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注文住宅の見積もり依頼を成功させる完全ガイド!流れ・ポイント・注意点・対処法を徹底解説

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「注文住宅を建てたいけど、見積もりはどうやって取るの?」
「注文住宅の見積もりを依頼する際のポイントを知りたい」

注文住宅の建築を検討する際、上記のような疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、見積もりの流れや依頼時の3つのポイント、確認時の注意点などを詳しく解説します。

ぜひ最後までお読みいただき、注文住宅の見積もり依頼にお役立てください。

なお、ディライトホームでは、完全フルオーダーの注文住宅を受け付けております。「デザイン×建築家と創る家」をコンセプトに、お客様に寄り添ったデザインを提供しています。

見積もり依頼や住宅見学会の来場予約、資料請求などでご相談を希望の方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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注文住宅の見積もりを依頼する際の流れ 【4STEP】

注文住宅の見積もりを依頼する際の流れ 【4STEP

注文住宅の見積もり依頼は、以下の4つのステップで進めます。

  1. 予算と希望条件を決める
  2. ハウスメーカーや工務店の情報を集める
  3. 住宅展示場やモデルハウス見学に行って確かめる
  4. ハウスメーカーや工務店を3社ほど絞って見積もり依頼をする

いきなり注文住宅の見積もりを依頼するのではなく、使える予算の洗い出しから始めると、無駄な出費を避けられます。

では、それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

STEP1: 予算と希望条件を決める

まずは、実現可能な予算と理想の住まい像を具体的に洗い出します。予算設定は、無理のない返済計画を立て、将来のライフプランも考慮しましょう。

希望条件は、家族構成やライフスタイル、将来のビジョンを踏まえ、入居時期や間取り、部屋数、階数など可能な限り具体的に書き出してみてください。

また、令和4年度住宅市場動向調査報告書によると、全国平均で建築資金は3,935万円、土地購入資金は1,819万円ほど必要なことが分かっています。ただ、このデータはあくまでも平均値なので、自身の状況に合わせて予算を検討するのが大切です。

例えば、共働き夫婦で将来的に子どもを持つ予定がある場合は、子ども部屋の確保や育児に適した設備なども考慮する必要があります。

STEP2: ハウスメーカーや工務店の情報を集める

希望の予算と住まい像が固まったら、ハウスメーカーや工務店の情報を集めます。インターネット検索や住宅情報誌、資料請求などを活用し、希望するデザインや設備、予算に合う会社を探します。それぞれの会社の特徴を比較検討し、自分たちの理想に近い会社をリストアップしましょう。

例えば、デザイン性を重視するなら、デザイン力に定評のあるハウスメーカーや建築家と提携している工務店を重点的に調べます。機能性や省エネ性能を重視するなら、高性能住宅を得意とするハウスメーカーや工務店をリストアップするのもよいでしょう。

また、地域密着型の工務店は、地元の気候風土に精通しているため、地域特有のニーズに対応した家づくりが期待できます

STEP3: 住宅展示場やモデルハウス見学に行って確かめる

STEP3: 住宅展示場やモデルハウス見学に行って確かめる

候補となるハウスメーカーや工務店を絞り込んだら、住宅展示場やモデルハウスへ足を運び、実際に自分の目で確かめてみましょう。Webサイトやパンフレットだけでは分からない、建物の雰囲気や空間の広がり、素材の質感などを体感できます

例えば、リビングの広さや天井の高さ、窓からの眺め、収納スペースの使い勝手など、実際に空間を体験すると、より具体的なイメージが持てるでしょう。また、キッチンや浴室、トイレなどの設備機器も実際に触れて使い勝手を確認すると、自分たちに合った設備を選べます。

また、子どもの遊びやすさや、高齢の親にとっての住みやすさなど、家族それぞれの視点で確認すると、より満足度の高い家づくりにつながります。

STEP4: ハウスメーカーや工務店を3社ほど絞って見積もり依頼をする

好みの会社を見つけられたら、候補を3社程度に絞り込み、それぞれに見積もりを依頼しましょう。複数社から見積もりを取得すると、価格やサービス内容を比較検討し、最適な会社が選べます

