
「地鎮祭って本当に必要なの?」
「何を準備すればいいかわからない」
と不安に感じていませんか?
地鎮祭は土地の神様に工事の安全を祈る大切な儀式です。
この記事では、工務店の視点から地鎮祭の準備から当日の流れまでを詳しく解説します。
歴史や意義、費用相場、服装マナー、具体的な儀式の内容まで、初めての方でも安心して臨めるよう丁寧に紹介していますので、この記事を読めば、地鎮祭への不安が解消され、新居建築の第一歩を気持ちよくスタートできるでしょう。
目次
地鎮祭とは?その目的と意義

地鎮祭(じちんさい)とは、建物を建てる前に土地の神様にお祈りをする神道の儀式です。
工事の安全と建物の繁栄を祈願し、土地を使わせていただくことへの感謝を表します。
古くから日本では、土地にはそれぞれ守り神が宿ると考えられており、工事を始める前に神様への挨拶と許可を得ることが重要とされてきました。
現代でも多くの建築現場で執り行われ、工事関係者の安全意識を高める効果もあります。
家族にとっては、新しい生活への期待と決意を新たにする節目となる大切な儀式といえるでしょう。
地鎮祭の歴史や起源
地鎮祭の起源は飛鳥時代まで遡り、『日本書紀』に記録が残されています。
持統天皇5年(691年)に藤原京造営の際、地鎮の儀式が行われたとされ、これが文献上の最古の記録です。
古代から土地には神が宿るという「土地神信仰」があり、建築前に神に許可を得る習慣が根付いていました。
江戸時代には武家や商家の建築時に広く行われるようになり、明治時代以降は神社神道の様式が確立されました。
戦後の高度経済成長期には、企業や個人住宅の建築でも一般的となり、現在まで続く伝統行事として定着しています。
地鎮祭の御祭神について
地鎮祭でお祀りする神様は、主に3柱(はしら)です。
- 産土神(うぶすながみ)
- 大地主神(おおとこぬしのかみ)
- 埴山姫神(はにやまひめのかみ)
まず「産土神(うぶすながみ)」は、その土地を守護する地域の神様を指します。次に「大地主神(おおとこぬしのかみ)」は、大地を司る神様として土地全体を守ります。そして「埴山姫神(はにやまひめのかみ)」は、土を司る女神です。
地域によっては氏神様や屋敷神をお祀りすることもあり、神社の神職に相談して決めることが一般的です。
これらの神様に工事の安全と家の繁栄を祈願し、土地を使わせていただく感謝の気持ちを捧げます。
そもそも地鎮祭は誰に頼めばいいの?
地鎮祭は、地域の神社に依頼するのが一般的です。
まずは建築予定地の近くにある神社や氏神様を祀る神社に連絡を取りましょう。
神社が決まらない場合は、工務店やハウスメーカーに相談すれば、付き合いのある神社を紹介してくれます。
ディライトホームでも、地域の神社とのネットワークがあり、スムーズに手配可能です。神社への依頼は、遅くとも1〜2週間前までに行うのが望ましいでしょう。依頼時には、建築場所、希望日時、参加人数などを伝えます。
神職の日程調整もあるため、早めの連絡を心がけてください。
地鎮祭の望ましい日程や準備物一覧

地鎮祭の日程や準備物など、詳細を見ていきましょう。
- 日程と場所
- 準備物・費用
- 服装
- 心構え
- 参加者
※ディライトホームでは手ぶらパックで神主さんにすべて揃えてきてもらいますので、お施主様は手ぶらで来てもらえます!
