COLUMN

【施工事例10選】デザイナーズハウスとは?メリット・デメリットから費用まで徹底解説

更新:

「おしゃれな家を建てたいけど、デザイナーズハウスって実際どうなの?」

「費用が高そうで不安…」

そんな悩みをお持ちではありませんか。

デザイナーズハウスとは、建築家やデザイナーが設計・監修したデザイン性の高い住宅のことです。

唯一無二のオリジナルな家を実現できる一方で、費用や期間など注意すべき点もあります。

この記事では、福島県でデザイン性の高い注文住宅を手がけるディライトホームが、デザイナーズハウスの基礎知識からメリット・デメリット、実際の費用相場、後悔しない家づくりのポイントまで詳しく解説します。

この記事を読めば、あなたに合った理想の家づくりの方法が見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

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目次

デザイナーズハウスとは?定義と基本を解説

デザイナーズハウスの定義

デザイナーズハウスとは、建築家やデザイナーが設計・監修したデザイン性の高い住宅を指します。明確な法的定義はなく、一般的にはデザイン性にこだわって建てられた住宅全般をデザイナーズハウスと呼んでいます。

単に見た目が美しいだけでなく、「暮らしをデザインする」という視点も重要です。外観・内装のデザインはもちろん、ライフスタイルに合った間取りや高い住宅性能など、トータルでデザインされた住まいが真のデザイナーズハウスと言えるでしょう。

一般的な注文住宅との違い

デザイナーズハウスと一般的な注文住宅の主な違いは以下の通りです。

項目デザイナーズハウス一般的な注文住宅
設計の自由度非常に高い(ゼロから設計)規格プランをベースに選択
デザイン性高い(建築家の創造性)標準的
打ち合わせ回数が多い(平均15〜20回)比較的少ない
完成までの期間長め(6ヶ月〜1年以上)短め(4〜8ヶ月程度)
費用こだわり次第で変動比較的予測しやすい

一般的な注文住宅は規格化されたプランが中心ですが、デザイナーズハウスはゼロから設計を進めるため、間取りやデザインの自由度が格段に高くなります。

デザイナーズハウスの特徴

デザイナーズハウスには3つの大きな特徴があります。

1つ目は完全オリジナル設計という点です。

既成のテンプレートを使わず、施主の要望と敷地条件に合わせてゼロから設計します。そのため、世界に一つだけの住まいが実現できます。

2つ目は建築家やデザイナーの専門性です。

プロの視点から、素材選びや空間構成、光の取り入れ方など、細部までこだわった提案を受けられます。

3つ目は機能性とデザイン性の両立です。

見た目の美しさだけでなく、暮らしやすさや動線計画、住宅性能まで考慮された設計が特徴と言えるでしょう。

デザイナーズハウスのメリット7選

①理想のデザインを実現できる

デザイナーズハウス最大のメリットは、あなたの理想とするデザインを実現できる点です。

外観は和モダン、北欧スタイル、シンプルモダンなど、好みのテイストを自由に選択できます。

内装も同様に、カフェ風のキッチンや吹き抜けのあるリビング、スケルトン階段など、憧れの空間を実現可能です。デザイナーの嗜好性や過去の作品を見て、自分たちの趣味嗜好に合うかどうかを確認することが重要になります。

②唯一無二のオリジナル住宅が建てられる

デザイナーズハウスは、ライフスタイルや価値観、こだわりが反映されやすく「世界に一つしかないオリジナルの家がつくれる」という魅力があります。

規格住宅のように同じデザインの家が並ぶことはありません。あなたの個性や家族の暮らし方を反映した、他にはない住まいが完成します。街並みの中でも際立つ存在感を放つでしょう。

③特殊な土地でも対応可能

デザイナーズハウスは、その発想の自由度の高さから狭い土地や変形地などの特殊な土地にも建てることが可能です。一般的な規格住宅では対応できない敷地でも、建築家の創意工夫により魅力的な住まいに変えられます。

福島県内でも、旗竿地や高低差のある土地など、条件が厳しい敷地は少なくありません。しかし、デザイナーズハウスなら土地の個性を活かした設計で、むしろその特徴を魅力に変えることができます。

④機能性も追求できる

デザイナーズハウスは見た目だけでなく、暮らしやすさも追求できる点が魅力です。家事動線を最適化したり、収納スペースを効率的に配置したり、ライフスタイルに合わせた設計が可能になります。

