、今まで子育て費用と住宅ローンの両立が難しく、新築物件の購入に踏み切れなかった方々も、金利の負担が下げられることによって住宅購入の手助けをしてくれる制度となっています。
こちらでは、フラット35子育てプラスを導入した際に、子育て世帯の方々にどのようなメリットがあるかをまとめました。
尚、フラット35子育てプラスの詳細について入り詳しく知りたい方は、【住宅金融機構】の公式リンクを掲載させて頂きますので、どうぞご覧ください。
フラット35子育てプラスのメリット
・こちらでは、フラット35子育てプラスを導入した際に、子育て世帯の方々にどのようなメリットをもたらすかをまとめました
1. 長期固定金利型の安心感:
フラット35子育てプラスは、長期固定金利型の住宅ローンです。これにより、将来の金利の変動から家計を守り、返済計画を立てやすくなります。子供たちの成長に合わせて家を築くための安心感が、このプランの一大特長です。
2. 子育て支援特典:
特に魅力的なのは、子育て家庭をサポートする特典です。低金利の優遇や返済猶予期間の延長など、子供たちの成長に合わせた柔軟な支援が提供されます。これにより、家計の負担を軽減し、子育てに専念できる環境が整います。
3. 収入要件の緩和:
通常の住宅ローンに比べ、フラット35子育てプラスでは収入要件が緩和されています。これにより、子育て中で収入が制約されている家庭でも、住宅購入がしやすくなり、夢のマイホームを手に入れやすくなります。
4. 安心して未来を築く:
子育て家庭にとって、住まいは将来への安心の拠点です。フラット35子育てプラスは、その安心感を提供し、子供たちの成長に合わせた柔軟なサポートで、家族みんなが笑顔で未来を築いていけるよう支援しています。
各フラット35の種類とその組み合わせ
フラット35では、2022年度よりポイント制度になりました。この制度を理解し、フラット35子育てプラスと他項目のフラット35を上手く組み合わせることによって、より金利引き下げ幅を引き下げることが出来ます。
・フラット35Sの住宅査定は、第三者機関が検査を行いその査定に応じて変化します。
こちらでは、使用できるフラット35のプランをご紹介します。
【住宅】
・フラット35S
【フラット35S】は、お客様が取得する住宅が、耐震性能や省エネ性に優れている住宅の場合に適用することが出来る制度です。この制度に申し込むには、長期優良住宅であることが前提です。
長期優良住宅とは、建物の品質や性能を長期的に保つことができる住宅です。住宅が耐久性や省エネ性などの基準を満たし、長期間にわたって高い品質を保つことを目指しています。この制度を取得することで、住宅の価値が維持され、住む人に安心感を提供することができます。
【フラット35】Sの住宅基準レベル
【性能技術水基準と取得ポイント】
フラット35S(ZEH):(3ポイント)
↓
フラット35S(金利Aプラン):(2ポイント)
↓
フラット35S(金利Bプラン):(1ポイント)
・性能が高い住宅に認定された順から高いポイントを取得することが出来ます。
・フラット35維持保全型
フラット35維持保全型は、住宅の設備や構造物などの状態を、持続的に保つことが出来るように維持管理体制が行き届いた住宅を購入予定のお客様を対象に、金利優遇支援を受けることが出来る制度となっています。
・フラット35リノベ
フラット35は、中古物件を購入してからリフォームされる方を対象にした制度となっています。フラット35には、住宅購入後に自身でリノベーションを行う【金利Aプラン】とリノベーションがあらかじめされた状態の中古住宅を購入する【金利Bプラン】(買取再販タイプ)の2つがあります。
【エリア】
・フラット35地域連携型
フラット35地域連携型は、自治体と住宅金融支援機構が協力して、子育て世帯や若年世帯などに金利を優遇してくれる制度です。尚、こちらの制度は住宅金融機構と連携されている自治体だけの制度となっています。
フラット35地域連携型種類
・子育て支援
・地域活性化
・地域移住支援
フラット35子育てプラスを取り入れた金利計画
フラット35子育てプラスシミュレーション
・夫婦2人と子供3人家族
・フラット35地域連携型(子育て支援)を使用することができる
・長期優良住宅で、尚且つZEHである場合
↓
・フラット35子育てプラス (3ポイント)
・フラット35ZEH (3ポイント)
・フラット35維持保全型 (1ポイント)
・フラット35地域連携型(子育て支援) (2ポイント)
↓
【合計:9ポイント】
↓
【フラット35】通常プランの借入金利から当初10年間は年の金利下げ率を▲1.0%にすることができます。
↓
【フラット35】通常プランの借入金利から11年から15年間は年の金利下げ率が▲0.25%になります。
まとめ
いかがでしたか?フラット35子育てプラスは、子育て家庭の夢を実現するための理想的な住宅ローンです。安心の長期固定金利、子育て支援特典、収入要件の緩和などが組み合わさり、子供たちと共に幸せな未来を築くための一助となることでしょう。この特別なプランを活用して、家族みんなが笑顔で過ごす理想の住まいを手に入れませんか。
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