地鎮祭の日程と場所
地鎮祭の日程は、大安や友引などの吉日を選ぶのが一般的です。
六曜にこだわらない方もいますが、縁起を担ぎたい場合は神社に相談すると良いでしょう。
時間帯は午前中に行うことが多く、特に午前9時〜11時頃が人気です。場所は建築予定地で、建物が建つ位置付近に祭壇を設けます。
土地が狭い場合は、隣地所有者への配慮も必要です。雨天時の対応も事前に決めておき、テントを用意するか延期するかを検討します。
工務店と神社、施主の三者で日程調整を行い、全員が参加しやすい日を選定することが大切です。
地鎮祭の準備物・費用
地鎮祭の準備物は、施主側と工務店側で分担します。
施主が用意するものは、神職への初穂料(玉串料)で相場は3万〜5万円程度です。
のし袋に「御初穂料」または「御玉串料」と記入し、紅白の水引を使用します。
工務店側は、祭壇、竹、しめ縄、盛砂、鍬(くわ)、鋤(すき)などの祭具を準備することが一般的です。
お供え物として、米、塩、水、酒、海の幸(鯛など)、山の幸(果物)、野の幸(野菜)を用意します。
【準備しておくものリスト】
- お米(一合ほど)
- お水(ペットボトル500mlほど)
- お塩(一合ほど)
- お酒(地鎮祭ののし付き)
- 海のもの(魚)
- 海のもの【乾物類】
- 山のもの【根菜系】
- 山のもの【果物】
これらすべてを揃えるとなると、なかなか面倒ですよね。
全体の費用は、初穂料を含めて5万〜8万円程度が目安でしょう。工務店によってはパッケージで対応してくれる場合もあります。
地鎮祭参加時の服装
地鎮祭の服装は、正式な儀式であることを意識したフォーマル寄りのスタイルが望ましいです。
男性はスーツまたはジャケットにネクタイ着用が基本で、ダークカラーを選びます。
女性はスーツやワンピース、落ち着いた色のフォーマルウェアが適切です。ただし、建築現場で行うため、足元は汚れても良い靴やヒールの低い靴を選ぶ配慮が必要でしょう。
お子様が参加する場合も、清潔感のある服装を心がけます。神職は正装で来られるため、それに見合う服装で臨むことが礼儀です。
カジュアルすぎる服装や派手な色は避け、神様への敬意を表す装いを選びましょう。
地鎮祭参加時の心構え
地鎮祭は神聖な儀式であるため、敬虔な気持ちで臨むことが大切です。
携帯電話はマナーモードにし、儀式中の私語は控えます。神職の指示に従い、玉串奉奠などの作法を事前に確認しておくと安心です。
工事の安全と家族の幸せを心から祈願し、感謝の気持ちを持って参列しましょう。
写真撮影は可能な場合が多いですが、儀式の妨げにならないよう配慮が必要です。時間に余裕を持って到着し、開始前にトイレを済ませておくことも重要でしょう。
土地への感謝と新しい生活への期待を込めて、この節目の儀式を大切に過ごしてください。
地鎮祭への参加者
地鎮祭には、施主家族、工務店関係者、設計士が参加するのが一般的です。
施主側は世帯主だけでなく、配偶者やお子様も一緒に参加することで、家族全員で新しい生活のスタートを祝えます。
小さなお子様の参加も問題ありませんが、儀式中は静かにできるよう配慮しましょう。工務店からは社長や現場監督が出席します。
ご両親や親族を招くかは各家庭の判断ですが、特に費用援助をいただいた場合は声をかけると喜ばれるでしょう。
参加人数は事前に神社へ伝え、お供え物の量などを調整します。アットホームな雰囲気の中、関係者全員で工事の成功を祈願できる貴重な機会です。
地鎮祭の基本的な流れと儀式の詳細

1.修祓(しゅばつ)
修祓は、地鎮祭の最初に行われる清めの儀式です。
神職が祓詞(はらいことば)を奏上し、参列者と祭場を祓い清めます。これは、不浄なものを取り除き、神聖な空間を作り出すための重要な儀式です。
神職が大麻(おおぬさ)と呼ばれる白い紙を付けた祓具を左右に振り、お祓いを行います。参列者は頭を下げて、清めを受けます。
この儀式によって心身が浄化され、神様をお迎えする準備が整うとされています。
所要時間は数分程度ですが、地鎮祭全体の土台となる大切な手順です。
2.降神(こうしん)
降神の儀は、神様を祭場にお招きする儀式です。
神職が「オー」という警蹕(けいひつ)の声を発し、その合図で参列者全員が深く頭を下げます。
この瞬間、神様が祭壇に降臨されると考えられています。厳かな雰囲気の中、神聖な存在を感じる重要な場面です。