例えば、料理好きな方なら使いやすさを重視したキッチン設計、在宅ワークが多い方なら集中できる書斎スペースなど、あなたの生活パターンに最適化された間取りを実現できます。

⑤高い住宅性能を確保できる

デザイナーズハウスは、外観・内装・間取り・構造・性能・設備などの質を高め、プロによってトータル的にデザインされた住宅です。

高断熱・高気密性能や耐震性能など、住宅の基本性能も妥協せず追求できます。デザイン性と性能の両立は、長く快適に暮らすために欠かせない要素です。ディライトホームでも、美しさと住み心地を両立した家づくりを大切にしています。

⑥プライバシーを重視した設計

周辺環境を意識して、プライバシーに配慮した間取りなどを得意としているケースが多いのもデザイナーズハウスの特徴です。

住宅密集地でも、中庭を設けることで外からの視線を遮りながら明るい空間を確保できます。窓の配置を工夫することで、開放感とプライバシーを両立することも可能です。

⑦ライフスタイルに合わせた提案

デザイナーズハウスでは、あなたの趣味や価値観を反映した空間づくりができます。ペットと暮らす家、アウトドア好きのための土間リビング、音楽を楽しむ防音室など、ライフスタイルに合わせた多彩な提案が受けられます。

建築家との綿密な打ち合わせを通じて、本当に必要な空間とは何かを一緒に考えられる点も大きなメリットと言えるでしょう。

デザイナーズハウスのデメリット5選と対策

①費用が高くなりやすい

デザイナーズハウスは、デザイン料などの費用が別途かかる場合があり、建売やマンションなどと比較すると高額になる場合があります。特注の建材や複雑な施工を伴う場合、コストは上昇します。

対策としては、「必ず実現したいこと」と「余裕があれば実現したいこと」に分けて優先順位を明確にすることです。また、複数の施工会社に相談し、デザインと予算のバランスが取れた提案をしてくれるところを選びましょう。

②完成まで時間がかかる

デザイナーズハウスは、一般的な住宅と比較して完成までに時間がかかります。施工までに何度も建築士やデザイナーと打ち合わせを行い、ゼロの状態から理想の家づくりをしていくため、半年から1年以上の期間を要することもあります。

対策は、早めに家づくりをスタートすることです。転勤や賃貸契約の更新など、入居時期が決まっている場合は、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要になります。

③決めることが多く疲れる

デザインの自由度が高い分、決めるべきことが非常に多いのもデザイナーズハウスの特徴です。床材、壁紙、照明、窓の形状など、細かい部分まで選択する必要があります。

こうした家づくりに楽しさを感じる場合は問題ありませんが、疲れを感じる場合はデザイナーズハウスを選択して後悔する可能性があります。

対策としては、信頼できるデザイナーや工務店を見つけることです。豊富な経験から適切な提案をしてくれるパートナーがいれば、選択の負担は大きく軽減されます。

④住みにくいと感じる可能性

デザインを優先しすぎると、実際の暮らしやすさが犠牲になる場合があります。デザイナーズハウスは「住みやすい」場合と「住みにくい」場合があり、良くも悪くも設計者によってデザインと機能性が大きく変わります。

対策は、施工事例を必ず確認し、見学会に参加することです。実際に住んでいる方の声を聞くことで、デザイン性だけでなく住み心地も重視しているかを判断できます。

⑤売却時に価格が下がる場合がある

施主の好みを凝縮した住まいは、売却価格が低くなる場合があります。個人の趣味・嗜好が反映されることから買い手がつきづらく、売却価格が低くなる可能性があることは理解しておきましょう。

対策としては、個性的すぎるデザインは避け、普遍的な美しさも考慮することです。ただし、長く住むことを前提に家を建てるなら、将来の売却価格よりも今の暮らしやすさを優先することをおすすめします。