また、見積もり依頼の際には、各社に同じ条件で依頼するのが重要です。例えば、建物の延床面積や間取り、希望する設備などを統一すると、公平な比較が可能です。

また、見積書の内容だけでなく、担当者の対応や会社の雰囲気なども考慮して、最終的な判断を行いましょう。信頼できるパートナーと家づくりを進めることも、理想の住まいを実現するために重要です。

注文住宅の見積もり依頼する際に失敗しないための3つのポイント

注文住宅の見積もり依頼する際に失敗しないための3つのポイント

見積もり依頼をスムーズに進めるための3つのポイントを紹介します。

  • 見積もりはできるだけ明確な内容で依頼する
  • 希望条件の優先順位を伝えておく
  • 土地を持っている場合は事前に伝えておく

注文住宅の見積もり依頼は、理想の住まいを作るための重要なステップですが、初めての家づくりではどのように進めたらよいのか迷いやすいです。

では、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

見積もりはできるだけ明確な内容で依頼する

見積もり依頼の際には、希望する内容をできるだけ具体的に伝えましょう。

例えば、「リビングの広さは18畳以上、南向きの大きな窓を設置したい」のように具体的な数値や条件を伝えることで、より正確な見積もりを取得できます。

大まかな希望だけで依頼すると、予算オーバーになったり、施工段階で想定外の費用が発生するかもしれません。また、実際に施工する段階で費用が変動する可能性もあるため、計画も乱れやすいです。

特に、予算は「〇〇万円ほど」ではなく、「〇〇万円以内で」とはっきり伝えることが大切です。

希望条件の優先順位を伝えておく

希望条件はたくさんあると思いますが、すべてを叶えるのは難しい場合もあります。そこで、希望条件に優先順位をつけて、ハウスメーカーや工務店に伝えましょう。

例えば「部屋数も大切だが、空調や水回りなどの設備の方が大切」など、希望を明確に伝えると、より希望に沿った提案が受けられます。

また、優先順位を伝えれば、ハウスメーカーや工務店は限られた予算の中で、予算と優先順位をもとに最適な見積もりを作成してくれます。さらに、予算に応じて設備や資材のグレードも調整してもらえるため、希望条件や優先順位は細かく伝えるようにしてみてください。

土地を持っている場合は事前に伝えておく

すでに土地を所有している場合は、必ずハウスメーカーや工務店に伝えましょう。土地の広さや形状、地盤の状態によって建てられる注文住宅は変わるため、土地を考慮して見積もりを作成する必要があります。また、地盤改良工事が必要な場合は、別途費用が発生する可能性があるため、事前に確認しておくことが大切です。

より現実的なプランニングと正確な見積もり提示につなげるためには、土地の状況を事前にしっかり伝えるようにしてください

注文住宅の見積もりを確認する際の3つの注意点

注文住宅の見積もりを確認する際の3つの注意点

見積もりを確認する際に注意すべき3つのポイントを解説します。

  • 不明確な項目は確認する
  • 提示した希望が十分に反映されているか確認する
  • 作成から時間が経っている見積書は再度作成してもらう

注文住宅の見積もりを受け取ったら、内容をしっかりと確認するのが大切です。見落としや誤解があると、後々大きなトラブルに発展する可能性もあります。

それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

不明確な項目は確認する

見積書には専門用語や略語が使われている場合があり、内容を理解するのが難しい場合もあります。そのため、「一式」と記載されている項目や、知らない用語があれば、遠慮なく担当者に聞いてみましょう

例えば、「建築工事費一式」と記載されている場合、どのような工事が含まれているのか、それぞれの工事の費用などを確認するのが大切です。不明な点をそのままにしておくと、後々追加費用が発生したり、希望と異なる工事が行われてしまう可能性があります。