神職は静かに祝詞を唱え、神様の御霊を祭壇の依代(よりしろ)に移します。参列者は姿勢を正し、敬意を持って神様をお迎えしましょう。
この儀式によって、以降の祈願が神様に届くとされています。
3.献饌(けんせん)
献饌は、神様にお供え物を捧げる儀式です。
神職が祭壇に準備された供物の蓋を取り、神様にお食事を召し上がっていただきます。
お供え物には、米、塩、水、酒、海の幸、山の幸、野の幸などが並びます。
これらは土地の恵みを象徴し、神様への感謝の気持ちを表すものです。神職が丁寧に一つずつ蓋を開け、お供えします。
参列者は静かに見守り、豊かな自然の恵みに感謝する心を持ちましょう。
献饌が終わると、本格的な祈願へと進んでいきます。
4.祝詞奏上(のりとそうじょう)
祝詞奏上は、神職が神様に工事の安全と家の繁栄を祈願する祝詞を読み上げる儀式です。
祝詞には、土地の住所、施主の名前、建築の目的などが盛り込まれ、その土地での工事を神様に報告します。
神職が厳かに祝詞を奏上する間、参列者は頭を下げて拝聴します。
この祝詞によって、神様に正式に工事の許可をいただき、加護を願うことになります。
古式ゆかしい言葉で綴られた祝詞は、日本の伝統を感じさせる瞬間です。
心静かに耳を傾け、工事の成功を祈りましょう。
5.四方祓い(しほうばらい)
四方祓いは、土地の四隅を祓い清める儀式です。
神職が敷地の東西南北を順に回り、それぞれの方角で祓詞を奏上しながら、大麻や塩、切麻(きりぬさ)を撒いて清めます。
これにより、土地全体が浄化され、神聖な建築の場となります。
敷地が広い場合は主要な四隅を、狭い場合は象徴的に行うこともあります。
参列者は神職の後を静かに見守り、場合によっては一緒に移動することもあるでしょう。
この儀式によって、土地の隅々まで神様の加護が行き渡るとされています。
6.刈初の儀(かりぞめのぎ)
刈初の儀は、その土地で初めて草を刈る所作を行う儀式です。
設計士または工務店の代表が鎌を持ち、「エイ、エイ、エイ」の掛け声とともに草を刈る真似をします。
これは土地を使用する最初の行為を象徴し、工事の無事な開始を願うものです。
実際に草を刈るわけではなく、形式的な動作を3回繰り返します。
施主が見守る中、工事関係者が責任を持って建築に臨む決意を示す場面でもあります。
古来から続く伝統的な所作により、工事への気持ちが引き締まるでしょう。
7.穿初めの儀(うがちぞめのぎ)
穿初めの儀は、施主が初めて土地に鍬を入れる儀式です。
施主が鍬を持ち、「エイ、エイ、エイ」の掛け声とともに盛砂を3回掘り起こす所作を行います。
これは建築工事の着工を象徴する重要な瞬間です。自らの手で土地に触れることで、この場所に家を建てる実感と責任感が湧いてきます。
神職の指示に従い、力強くも丁寧に鍬を入れましょう。
この儀式によって、施主として新しい生活への第一歩を踏み出すことになります。
家族の未来への思いを込めて臨んでください。
8.鎮め物埋納の儀(しずめものまいのうのぎ)
鎮め物埋納の儀は、土地に鎮め物を埋める儀式です。
鎮め物とは、神社から授与された鎮守の品で、土地の安全と建物の繁栄を守護するものです。
一般的には円筒形の容器に入った神具が用意され、施主または神職が土地に埋納します。
現代では実際に埋めずに、建物の基礎部分に安置することもあります。
この鎮め物が永続的に土地を守り、災いを防ぐと信じられています。家族の安全と幸せを願いながら、大切に納めましょう。
この儀式によって、土地との深い絆が結ばれます。
9.玉串奉奠(たまぐしほうてん)
玉串奉奠は、参列者が玉串を神前に捧げる儀式です。
玉串とは、榊の枝に紙垂(しで)を付けたもので、参拝者の心を神様に捧げる象徴とされます。
神職から玉串を受け取り、時計回りに回して根元を神前に向け、二礼二拍手一礼の作法で拝礼します。
施主、家族、工務店代表の順に行うのが一般的です。
初めての方は緊張するかもしれませんが、神職が丁寧に教えてくれるので安心してください。
心を込めて工事の安全と家族の幸せを祈願し、玉串を捧げましょう。
厳かな瞬間に、決意を新たにできるはずです。
10.撤饌(てっせん)
撤饌は、神様にお供えした食事を下げる儀式です。
献饌とは逆の手順で、神職が供物の蓋を閉じていきます。
