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暮らしを彩る照明の話 vol.4 間接照明(コーブ照明)

意外と知らない落とし穴!?

こんにちは!インターン生の清水川です。

今日も照明についてのお話をしようと思います!

間接照明と聞くと、柔らかいやさしい光で部屋を照らし、おしゃれなイメージを持った照明方法を思い浮かべると思います。しかし、それが実際にはどんなものなのかを知っている人は多くありません。
そこで住宅の間接照明でお悩みの方の手助けになればと思い、新築時に必要な基本知識と失敗しないためのポイントをご紹介します!

間接照明(コーブ照明)の良さ

コーブ照明とは、天井を照らす間接照明の手法です。最近、郡山、須賀川等の注文住宅でもよく見られます。
天井を明るく照らすため、天井が高く感じられる効果があります。
ダウンライトと比べると陰影がなく、部屋全体が柔らかい雰囲気になります。
お洒落な雰囲気の家を建てたい方は、取り入れるといいと思います。

ダウンライトの記事はこちら↓↓
https://delight-home.jp/blog/779/


間接照明(コーブ照明)の注意点!!
住宅の光をコーブ照明だけで照度を確保した場合、空間全体にめりはりがなく、ぼんやりとした雰囲気になってしまうため注意が必要です。また、細かな作業をするのであれば、照度が足りないため、ダウンライトなどのベース照明が必要です。
また、天井などのクロスの施工精度によっては出したくない段差というか、ずれが出てしまう可能性もあるので注意が必要です。

間接照明で失敗しないポイント!!

新築住宅で間接照明を検討しているお客様はポイントをしっかり押さえてください!!
おしゃれな証明もやり方を間違えると残念な結果になりかねません!

①間接照明だけにしない
注文住宅だからといって、すべての部屋を間接照明にするのではなく、くつろぐための空間(リビングや寝室)や廊下や玄関など、間接照明を使う空間を絞りましょう!言い換えれば、暗めにならないようにして、明るくも暗めにも調整できるようにすることが重要です。

②床や壁への光源の映り込みを防ぐ
壁紙や床材を事前にしっかり検討する必要があります。
光源が映り込まない素材・質感の壁紙や床材の中から自分のイメージにあったものがあるか相談、実際に確認しながら決めていきましょう。
また、天井・壁・床を暗い仕上げにしてしまうと、光源からの光がそれら面で吸収されてしまうため、反射光が少なくなり照明として照度が低くなるので注意が必要です。

③間接照明で照らす箇所に物を置かない
間接照明をきれいに見せるためには、間接照明の周辺には物を置かないようにする必要があります。
間取りイメージが出来ていれば、間接照明の位置とエアコンの設置場所や家具の配置など事前に検討しておきましょう。
上の方でも書いたように施工の精度が低いと陰影が出てしまうので注意が必要です。

最後に

間接照明によっては、間取りイメージをしっかり作ってから、位置や見え方を検討する必要があります。
間接照明でくつろぎの空間を検討しているが、どうすれば良いのかお悩みの方も多いと思います。
そんな時はディライトホームにご相談ください。郡山、須賀川を主な対象エリアとし「建築家とつくる家づくり」を目指しています!!

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