見積もり依頼する会社ごとに項目が異なる場合もあるため、少しでも疑問に感じたら確認するようにしてください。

提示した希望が十分に反映されているか確認する

見積書に、依頼時に伝えた希望が正しく反映されているかを確認しましょう。例えば、希望したグレードのキッチンや浴室が採用されているか、床材や壁材は希望通りのものが使用されているかなどをチェックします。

希望と異なる点があれば、希望を伝え直し、再度見積もりを依頼するようにしてください。また、不要な設備やオプションが含まれていないかどうかも確認するのが大切です。見積もりの内容をしっかりと理解し、納得した上で契約に進みましょう。

作成から時間が経っている見積書は再度作成してもらう

見積書の作成から時間が経っている場合は、資材価格の変動などで金額が最新の情報と合致していない可能性があります。古い見積もりを使用すると予算計画に狂いが生じる可能性があるので、見積書の作成から時間が経過しているものは、再度作成してもらいましょう。

特に、建築資材の多くは、世界情勢や経済状況の変化によって、価格変動や廃盤になる場合があります。そのため、見積もりの有効期限を確認し、必要に応じて最新の情報に基づいた見積もりを再発行してもらってください。

予算オーバーした際の3つの対処法

予算オーバーした際の3つの対処法

ここでは、予算オーバーした際に検討できる3つの対処法を紹介します

  • 他社よりも価格が高い項目を相談してみる
  • 設備や資材のグレードを見直す
  • 外構会社に工事費用の見積もりも依頼をする

夢のマイホームを実現するために、念入りに予算計画を立てたにも関わらず、予算をオーバーしてしまうことは珍しくありません。

では、それぞれの対処法を詳しくみていきましょう。

他社よりも価格が高い項目を相談してみる

複数社から見積もりを取得している場合は、他社と比べて価格が高い項目がないか確認しましょう。全体的な予算は低いものの、一部の項目だけ他社より価格が高いケースがあります。もし、特定の項目だけが突出して高い場合は、ハウスメーカーや工務店に理由を確認し、価格交渉をしてみましょう。

また、相談すると値下げしてくれる可能性はありますが、過度な値引き交渉は今後の関係に悪影響を与える可能性があります

そのため、値引き交渉をする際は慎重に行うようにしてください。

設備や資材のグレードを見直す

設備や資材のグレードを見直すと、コスト削減につなげられます。

例えば、キッチンや浴室のグレードを下げたり、床材や壁材をより安価なものに変更すると、予算内に収められるかもしれません。そのため、壁や床など多くの資材が必要になる部分のグレードを見直すのがおすすめです。

こだわりたい部分とそうでない部分を明確にし、優先順位をつけてグレードを見直してみましょう

外構会社に工事費用の見積もりも依頼をする

外構工事は、住宅建築とは別に外構専門業者に依頼できます。複数の外構会社に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討すると、コスト削減につながるかもしれません。

また、外構工事は住宅完成後に行うこともできるので、予算が厳しい場合は、外構工事のタイミングをずらして依頼するのもおすすめです。

もし予算がオーバーした場合は、外構工事費用を複数の外構会社に見積もりを依頼して比較してみてください。

注文住宅の見積もりでお悩みなら「株式会社ディライトホーム」がおすすめ!

注文住宅の見積もりでお悩みなら「株式会社ディライトホーム」がおすすめ!

注文住宅の見積もりは、理想のマイホームを実現するための重要な第一歩です。そのため、注文住宅の見積もりを依頼する際は、予算や希望、優先順位などを明確に伝えるようにしましょう。

また、複数社に依頼して比較すれば妥当性が判断できるため、3社ほどに依頼するのがおすすめです。

予算オーバーになった際は、グレードや優先順位の見直し、外構会社へ見積もり依頼を試してみてください。

なお、ディライトホームでは、完全フルオーダーの注文住宅を受け付けております。「デザイン×建築家と創る家」をコンセプトに、お客様に寄り添ったデザインを提供しています。

見積もり依頼や住宅見学会の来場予約、資料請求などでご相談を希望の方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。

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