COLUMN

平屋と二階建てどっちがいい?費用・税金・老後のリスクを徹底比較【決定版】

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「憧れの平屋に住みたいけれど、予算オーバーしないか心配」

「二階建ての方が部屋数も取れるし、結局コスパが良いのでは?」

一生に一度の家づくり。どちらを選べば正解なのか、多くの人がこの二択で悩みます。

結論から言えば、十分な広さの土地があり、老後の快適性を最優先するなら「平屋」、**限られた土地で部屋数を確保し、建築コストを抑えたいなら「二階建て」**がおすすめです。

本記事では、ハウスメーカーの営業トークでは語られない「固定資産税のリアルな差」や「外壁メンテナンス費用の落とし穴」、そして「30年後の生活リスク」まで徹底比較します。

読み終える頃には、あなたのライフスタイルに最適なのはどちらか、明確な答えが出ているはずです。

まずは、自分に合う住まいの形を見極めるための第一歩を踏み出しましょう。

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【比較表】平屋と二階建ての違いをひと目でチェック

まずは、平屋と二階建ての主な違いを比較表で確認しましょう。

一般的に「平屋は高い」と言われますが、維持費まで含めたトータルコストで見ると、必ずしもそうとは言い切れません。

比較項目平屋二階建て判定
建築費用(坪単価)割高になりやすい割安に抑えやすい二階建て○
土地の広さ広い土地が必要狭い土地でも建築可能二階建て○
固定資産税やや高い傾向やや安い傾向二階建て○
メンテナンス費足場代が不要・安価足場代が高額平屋◎
耐震性構造的に安定しやすい設計上の工夫が必要平屋○
老後の住みやすさ階段がなく快適階段移動が負担平屋◎
プライバシー確保に工夫が必要階層分けで確保しやすい二階建て○
水害リスク床上浸水に弱い垂直避難が可能二階建て○

建築費用・坪単価の違い

一般的に、同じ延床面積(家の広さ)で比較すると、平屋の方が坪単価は高くなります。

これは、建築費の中で大きなウェイトを占める「基礎(コンクリート部分)」と「屋根」の面積が、二階建てに比べて約2倍必要になるためです。

ただし、階段や廊下などのデッドスペースを削れるため、総工費の差は縮まることもあります。

固定資産税・メンテナンス費用の違い

入居後にかかるお金にも違いがあります。固定資産税は、資産価値が高いとみなされる平屋の方が高くなる傾向にあります。

一方で、10〜15年ごとにかかる外壁塗装などのメンテナンス費用は、足場を組む必要がない(または簡易で済む)平屋の方が圧倒的に安く済みます。

初期費用だけでなく、ランニングコストも含めた比較が重要です。

生活動線・耐震性の違い

平屋の最大の魅力は、階段のない「ワンフロア」の生活動線です。

洗濯物を干す、寝室へ行くといった移動がスムーズで、家事効率が格段に上がります。

また、重心が低いため地震の揺れに強いのも特徴です。

対して二階建ては、一階と二階で生活空間を分けられるため、二世帯住宅や思春期の子供がいる家庭でプライバシーを保ちやすいメリットがあります。

お金の話|「平屋は高い」は本当か?トータルコストで検証

「平屋は贅沢品」というイメージがありますが、それは建築費という一面しか見ていないからです。

ここでは、建てる時から住み終わるまでにかかる「生涯コスト(ライフサイクルコスト)」の視点で検証します。

初期費用(建築費)は二階建ての方が割安な傾向

同じ30坪の家を建てる場合、二階建ての方が建築費は安く抑えられます。

総二階(1階と2階が同じ面積)にすれば、基礎と屋根の面積を平屋の半分にできるため、資材費と施工手間を大幅に削減できるからです。

なぜ平屋の坪単価は高くなるのか

坪単価とは「本体工事費 ÷ 延床面積」で算出されます。

平屋は基礎や屋根といった「単価の高い工事部分」の比率が増えるため、どうしても坪単価が上がります。

例えば、延床面積30坪の場合、平屋は30坪分の基礎が必要ですが、総二階なら15坪分で済みます。

この構造的な違いが、価格差の主因です。

維持費(メンテナンス費)は平屋の方が圧倒的に安い

家は建てて終わりではありません。

10年〜15年ごとに必要となる外壁や屋根の塗装・修繕において、平屋は大きなコストメリットを発揮します。

二階建ての場合、高所作業のために家全体を囲う「足場」を組む必要があり、その費用だけで1回あたり15万〜25万円ほどかかります。

外壁塗装時の「足場代」が大きな差になる理由

足場代は工事のたびに発生する「消え物」の費用です。

もし35年間で3回メンテナンスを行うとすれば、足場代だけで約60万〜80万円の差が出ることになります。

平屋であれば、脚立や簡易的な足場で作業が可能な場合が多く、この出費を大幅にカットできます。

長期的に見れば、建築費の差額をこのメンテナンス費で回収できる可能性も十分にあるのです。

税金(固定資産税)は平屋の方がやや高くなる理由

毎年支払う固定資産税も、平屋の方が高くなるケースが一般的です。

家屋の評価額は「再建築価格方式(同じ家をもう一度建てたらかかる費用)」で算出されます。

前述の通り、平屋は資材が多く必要な基礎や屋根の面積が広いため、評価額が高くなりやすいのです。

シミュレーションによると、同規模の家で年間1万〜2万円程度の差が出ることもあります。

土地の話|平屋を建てるには何坪必要?