これは神様がお食事を召し上がったことを意味し、神様の恵みを参列者がいただく準備となります。
神職が丁寧に一つずつ蓋を閉め、お供え物を片付けます。
この儀式によって、神様との食事の時間が終わり、次の段階へ進みます。
参列者は静かに見守り、神様からの加護に感謝の気持ちを持ちましょう。
撤饌が終わると、儀式も終盤に差し掛かります。
11.昇神(しょうじん)
昇神の儀は、神様にお帰りいただく儀式です。
降神の儀と対をなすもので、神職が再び警蹕の声を発し、参列者全員が深く頭を下げます。
この合図によって、神様が天にお帰りになると考えられています。
祭壇にお招きした神様を丁重にお見送りし、儀式の締めくくりとなります。
参列者は感謝の気持ちを込めて拝礼し、神様の加護に深く感謝しましょう。
昇神が終わると、正式な儀式は完了です。
厳かな雰囲気から、少し和やかな雰囲気へと移り変わっていきます。
12.直会(なおらい)
直会は、地鎮祭の最後に行われる会食の儀式です。
神様にお供えしたお酒や供物を参列者でいただき、神様の恵みを共有します。
お神酒で乾杯し、工事の安全と成功を祝います。
現代では、簡略化して乾杯だけで済ませることも多いでしょう。
施主からの挨拶や、工務店からの今後の工事スケジュールの説明が行われることもあります。
和やかな雰囲気の中、関係者同士の親睦を深める大切な時間です。
ご近所への挨拶回りもこのタイミングで行うと良いでしょう。
地鎮祭を通じて、建築への期待が高まります。
【実例】DELiGHT HOMEでの地鎮祭の流れ
DELiGHT HOMEでの地鎮祭全体スケジュールは下記のようになります。
- 打合せにて地鎮祭の日取りを決める
- 地鎮祭で必要となるものを確認・準備する。
- 地鎮祭
- 近隣住民への挨拶回り
これが地鎮祭全体の流れになり、日時や出席者等の詳細は下記のとおりです。
日取り
DELiGHT HOMEでの地鎮祭の日取りの決め方は、施主様の都合の良い日に執り行います。
建築吉日(建築関係で良い日取り)である「大安」「友引」「先勝」の日の中からお施主様のご都合に合わせて決めます。
なるべく午前中が良いとされています。土地の決裁がある場合は朝1に決済を行って11時からとかの場合も多いです。
出席者
- 施主様とご家族
- 施工会社
主に上記出席者で執り行います。
お施主様が準備するもの
初穂料(はつほりょう)
昔、初穂(その年に採れた稲穂の束)を神様にお供えしたことが由来となって「初穂料」と呼ばれているそうで、紅白の蝶結びのついた「のし袋」に入れて用意しておきます。
初穂料の相場は2万円〜5万円程度であり、お願いする神社によって金額が変わってきます。
DELiGHT HOMEの場合は初穂料=2万円ご用意いただきます。
供物料(くもつりょう)
お供え物は施主様が用意する場合が多いですが、DELiGHT HOMEではお客様に5000円お支払いいただいて神社のほうで用意してもらうのでお客様で用意する手間を取らせません。
「御供料」は新札または可能な範囲できれいなお札を、紅白の蝶結びののし袋か、なければ白い封筒に入れて用意します。
お供え物の準備物の内容は依頼先により異なりますが、一般の住宅建築会社ですと施主様側で準備しなければならないことも多いです。
地鎮祭当日のこと
服装
新築住宅の場合は近所への挨拶回りをそのあとしますので、その際に失礼のない普段着で大丈夫です。
*ディライトホームの場合、現場の工事用ドアが付いたら、そちらに職人周知の為にお施主様と地鎮祭に取った写真を掲示します。
当日の準備の流れ
DELiGHT HOMEではテント設営専門の業者が設営を行います。
- 四方に青竹を地面に打ち込んで立て、結界の縄を張る。
- 紅白幕やテントを張る。
- 祭壇を組み、お供え物を並べる。
これらの設営準備はこちらで行いますので、お施主様は地鎮祭の開始時間に間に合うように現場に来てもらえれば問題ないです。
地鎮祭の流れ
基本的には「地鎮祭の流れと儀式の詳細」で紹介した流れで進めていきますので、詳細はそちらをチェックしてください。
ご近所への挨拶回り
地鎮祭が終わった後にするのが一般的です。
これから工事が着工して何かと迷惑を掛ける場合があるので、後々のお付き合いの事も含めて近所への挨拶は大切です。
地鎮祭に関するよくある質問

地鎮祭をやらないという選択はありですか?