【施工事例10選】デザイナーズハウスの外観・内装実例

外観デザインの事例5選

①洗練されたモダンデザインが際立つガレージハウス

グレーを基調としたシンプルな外観に、片流れの屋根と軒天のウッドパネルがアクセントを添えた、スタイリッシュなデザイナーズハウス。

無駄を削ぎ落としたミニマルな佇まいでありながら、素材の質感や形状の変化によって単調さを感じさせない、計算された美しさが特徴です。

ガレージを組み込んだ機能的なプランニングと、洗練された外観デザインを両立させた好例といえるでしょう。

空へ視線が抜ける吹き抜けと、趣味を深めるガレージハウス|福島県会津坂下町の二階建ての事例

②プライバシーを守る、ミステリアスなコートハウス

純白の外壁と木目のコントラストが印象的なコの字型平屋。

外部からは暮らしの様子をまったく想像させない、ミニマルで閉じられた表情が特徴です。

しかし、建物に囲まれた中庭側は大きな窓で開放的に設計され、外からの視線を完全にシャットアウトしながら、自然光と緑を存分に楽しめる贅沢な空間を実現。

内と外で表情を大きく変える、デザイナーズハウスならではの計画的な設計が光る事例です。

コの字の平屋が叶える、誰にも邪魔されない中庭のある暮らし|福島県郡山市のコートハウスの事例

③立体的なデザインが美しいモダン平屋

キューブを組み合わせたような立体的なフォルムが目を引く、現代的なデザイナーズハウス。

グレーを基調としたカラーリングと無機質な素材の組み合わせが、無駄を削ぎ落としたシャープな印象を生み出しています。

玄関ポーチへの視線を遮る塀の配置など、プライバシーへの配慮も随所に施されており、機能性とデザイン性を高次元で両立。平屋でありながら、ボリューム感のある存在感を放つ洗練された外観が魅力です。

壁が包み込むアウトドアリビングで、家族だけの時間を紡ぐ家|福島県会津若松市の平屋の事例

④重厚感と洗練が共存するブラックデザイン住宅

ブラックを基調としたシックな外観が印象的な二階建て住宅。モダンでクールな佇まいは、周囲の景観の中でひときわ存在感を放ちます。

ダークカラーの外壁が生み出す重厚感と、シンプルに整理されたフォルムの洗練さが見事に調和。

カフェのような内装デザインとも呼応する、スタイリッシュで個性的な外観は、デザイナーズハウスならではの大胆な色使いの好例といえるでしょう。

カフェのようなダイニングで、日々の会話が豊かになる家|福島県鏡石町の二階建ての事例

⑤カッティングされたような造形美が際立つデザイナーズハウス

まるで彫刻のように切り取られたような、オリジナリティあふれる外観デザインが印象的な二階建て住宅。

2台分のガレージを組み込みながらも、シャープで洗練されたフォルムを実現しています。魅せる部分と見せない部分を計算し尽くした設計により、カーテンレスでも美しい佇まいを保つ工夫が随所に。モダンで立体的な造形美と、機能性を高次元で融合させた、まさにデザイナーズハウスならではの外観です。

ラグジュアリーなアウトドアリビングが、高級感のある日常に|福島県会津若松市の二階建ての事例

内装デザインの事例5選

①モノトーン×木目の洗練空間。鉄骨階段が際立つアウトドアリビングの家

四方を壁に囲まれたプライベートなアウトドアリビングが特徴的な住まい。ブルーとベージュのツートンカラーで仕上げた外観は、箱を組み合わせたようなシンプルなデザインです。

室内は、大きな窓を通じてアウトドアリビングと一体化した開放的なリビング、モノトーンと木目で統一された洗練されたキッチン・ダイニング、スタイリッシュな鉄骨階段など、デザイン性と機能性を兼ね備えた空間構成。人目を気にせず家族だけの時間を楽しめる、都会的でモダンなデザイナーズハウスです。

リビングの延長に広がる、空の下のもう一つの部屋|福島県本宮市の二階建ての事例

②見せ梁のリビングとグレーのキッチン。愛車を眺める黒の書斎がある家

シャッター付きガレージと中庭を備えた、車好きのためのデザイナーズハウス。玄関ホールや黒を基調とした書斎からも愛車を眺められる設計が最大の魅力です。

グレーを基調としたラグジュアリーなペニンシュラキッチン、天井の見せ梁が印象的なリビング、琉球畳を採用したモダンな和室など、細部までこだわり抜かれた内装。

中庭からの自然光が室内を明るく照らし、機能性とデザイン性が高いレベルで融合した住空間を実現しています。

ガレージはもう一つの書斎。愛車を眺め、愛でる毎日|福島県会津若松市の二階建ての事例

③圧巻の吹き抜けリビング×黒のアイランドキッチン。鉄骨階段が映える邸宅

黒を基調としたエッジの効いたデザインが印象的な、ラグジュアリーなデザイナーズハウス。

圧倒的な開放感を生み出す高い吹き抜けリビング、間接照明が美しい黒のアイランドキッチン、インダストリアルスタイルの鉄骨階段など、モダンで洗練されたデザインが随所に。