「平屋にしたいけれど、土地の広さが足りるか不安」という方も多いでしょう。

平屋を実現するためには、単に広いだけでなく、法的な制限をクリアした土地が必要です。

平屋に必要な土地の広さの目安

一般的に、4人家族で快適に暮らすための延床面積は30坪(約100平米)程度と言われています。

駐車場2台分と庭を確保しつつ30坪の平屋を建てるなら、最低でも50坪〜60坪程度の土地が必要です。

土地が狭いと、隣家との距離が近くなりすぎて日当たりが悪くなったり、希望の間取りが入らなかったりするリスクがあります。

土地選びで注意すべき「建ぺい率」とは

土地には「建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)」という制限があります。

例えば、建ぺい率が50%の土地で30坪の平屋を建てる場合、最低でも60坪の敷地面積が必要です。

一方、建ぺい率が60%や80%のエリアなら、より小さな土地でも建築可能です。

平屋を希望する場合は、土地探しの段階からこの数値を必ず確認しましょう。

二階建てなら狭小地でも床面積を確保できるメリット

都心部や人気エリアなど、土地価格が高く広い敷地が確保できない場合は、二階建て(または三階建て)が現実的な選択肢になります。

30坪の土地でも、総二階にすれば延床面積30坪以上の家を建てることが可能です。

限られた敷地を有効活用し、居住スペースを最大限に広げられるのが、多層階住宅の最大の強みと言えます。

生活の話|メリット・デメリットから見る「暮らし」の違い

ここでは、実際の生活シーンを想像してみましょう。

子育て中だけでなく、子供が巣立った後や老後の生活まで見据えることが、後悔しない家づくりのポイントです。

平屋のメリット・デメリット

メリット:究極のバリアフリーと家族の繋がり

平屋の最大のメリットは「階段がないこと」です。

洗濯物を持って階段を往復する重労働から解放され、ルンバのようなお掃除ロボットも一台で家全体を掃除できます。

また、家族が常に同じフロアにいるためコミュニケーションが生まれやすく、子供の様子にも目が届きやすい環境が作れます。

将来、足腰が弱くなってもリフォームなしで住み続けられる安心感は絶大です。

デメリット:日当たり・風通しの確保と防犯面

周辺が二階建ての家に囲まれている場合、平屋は日当たりや風通しが悪くなりがちです。

中心部の部屋が暗くならないよう、中庭を作ったり天窓を設置したりする工夫が必要になります。

また、すべての窓が一階にあるため、防犯面での配慮や、通りからの視線を遮る外構計画(フェンスや植栽)も重要になります。

平屋とは?建てる為のポイントやメリットデメリットを実例も用いつつ詳しく紹介

二階建てのメリット・デメリット

メリット:プライバシーの確保と水害への強さ

一階をLDK、二階を個室と分けることで、来客時でも家族のプライベート空間を見られずに済みます。

受験生の勉強部屋や、夜勤のある家族の寝室など、音や気配を遮断したい場合に有利です。

また、近年増加している水害発生時において、一階が浸水しても二階へ避難する「垂直避難」が可能であることは、防災上の大きなメリットです。

デメリット:老後の階段移動と家事動線の負担

二階建ての最大の懸念点は、老後の階段移動です。

高齢になると、二階へ上がるのが億劫になり、結局二階が「開かずの物置」になってしまうケースが少なくありません。

また、洗濯機が一階でベランダが二階にある場合、濡れて重い洗濯物を持って毎日階段を上がるのは、身体的に大きな負担となります。

【診断】あなたはどっち?後悔しない選び方の基準

ここまで費用や特徴を比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきか迷っている方のために、判断基準を整理しました。

ご自身の状況に当てはまる項目が多い方が、あなたに向いている住まいです。

平屋が向いている人の特徴

  • 60坪以上のゆとりある土地を持っている(または安く購入できる)
  • 老後の安心やバリアフリーを最優先したい
  • 階段の上り下りや掃除の手間を極力減らしたい
  • 家族とのコミュニケーションを重視し、気配を感じていたい
  • メンテナンス費用などのランニングコストを抑えたい

土地の広さが確保でき、初期費用の増額が許容範囲内であれば、長く快適に住める平屋は非常に満足度の高い選択になります。

特に地方や郊外で土地が安い場合は、平屋を第一候補に検討することをおすすめします。

二階建てが向いている人の特徴

  • 都心部や人気エリアで、土地の広さが限られている
  • 建築費用(初期費用)をできるだけ安く抑えたい
  • 家族間のプライバシーを重視し、部屋数を多く確保したい
  • 水害リスクのある地域(ハザードマップ該当エリア)に住む
  • 日当たりや眺望を重視したい

限られた予算や土地条件の中で、最大限の居住スペースを確保したい場合は二階建てが最適です。

将来の老後リスクに対しては、「一階だけで生活が完結できる間取りにしておく」「ホームエレベーターの設置スペースを確保しておく」などの対策でカバーすることも可能です。

まとめ

平屋と二階建て、どちらにも一長一短があります。「なんとなくおしゃれだから平屋」「みんなそうだから二階建て」と決めてしまうと、住んでから後悔することになりかねません。

重要なのは、「初期費用」「ランニングコスト」「土地の条件」「将来のライフスタイル」のどこに優先順位を置くかです。

  • 平屋: 初期費用と土地代はかかるが、メンテナンス費が安く、老後まで安心して住める。
  • 二階建て: 狭い土地でも部屋数を確保でき、初期費用を抑えられるが、老後の対策が必要。

あなたの理想の暮らしを実現するためには、実際にプロの設計士にプランを作成してもらい、両方のパターンで具体的な見積もりを比較してみるのが一番の近道です。

同じ予算でも、会社によって提案できる間取りや仕様はまったく異なります。「平屋は無理だと思っていたけれど、この会社なら予算内で建った」というケースも珍しくありません

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