地鎮祭を行わないという選択も可能です。
法的な義務はなく、宗教的な信仰や予算、日程の都合などから省略する方もいらっしゃいます。
特に仏教徒やキリスト教徒の方、無宗教の方は地鎮祭を行わないケースもあるでしょう。
ただし、工事の安全祈願や関係者の気持ちを一つにする効果、ご近所への配慮という観点から、多くの方が実施されています。
省略する場合でも、工務店や設計士には事前に伝え、代わりに施主と関係者で安全祈願の挨拶を行うなど、何らかの節目を設けることをお勧めします。
ディライトホームでは、お客様のご意向を最優先にサポートいたします。
地鎮祭に初穂料以外にかかるお金はかかりますか?
初穂料以外にも、いくつかの費用が発生する場合があります。
お供え物の購入費用として5,000円〜1万円程度、テントや椅子のレンタル費用が1万〜3万円程度かかることがあるでしょう。
直会で配るお酒や折詰の用意をする場合は、参加人数分の費用が必要です。
また、神職の交通費が別途請求される場合もあります。
工務店によっては、これらをパッケージで提供しているケースもあるため、事前に見積もりを確認することが大切です。
ディライトホームでは、費用の内訳を明確にご説明し、ご予算に応じたプランをご提案いたします。
地鎮祭は雨天でも実施しますか?
雨天時の対応は、事前に決めておくことが重要です。
小雨程度であれば、テントを設置して実施するケースが多いでしょう。
テントは雨よけだけでなく、直射日光を避ける効果もあります。大雨や台風の場合は、安全面を考慮して延期することが一般的です。
延期の判断は、前日か当日の朝に施主、工務店、神社で相談して決めます。
神社によっては、キャンセル料が発生する場合もあるため、事前に確認が必要です。
天候に左右されない屋内施設を借りて行う方法もありますが、本来は建築予定地で行うものです。
柔軟な対応ができるよう、複数の候補日を用意しておくと安心でしょう。
地鎮祭にペットは連れて行ってもいいですか?
ペットの同伴は、基本的に控えることをお勧めします。
地鎮祭は神聖な儀式であり、ペットの鳴き声や動きが儀式の妨げになる可能性があります。
また、慣れない環境でペットがストレスを感じることも考えられるでしょう。
神社によっては、宗教上の理由からペットの立ち入りを禁止している場合もあります。
どうしても連れて行きたい場合は、事前に神社と工務店に相談してください。
儀式中は車内で待機させるなどの配慮が必要です。
家族の一員として迎えたい気持ちは理解できますが、儀式の円滑な進行とペットの安全を優先して判断しましょう。
初穂料を渡すタイミングはいつ?