中庭から差し込む光が、黒い壁に囲まれた空間に奥行きと表情を与えます。生活感を感じさせない高級感のある内装と、立体的な間取りが特徴的な上質な住まいです。

中庭が光を招き入れる、黒い壁に囲まれたプライベート空間|福島県会津若松市のデザイナーズハウスの事例

④パステルブルー×ホワイトのキッチンと防音書斎。2階リビングで家族が集う家

車やバイクいじりが趣味のご夫婦のために設計された、シャッター付きガレージを備えた住まい。真っ白な塗り壁(Sto)が美しい外観に、木目が温もりを添えるミニマルなデザインです。

2階には南北に大小の窓を配した明るいリビングと、ホワイト×パステルブルーの調和が美しいペニンシュラキッチンを配置。

防音対策が施された書斎、広々としたルーフバルコニー、機能的なランドリールームなど、家族それぞれの趣味や生活スタイルに寄り添った空間設計が特徴です。

注文住宅ならではの自由度を活かした造作洗面台など、細部までこだわりが光る住まいです。

夫婦それぞれの趣味の城と、家族が集う2階リビングの家|福島県郡山市の事例

⑤ 黒のキッチン×スケルトン階段。アクセントウォールが美しいミニマル空間

純白の外壁とミニマルなデザインが美しい、昼夜で異なる表情を見せる住まい。夜になると四角く整った建物から溢れる光が、まるで芸術作品のような美しさを醸し出します。室内は黒を基調とした高級感のあるペニンシュラキッチン、大きな間接照明が特徴的なアクセントウォール、浮遊感のあるスケルトン階段など、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインで統一。大きな窓から望む景色と広々としたバルコニーが、コンパクトながらも開放感のある空間を実現しています。

夜には光のオブジェとなる、白亜のミニマルデザイン住宅|福島県須賀川市の二階建ての事例

 

デザイナーズハウスで人気の間取り・デザイン要素

吹き抜け

吹き抜けは開放感を演出する定番のデザイン要素です。天井高を活かすことで、実際の床面積以上の広がりを感じられます。

高窓からの採光効果も大きく、2階からの光が1階まで届くため、北側の部屋でも明るい空間を実現できます。ただし、冷暖房効率への配慮が必要になるため、断熱性能の高い住宅と組み合わせることが重要です。

中庭(コートハウス)

中庭はプライバシーを確保しながら明るさも得られる理想的な設計手法です。家そのものに囲まれた場所に庭をつくるため、隣家からの視線を気にする必要もありません。

バーベキューや読書など、プライベートな時間を楽しむアウトドアリビングとしても活用できます。都市部の住宅密集地でも開放的な暮らしを実現できる点が魅力です。

スケルトン階段

スケルトン階段はデザイン性と機能性を兼ね備えた人気の要素です。階段自体がインテリアの一部となり、空間に洗練された印象を与えます。

光と風の通り道を確保できるため、家全体の空気循環にも貢献します。素材や色の組み合わせで個性を表現できる点も魅力でしょう。

大開口の窓

大きな窓は景色を室内に取り込み、内と外のつながりを生み出します。自然光をたっぷり取り入れることで、明るく気持ちの良い空間になります。

ただし、断熱性能の高いサッシを選ぶことが重要です。福島県のように冬の寒さが厳しい地域では、トリプルガラスなど高性能な窓の採用をおすすめします。

土間・土間リビング

土間は多目的に使える便利な空間として再注目されています。玄関から続く広い土間スペースは、自転車やベビーカーの収納、趣味のスペースなど幅広く活用できます。

和モダンのデザインとの相性も良く、現代的な暮らしに合わせたアレンジが可能です。アウトドア好きの方にも人気の設計要素になっています。

デザイナーズハウスの費用相場と予算の考え方

坪単価と総費用の目安

デザイナーズハウスの坪単価は、一般的に80万円から120万円程度が相場とされています。35坪の住宅なら2,800万円から4,200万円程度が目安となります。

ただし、これはあくまで平均的な数字です。設計の複雑さや使用する素材、住宅性能のグレードによって大きく変動します。シンプルなデザインを選べば、坪単価70万円程度で実現できるケースもあります。