初穂料を渡すタイミングは、地鎮祭の開始前が一般的です。
神職が到着して挨拶を交わした際に、施主が直接手渡しします。
のし袋に入れて、両手で丁寧に渡しましょう。
その際「本日はよろしくお願いいたします」と一言添えると丁寧です。
地域や神社によっては、儀式終了後に渡すこともありますが、事前に工務店や神社に確認しておくと安心でしょう。
のし袋の表書きは「御初穂料」または「御玉串料」とし、下段に施主の名前をフルネームで記入します。
新札を用意するのが望ましいですが、必須ではありません。
スムーズに渡せるよう、準備を整えておきましょう。
地鎮祭以外の神事について

地鎮祭以外にも神事があるので紹介します。
- 取毀祭
- 井神祭
- 上棟祭
- 竣工祭
それぞれ見ていきましょう。
取毀祭(とりこぼちさい)
取毀祭は、既存の建物を解体する前に行う神事です。
長年住んだ家への感謝の気持ちを表し、解体工事の安全を祈願します。
建て替えの場合に実施されることが多く、家に宿る神様や先祖の霊にお別れを告げる意味もあるでしょう。
儀式の内容は地鎮祭に似ており、神職が祝詞を奏上し、お祓いを行います。
規模は地鎮祭より簡素で、参加者も少人数のケースが一般的です。
費用は2万〜3万円程度が相場となります。
思い出の詰まった家に別れを告げる大切な節目として、心静かに臨みたいものです。
井神祭(いじんさい)
井神祭は、井戸を埋める際に行う神事です。
井戸には水神様が宿るとされ、長年水の恵みをいただいたことへの感謝と、神様にお帰りいただくための儀式となります。
近年は上下水道の普及により井戸を使わなくなった家庭が多く、埋める際に井神祭を行います。
神職が祝詞を奏上し、お供え物を捧げて水神様に感謝を伝えるのです。
儀式後、井戸は清めの塩や酒を入れてから土砂で埋めます。費用は3万円前後が一般的でしょう。
水は生命の源であり、その恵みに感謝する日本の精神文化を感じられる儀式です。
上棟祭(じょうとうさい)
上棟祭は、建物の骨組みが完成し、棟木を上げる際に行う儀式です。
建前(たてまえ)とも呼ばれ、工事の無事な進行と建物の完成を祈願します。
棟木に幣束を立て、工務店の大工棟梁が中心となって執り行うことが多いでしょう。
神職を招く場合もあれば、略式で行うこともあります。
餅まきを行う地域もあり、ご近所の方々にお披露目する機会にもなります。
費用は5万〜10万円程度で、直会の規模によって変動するでしょう。
建築の大きな節目として、工事関係者への感謝を込めて実施されます。
竣工祭(しゅんこうさい)
竣工祭は、建物が完成した際に行う感謝の儀式です。
工事の無事な完成を神様に報告し、建物の永続的な繁栄と住む人の幸せを祈願します。
新築住宅の場合は入居前に行われ、神職が家の中を清め、各部屋をお祓いします。
企業の建物では盛大に行われることもありますが、個人住宅では簡素に済ませるケースも多いでしょう。
費用は3万〜5万円程度が一般的です。竣工祭を行わない場合でも、入居前に神棚を設置して家内安全を祈願する方もいらっしゃいます。
新しい生活の始まりを清々しく迎えるための大切な儀式です。
まとめ
地鎮祭は、建築工事の安全と家族の繁栄を祈願する日本の伝統的な儀式です。
飛鳥時代から続く歴史があり、土地の神様への感謝と敬意を表す大切な節目となります。
準備には初穂料3万〜5万円程度と各種お供え物が必要で、服装はフォーマル寄りが望ましいでしょう。
修祓から直会までの12の儀式を通じて、施主、工務店、神職が一体となって工事の成功を祈ります。
地鎮祭を行うかは各家庭の判断ですが、工事関係者の安全意識を高め、家づくりへの気持ちを引き締める効果があります。
ディライトホームでは、福島県において地鎮祭の手配から当日の進行まで丁寧にサポートいたします。
初めての家づくりで不安を感じている方も、経験豊富なスタッフが一つひとつ丁寧にご説明し、安心して儀式に臨めるようお手伝いします。
拘りが無い場合はこちらの地鎮祭手ぶらパックですと、初穂料20000円と供物料5000円で対応いたしますので遠慮なくおっしゃってください。
地鎮祭は単なる形式ではなく、新しい生活への期待と決意を家族全員で共有できる貴重な機会です。
大切な家づくりの第一歩を、心を込めてサポートさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたの夢のマイホーム実現を、ディライトホームが全力で応援いたします。