費用が高くなる要因

デザイナーズハウスの費用が高くなる主な要因は3つあります。

1つ目は設計料です。建築家やデザイナーへの設計料として、工事費の10%から15%程度が別途必要になる場合があります。ただし、設計施工を一貫して行う工務店なら、この費用を抑えられることもあります。

2つ目は特注材料や高級素材の使用です。無垢材や輸入タイルなど、こだわりの素材を選ぶとコストは上昇します。

3つ目は施工の複雑さです。変形地への対応や特殊な構造の場合、施工に手間がかかり費用が増える傾向にあります。

コストを抑えるポイント

デザイナーズハウスでも工夫次第でコストを抑えることは可能です。

まず、こだわる部分とシンプルにする部分のメリハリをつけることが重要です。リビングや外観は重視し、寝室や収納は標準仕様にするなど、優先順位を明確にしましょう。

次に、標準仕様の中から選ぶことです。特注品ばかりでなく、既製品をうまく活用することでコストダウンできます。

デザイナーズハウスを建てる手順【完全ガイド】

ステップ1:依頼先を決める

デザイナーズハウスの主な依頼先は設計事務所、ハウスメーカー、工務店の3つです。

設計事務所は高いデザイン性が魅力ですが、設計と施工が別々になるため費用が高くなりがちです。ハウスメーカーは安心感がありますが、デザインの自由度は限定的になります。

工務店は設計施工を一貫して行えるため、コストと品質のバランスが取りやすい点がメリットです。デザイナーとの相性も重要なポイントになります。デザイナーの嗜好性や過去の作品を見て、自分たちの趣味嗜好に合うかどうかも見るべきポイントです。

依頼先メリットデメリット
設計事務所デザイン性が高い費用が高め、工期が長い
ハウスメーカー安心感、工期が短いデザイン自由度が限定的
工務店コストと質のバランス会社による差が大きい

ステップ2:建設地を選ぶ

土地が決まっていない場合は、依頼先の担当者と相談しながら土地探しを進めましょう。土地は法律によって建築の制限が設けられている場合がほとんどなので、理想とするデザインの家が建てられる場所かどうか事前に確認する必要があります。

建築の専門家と一緒に土地を見ることで、素人では気づかない制限や可能性を発見できます。福島県内の土地探しも、ディライトホームがサポートいたします。

ステップ3:打ち合わせ

依頼先と建設地が決まったら、デザイナーや担当者との打ち合わせが始まります。間取りや譲れないポイントなど、できるだけ具体的に希望を伝えましょう。

一般的な打合せ手順は、①間取りを決める②仕様を決める③色を決める④照明器具やカーテン等を決める⑤外構計画を確認するという流れです。

打ち合わせ回数は平均15回から20回程度、期間は3ヶ月から6ヶ月程度が目安になります。疑問や不安は都度確認し、納得しながら進めることが重要です。

ステップ4:設計・プラン確定

打ち合わせを重ねて基本設計から実施設計へと進めていきます。基本設計では間取りや外観デザインの方向性を決め、実施設計では具体的な寸法や仕様を細かく決定します。

設計が固まったら建築確認申請を行政機関に提出します。建築確認申請を提出した後の変更は、諸手続き費用が余計にかかってしまいますし、工事着手後の変更は、材料のキャンセル料などが必要となるため注意が必要です。

ステップ5:施工〜完成

建築計画が確定したら、いよいよ施工が開始されます。工事期間は建物の規模にもよりますが、4ヶ月から6ヶ月程度が一般的です。

施工中は実際に現場まで足を運び、完成までの様子を見て状況を確認しておくと安心です。ディライトホームでは厳しい外部監査がある施工ルールの中で品質管理を行っています。

建物が完成したら、施工会社と一緒に最終チェックを実施します。汚れや傷、不具合がないか細かく確認し、気になる点があればすぐに相談しましょう。

後悔しないデザイナーズハウス建築のポイント

デザイナー・建築家の施工事例を確認する

デザイナーや建築家を選ぶ際は、過去の作品を必ず確認しましょう。ホームページや施工事例集で、そのデザイナーの得意なスタイルや設計思想が分かります。

また、実際に会って話すことで相性を確認することも大切です。家づくりは長期間の付き合いになるため、コミュニケーションが取りやすいパートナーを選びましょう。デザイナーの嗜好性や過去の作品を見て、自分たちの趣味嗜好に合うかどうかも見るべきポイントです。

見学会で住み心地も確認する

完成写真だけでなく、実際の住み心地も確認することが重要です。可能であれば見学会に参加し、住んでいる方の生の声を聞きましょう。

施工事例の確認や見学会への参加で、住み心地に配慮した設計をしているか確認する必要があります。デザイン性だけでなく、動線の良さや収納の使いやすさなど、実用面もチェックしてください。

機能性も重視する

本当の意味で良いデザイナーズハウスというのは、見た目だけでなく、使い勝手や暮らし心地など、見た目と使い心地が両立した住まいです。

美しさだけを追求するのではなく、日々の暮らしやすさも考えた設計を選びましょう。家事動線やメンテナンス性なども、長く快適に住むための重要な要素です。

【よくある質問】デザイナーズハウスQ&A

Q1:デザイナーズハウスは住みにくいって本当?

A: デザイナーズハウスは「住みやすい」場合と「住みにくい」場合があります。良くも悪くも、設計者によってデザインと機能性が大きく変わります。

デザインを重視する設計士の場合、機能性が犠牲になるケースもあります。住みやすいデザイナーズハウスを建てたいなら、施工事例の確認や見学会への参加で、住み心地に配慮した設計をしているか確認しましょう。

Q2:デザイナーズハウスの寿命は?

A: デザイナーズハウスの寿命は一般的な注文住宅と変わりません。適切なメンテナンスを行えば、30年以上快適に住み続けることができます。

むしろ、構造や断熱性能にもこだわって建てられることが多いため、長期的な耐久性は高い傾向にあります。定期的な点検とメンテナンスが長寿命の秘訣です。

Q3:ローコストでデザイナーズハウスは建てられる?

A: 工夫次第で可能です。こだわる部分とシンプルにする部分のメリハリをつけることが重要になります。

例えば、外観とリビングは重視し、寝室や水回りは標準仕様にするなど、優先順位を明確にすることでコストを抑えられます。

Q4:ハウスメーカーと設計事務所、どちらがいい?

A: それぞれにメリット・デメリットがあり、あなたの優先事項で選ぶべきです。

デザイン性を最優先するなら設計事務所、安心感や工期の短さを重視するならハウスメーカー、バランスを求めるなら工務店が適しています。福島県内で探すなら、設計施工を一貫して行う工務店がおすすめです。

Q5:デザイナーズハウスに向いている人は?

A: こだわりが強く、打ち合わせに時間をかけられる方に向いています。

自分の理想を具体的にイメージでき、それを実現するために労力を惜しまない方には最適な選択です。一方で、すぐに入居したい方や、選択に時間をかけたくない方には不向きかもしれません。

まとめ:デザイナーズハウスで理想の暮らしを実現しよう

デザイナーズハウスは、建築家やデザイナーが設計したデザイン性の高い住宅です。唯一無二のオリジナルな家を実現できる一方で、費用や期間、選択の多さなど注意すべき点もあります。

この記事の重要ポイント

  1. デザイナーズハウスは自由度が高く、理想のデザインを実現できる
  2. 狭小地や変形地でも魅力的な住まいが建てられる
  3. 費用は坪単価80万円〜が目安だが、工夫次第で抑えられる
  4. 後悔しないためには、デザイン性と機能性の両立が重要
  5. 信頼できるデザイナー・工務店選びが成功の鍵

デザイナーズハウスがおすすめな人

  • おしゃれで個性的な家を建てたい方
  • こだわりが強く、妥協したくない方
  • 打ち合わせに時間をかけられる方
  • 特殊な土地に家を建てる必要がある方

福島県郡山市のディライトホームでは、有名建築デザイナーによるプランニングと、確かな施工技術で、デザイン性と住み心地を両立した家づくりをご提案しています。

「デザイン性の高い家を建てたいけど、費用が心配」

「自分たちに合った家づくりの方法が知りたい」

そんな方は、ぜひ一度ディライトホームにご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたの理想の暮らしを実現するお手伝いをいたします。

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